2012年12月31日月曜日

2012年をちょこっと振り返る

2012年を振りかる時
個人的に一番大きな出来事は
2月初めのことだったと思うが
2008年9月の病休開始以来続いていた
通院と服薬をきっぱり止めたことであろう

どちらも自分自身の勝手な判断によるものだったけど
そこに至る4年余りの格闘の日々から学んだ感覚や
このブログを含めて自分なりに自己分析した結果による
大英断であった

今思えば体調が回復期に入ったことも
思い切る要因だったのだろうけど
その結果さらに体調は安定したように思う
と言うか薬の副作用を疑う必要がなくなったことで
不調を把握し易くなったことが大きい

そうした改善への兆しを感じる中で
春と秋の2回Design Festaに参加できたことも
大きな進歩であった
かつては人混みが嫌だなんて言っていたんだから
それに自分が描いた絵の持つ力を
直接肌で感じられたのは大きな自信になったなぁ

彼女とはかなり大きな揺れがあったけど
その分逢っている時の一分一秒の愛おしさが増した
苦しみながら日々を生きて行く中で
こうしたキラキラした時間を一緒に過ごせることが
何よりも嬉しいことだ

病休から退職という大きな挫折があって
安定した人生とは程遠い思いを味わったけど
逆に言えば一度きりの人生
この先に何が待っているのか
ちょっとドキドキしながら生きていく方が楽しいじゃないかと
今は思っているのだ
それもまた彼女が居てくれるからこそである

来年はどんな年になるだろう
わたしはどこに向って進んでいくんだろう
とにもかくにも2012年も
全力で生きてきたと思える一年であったなぁ

2012年12月30日日曜日

「禿山の一夜」ファイアーバレー

夕方になると熱が上がる
午前中は平熱で昼過ぎに36.6度と上がってきて
今は37度あたりをウロウロしている
カラダの節々が痛むし鼻水とくしゃみも出る
寝ていた方が楽かというとそうでもない
起きたら起きたで辛いんだけども…

そんな中アメリカのプログレバンドFireblletのCDが届いた
1975年発売の1stでイタリア系5人組によるシンフォ作品だ
当時日本フォノグラムからも邦盤LPが出て
Nektarの「Recycled」を弟が
そしてこのFireballetの「Fireballet」をわたしが
分担して購入したことを思い出す 


以来イタリアで盤落としのCD化(2ndとの2 in 1)
という話を耳にしたことはあるが
音質面で評判は良くなかったし市場にもほとんど出なかった
それがここに来てスウェーデンのレーベルから
リマスターされて発売されたのである
何年待ったことか…あぁ感無量なり

CDでの発売が望めないので
LPレコードからアナログ→デジタル変換して
苦労してmp3データを作ったものがいくつかある
The Enidの1stと2ndを筆頭としたその作品は
今ではほぼCD化が終っていた
でもこの「Fireballet」だけはまだであった
もう日の目を見ることはないんじゃないかと思っていたのだ

作品的には超名盤と言うにはちょっと難がある
ハモればYesになりソロだとGenesis
そして有名バンドのサウンドの特徴やメロディーの一部を
奥面もなく使うという節操のなさは
好き嫌いが別れるところであろう

でもそれをスムーズに聴かせてしまう構成力と演奏力がある
特に19分近い「Night On Bald Mountain」は
ムソルグスキーの原曲の間にドビュッシーの「静める寺」をはさみ
見事な緩急とコーラスワークで聴かせる傑作だ
クラシックを翻案した作品としてはずば抜けて完成度が高い

その一番の盛り上がりのところで
イアン・マクドナルドが気持ち良さそうにサックスソロを聴かせる
それもまた本作の魅力になっている

2012年最後を飾るプレゼントである

2012年12月29日土曜日

発熱〜!

わたし的には非常に珍しい発熱中である…あぁ…

特にあくびができなくなった病休前後からは
どんなに不調になっても寝込んでいても
発熱しなくなっていたのだが
最近は年に1回ぐらい発熱するようになった

昨日は実家へ行って今年最後の片付けをしたのだが
結局カゴにあった洗濯物を干したぐらいで
大して動くことはできなかった…あたりから
もうおかしかったんだろうと思う

夜は眠くて仕方なく
な〜こと一緒にいたのに抱き合うこともできなかった
何と珍しいことであろうか…

そして夜中から朝にかけてお腹が張る感じが強くなり
朝はシクシクと痛み出したのだ
以前時々起った“胃痛”ではない
今回は腸の調子が狂っている感じである
でも強烈にお腹をこわしているわけでもない
そして今のところ嘔吐も吐気もない

っていうことはノロウイルスじゃなくて
インフルエンザかなぁ… 
でも高熱になっているわけでもないのだ
昼に計って37.3度…その後も37.4度とかあまり変わらない
まぁこれからガァ〜っと熱が上がるかもしれないから 
予断は禁物であろう

でも今の段階でも
普段発熱しないわたし的にはかなりシンドイ
カラダの節々が痛み歩いていてもフラフラする
実家の住人とわが家の住人と
誰より近くにいたな〜こにうつしていなければ良いのだが…

発熱できるようになったことは喜ばしいけど
発熱そのものは喜ばしくない…
そんな複雑な心境のわたしである

 

2012年12月26日水曜日

Very Merry Christmas デート!

昨日のクリスマスは
な〜こと銀座デートをしたのだ

まず牡蠣料理の店オストレア(Ostrea)の 
コリドー通り店でお昼ご飯
ぐるなびのお店のウリに
「イケメン揃ってます」と書かれた店だったが
そんなことは関係なく
お目当てはランチに付く“カキフライ食べ放題”

ランチメニューから牡蠣とルッコラのパスタを頼んで
バイキング形式のサイドメニューから
サラダとカキフライを大量に取ってくる
まさに牡蠣尽くしなり
一冬分くらいの牡蠣を食べたんじゃなかろうか


満腹&満足で店を出て
日が沈むまで近くの日比谷公園を散策
あぁ…退職校にいた時に新入生の春の遠足で
新宿都庁からはるばるここまで歩いてきたなぁ…
なんて5〜6年前のことを
公園に足を踏み入れてから思い出す

懐かしさを感じるような思い出ではないが
だからと言って今では辛さや苦しさも感じないなぁ 
あの狂騒の日々は何だったんだろうとか思いつつ
美しい冬の陽射しの中を
な〜ことゆっくり歩く


その後公園内にある日比谷図書文化館で
のんびり雑誌をめくりながら時間をつぶして
4時過ぎになって次の目的地へと向う

そこは新橋駅近くにある
ショッピングモール&レストランカレッタ汐留
目指すは12/25最終日となる“リュミエの森
イルミネーションと3Dプロジェクション・マッピングによる
音と光の無料イリュージョン・ショーである

17時から開演(上演時間や約6分で15分間隔)だが
クリスマス&最終日ということもあってか
16:30の時点でかなりの人出だ
16:50にイルミネーションが点灯し17:00きっかりにショーが始まる


建物の形に合わせて猛スピードで動いていく映像が美しい
息つく間も無く6分間が終了する…堪能〜!

その後中央通のヒカリミチをお散歩
ところが途中でトイレ休憩で入ったお店で
またまたビックリなことが…


銀座ニューメルサ3Fにあったお店
銀座SGC店頭に飾られていたのがこの
“10億円のクリスマスツリー”である

飾られているのはすべて純金製の品々
圧巻は二つの巨大な金塊だ
映画などで出てくるいわゆる“金の延べ棒” と
120kgにもなる食パンサイズの金の塊である

金の延べ棒をナマで見るのはもちろん始めてだが
食パンサイズの金塊なんて
デカ過ぎてスゴさが実感できない…



総額10億円という凄まじいものであるのに
店員さん二人以外には
警備員の一人もついていないという無防備な展示で
騒いでいるのもわれわれだけというのは
ちょっと寂しいものがあったが
それはそれとしてかなりラッキーであった
な〜こと歩いていると面白いことに出くわすのである

そこからさらに歩いて最後の目的地へと向う
そこは東京駅に近い丸の内中通り
10/1から来年2/17まで
街路樹がLED約101万球で彩られているのだ
使われているのは丸の内オリジナルカラーの
“シャンパンゴールド” 色だそうな
延々と続く光の並木道が美しい
サンタさんも輪タクで大忙しだ  



クリスマス散歩の終点は東京駅 
12/21から開催されていた 
「東京ミチテラス TOKYO HIKARI VISION」
…だったんだけどあまりの混雑により
12/24が中止12/25以降が未定となっていたのだ
復活への淡い期待を抱いて行ってみたのだが
12/25以降は全て中止であった…残念


これでお昼の待ち合わせから延々5時間に渡るお散歩も終了
お腹と目にいっぱいの刺激と幸せをもらって
クリスマスの銀座の夜は終ったのであった

な〜このお家に到着した時点で1万7千歩…
あまり動かなくなる冬だけど
寒い中二人で良く歩いたなぁ〜
ずっとしゃべり続けて笑い続けて
すんごく楽しいクリスマス散歩であった

2012年12月24日月曜日

AppleWorksに匹敵するソフトが無い!

文字とグラフィックを使って
フライヤーみたいな1枚ものを作るには
AppleWorksは非常に使い易いソフトなのである

画像をドラッグ&ドロップで取込めて
リサイズも変形もOK
変形も可能だし好きな場所にも持っていける
図形描画機能もついているから
ちょっとした円や四角など色付きで配置できる

極めつけは横書きと縦書きが混在できること
文字列もブロックで扱えるから
好きな場所に配置可能だ
となれば当然年賀状作りにも重宝するのである

マイクロソフト・ワードはソフト自体が重いし
レイアウト中に理解し難い乱れが出たりするので
どうしても使う気にならない
アップルの後継ソフト的なPagesは
いつになっても縦書きをサポートしてくれない
結局随分昔にサポートも終っているAppleWorksを
未だに手放せないでいるのだ

OSをSnow Leopard(10.6.6)にアップグレードしたら
AppleWorksの動きが鈍くなった
機能によってはちょっと不安定な動きをする
困ったものだがそれでも今年の年賀状も
AppleWorksを使って作り上げたのであった

同じようなことをしようと思うと
いきなりIllustratorみたいな超効果なソフトに
頼らざるを得なくなる
そこまで高機能である必要は無いのに

AppleWorks並の手軽さとワープロ&グラフィック機能を備えた
統合ソフトってもう出てこないのかなぁ…
まだまだAppleWorksをなだめすかしつつ使い続けなければと
心を新たにした次第である…
って言うか毎年この時期同じこと言ってるような気も…

2012年12月13日木曜日

意識的に汗を出せるワタシ

自律神経失調気味だぁ〜とか言って
吐き気や頭痛に苦しんだりしているワタシであるが
実は意識的に汗をかくことができるのである

そうは言っても全身にというわけではなく
局所的に可能なのだ
それは指である

スーパーなどでお買い物をして
レジが終ってからレジ袋に買ったものを詰める時に
良くレジ袋がくっついてうまく開けないことがある
テーブルに指を湿らせる道具が置いてあったりするが
わたしの場合は要らないのだ

ちょっと深呼吸しながら指に意識を集中させる
そして湿った指でくっついたレジ袋を開く様子をイメージする
するとアラ不思議…すぐに指がチリチリした感じになって
少し湿ってくるのである
それもちょうどレジ袋を開けられる程度にだ

いつの頃からか覚えが無いのだが
そんなことが可能になったのだこのワタシ 
試しに家で試してみたのだが
レジ袋を指で開けるイメージを持つと
やっぱり湿ってくるのであった
これはちょっとしたワザだな

汗をかくっていうのは
自律神経系における交感神経の働きだそうだ
だからほんの一部ではあるけれど
ワタシは自律神経をコントロールできるのだ
っていうほど大げさなものではないだろうけど…

いや待てよ…
交感神経は言わばアクセルであり副交感神経はブレーキだ
自律神経失調の場合は副交感神経の働きが
弱くなる傾向があるという
つまりアクセル踏みっぱなし状態である
アクセル踏みっぱなし…どこかで聞いたような話だぞ?

つまりわたしはアクセルは踏み易く
ブレーキは踏みにくい状態にあるということだ
あら…病休ダウン直前のワタシの状態じゃないですか…
全力疾走しながら止まったら死ぬみたいな感じ
サメか?ワタシは…

そんなアクセルを踏み易い状態だから
汗もかき易いということか…
なんだ…自慢にも何にもならんじゃないのよ…

さらには発汗は副交感神経は関与せず
交感神経だけで調節されているのだとか
そりゃなおさら発汗させやすいわけだ

あ〜残念…ちょっと自慢したかったのにな
そうすると自律神経失調が落ち着いてくると
イメージすることで指を湿らせることも
できなくなるんだろうか…

何だかそれはつまらないのである

SafariでYoutubeの再生ができない!

全ての動画ではないのだが
選択しても画面が黒くなったきりで
動画が一向に再生されないという不具合が出た
これは困る…

そこでまたまたネットで調べたところ
自動的にHTML5が視聴できる試用版になっているので
Youtube HTML5動画設定ページへ行き
画面の一番下にある
「HTML5試用版を無効にする」をクリックしたら
無事動画が再生できるようになったのであった

  
いやぁしかし…
ちょっとでもパソコン苦手があるとこういう時困るだろうなぁ
「SafariでYoutube」で検索したら出てきたのだが
どうやったらこういう情報に辿り着けるかわからんだろうし…

わたし自身ネットで調べようと気づくまでに
Safariやっぱり止めようか…などとちょっと悩んじゃったのだ
これだけ普及しながら
まだまだパソコン&ネットは不親切であるなぁと
あらためて思ったのであった

2012年12月12日水曜日

恐怖の〝カート一体型ストーブ〟

昨日も「実家ビフォーアフター」な火曜日であった
前回行き詰まったかに見えた片付けも

「お〜そうだ、(秘かに)処分する衣類や布類を、すべて段ボールに詰めて重ねて置いておけば、見た目も扱い上も良いではないか!」

ということに気づき
再び意欲がわいてきたのであった

まとめてみるかなりデカイ段ボールほぼ5箱分となって
今さらながらビックリである
でも少しスペースが空いて片付けた成果を感じられたし
これを処理すれば良いのだというゴールが
こうしてカタチとして見えるとやる気につながる
もちろん最終ゴールではなくて
「ゴールその1」に過ぎないんだけども…

そして懸案であった“ カート一体型ストーブ”にも着手した
これはゴロゴロ転がすカートに石油ストーブを乗せ
簡単にどこにでも持って行けるようにしたスグレもの…
なワケなどでは全然なくて
家で父様を介護していた頃「寒い寒い!」という父様のために
食事やトイレなどどこにでも持って行って
近くでストーブにあたれるようにした
非常〜に危険な代物なのだ
火がついたまま動かしたりしてたしなぁ…


ある日突然作られて家では重宝に使っていたようだが
ケアマネさんとか訪問看護婦さんとなど
周囲の誰もが「危ないから止めた方が良い」と言うのも聞かず
その後父様が介護施設に入り
わたしが強力石油ファンヒーターを買ったにもかかわらず
隙を見せると使っているというモノであった
でも母様の最近のヨレヨレ具合を見ると限界である
っていうかそもそも使っちゃダメなんだけども…

固定にはビニール紐が使われているという
それは導火線か?と言わんばかりの恐ろしいモノであったが
意地の塊のようにグルグル巻きにされていたので
外すのがとても大変であった
それでもかなりの時間をかけて分離に成功した
カートは家の裏へ片付け
ストーブは停電時用に仕舞っておくことにした
はぁ一安心…て言うかかなり安心〜

さてさて元気ならば今週金曜日も行くのである
昨日も灯油がが切れているのに給油が面倒だと言って
母様は寒い部屋に電気コタツだけで暖を取っていたのだ
洗濯物も洗濯機の中に入れっぱなしだったし
片付け以外にもやることはありそうである

まぁわたし的のも無理の無い範囲でってことですが



2012年12月11日火曜日

「芸術収蔵+設計」にデザフェス写真が載った!

台湾(中華民国)の美術誌「芸術収蔵+設計」12月号が
今日わたしの手元に届いたのだった
英語雑誌名は「ART COLLECTION+DESIGN」
先日のDesign Festa vol.36の折に
わたしの絵を載せたいという話をいただいた雑誌である


台湾から荷物が届くというのは始めてである
パッと見は漢字にそれほど違和感を感じないので
日本のアート系雑誌と見まごう印象だ
ページをめくるとさすがに漢字だらけなので
台湾の雑誌なんだなぁと実感が湧いてくる 

月刊誌ながら全196ページ(表紙・裏表紙含む)が
全て上質紙のフルカラーである
かなり力の入っている雑誌だと思われる

その中でDesign Festa vol.36が10ページに渡り紹介されていて
お話通りわたしの絵も取り上げられていた
あれだけ大規模なアート系作品群の中から
限られた紹介作品の一つに選んでもらえたというのは
ちょっと誇らしいかも〜
でも載せてもらったのがページをまたがっていたのは
大分残念かも〜

いずれにしても嬉しいことである
Design Festaに出展するのは
準備やお金の面でも色々大変ではあるが
やっぱりやっただけの面白いことがあるなぁ…と
再確認したのであった

2012年12月8日土曜日

怪奇・な〜こ妄想説

先日な〜ことと話をしていて
こんな話題になった

「別れたと思ったら突然縒りを戻したり、今度はニックネームを変えてみたりとかしてさ、ブログの読者の中には、『これって作り話じゃないの?』って思う人もいるんじゃない?」

「そうかもしれないねぇ。別れ話で超落ち込んでたと思ったら、いきなり復活して食事まで作ってもらってるしね。それにニックネームって普通はそう簡単に変えたりしないだろうし。」

「“にゃ〜こ”とか“な〜こ”とか呼んでる相手も、実はいないじゃない?って思ってたらどうする?」

「え?空想の人物?一人芝居?って言うか、妄想?」

「そうそう、妄想。だって一度も顔出してないからねぇ。出しちゃダメって言ってるからなんだけど。」

「え〜…いるかなぁ…そういう風に疑ってる人…。実は適応障害からさらに別の精神疾患とかを発病して、恋人の存在からデートや旅行の話まですべて空想、妄想で作り上げた世界で、“モンちゃん”はそれを現実だと信じているって?。う〜ん、それちょっと恐いねぇ。」

実はわたしの横には
ボロボロになった女の子の人形が置いてあって
胸には白い名札が縫い付けてあり
そこに書かれた“にゃ〜こ”という文字が乱暴に消され
“nyako”に“メェちゃん”が書き足されては消され
余白のような端っこに
小さく“な〜こ”って書かれているのだ…とか
うわっ…ホラーだわこれは
それこそ妖しい妄想が広がって行く〜きゃ〜
そんなことをピロートークしている二人は


ちょっと変わり者でしょうかしら

2012年12月6日木曜日

紅葉狩散歩<代々木公園>

今日もまたな〜こと紅葉見物散歩である
渋谷のヒカリエでお昼を食べてから
渋谷繁華街を抜けて
代々木公園に行ってきたのだ

本当に何十年かぶりの代々木公園だったけど
目の当たりにしてみると遥か昔のかすかな記憶のそれよりも
ちょっとこじんまりとした印象であった
いや都会の公園としては十分過ぎるほど広いんだけども

ここの紅葉が実に良かったのである

落ち葉が絨毯のように敷き詰められた場所があちこちにあり
そこに夕方の明るい陽が射して
ちょっと濃いめの影を作り出していたのが
とても晩秋を思わせる
美しくもノスタルジックな光景であった


高尾山に始まり
六義園に浜離宮に代々木公園
今年は紅葉をずいぶんと味わったなぁ

日陰はすでに大分寒く
陽が落ちるとあたりはさらにぐっと冷え込む 
思わず帰りに公園の近くにあったお店で
フランクフルトを食べてしまったのであった

熱くってはふはふはひはひ言っていたら
な〜こに「子どもだなぁ…」と言われた
まぁいつも言われていることなんですけどね

紅葉狩散歩<浜離宮>

都心の紅葉もおちおちしていると見逃しそうだったので
昨日は新橋にある浜離宮庭園に
な〜こと二人で行ってきたのだ

もともとは将軍家の鷹狩場だったそうだが
その後に江戸時代の代表的な大名庭園となったとのこと
広々としているがために逆に
背景に必ず付近の高層ビルが映り込むところが特徴か
でも夕闇に浮かぶ東京タワーは奇麗だったなぁ

わたしが待ち合わせに遅れてしまったので
閉園時間までほとんど30分ぐらい…
園内は駆け足散策だった上に
今は日が暮れるのも早いから
散策を楽しむ間も紅葉を味わう余裕もなく
あたりは夕闇に包まれてしまった

あぁ何とも申し訳なかったのであった… 


その後新橋から銀座を経て有楽町まで歩いた
途中な〜こが見つけてくれた黒川記章設計の
中銀カプセルタワーマンションに興奮! 
普通にカラーで撮っているのに
モノクロ写真のような妖しい雰囲気がステキ!


銀座中央通りは「ヒカリミチ」と称して
歩道の車道側が延々とイルミネーションで飾られていた


そして圧巻だったのが
な〜この案内で見ることができた
真珠のミキモトのジャンボクリスマスツリーであった


3000個のLED照明を使用したこのツリーは
1976年以来35本目になるという

いやぁ夜の人通りの多い繁華街を
こうしてストレス無く散歩することが出来だけでなく
あれこれ目移りしながら楽しめるというのは
思えば一年前にはまだまだ考えられなかったことだ
銀座って何か独特な落ち着いた華やかさがあるんですね

まだ体調の波はあるけれど
こういう散歩が嫌でも億劫でもなく
普通に自然に楽しめるとは
なんて嬉しいことなんだろう
ということを
ふと実感した銀座の夜であった

 

2012年12月4日火曜日

な〜このご飯は〝菜飯〟

以前“にゃ〜こ”だった時には“にゃ〜こメシ”と呼んでいたのだ
しかし“メェちゃん”を経て“な〜こ”に落ち着いたところで
さて何と呼ぼうかという話になった

「シンプルに“な〜こメシ”?“な〜こご飯”かな?」

「う〜ん、短くして“な〜こ飯(な〜こはん)”?」

「じゃ“な〜はん”?」

「な〜こはモンちゃんに野菜を食べさせる係だから、な〜この“な”は菜っ葉の“菜”だよ。だから“な〜はん”はその“菜”だね…いっそ“なは〜ん”ってのはどう?」

「な、なは〜ん??」

「そう“なは〜ん”、文字はそのままで。」

伝説の勇者ナハ〜ン!というのが浮かんだ
アラブか?東南アジアか?
ターバン巻いてそうな感じか
次にせんだみつおが浮かんだ
ナハ〜ナハナハ…古過ぎか…

そしてまた“あは〜ん”ってのが浮かんだ
“うふ〜ん”ってのもあるな…“いや〜ん”も…
鼻にかかった感じが似ているみたいだ

そうとうなインパクトではあるなぁ
それも超脱力系である
しかしご飯の名前に
そこまでのインパクとを求めるものだろうか?とか

しかし特別な名前が付くというのもまた面白い
何かこう面白いかどうかっていうことだけで
二人はいろいろなことを進めて行く傾向があるかもな
それは正しい生き方かもしれない
生き方とかいった大げさなものではないか…

ということでな〜こに作ってもらうご飯は
“なは〜ん”と呼ばれることになった
“菜飯”と書く

「な〜こ、今日の“なは〜ん”はなぁに?」

人前では言えるようになるには時間がかかるかも…
いや別に人前で言わなくてもいいんだけど

な〜こは面白い子である

2012年12月3日月曜日

新作CG「幾何学模型の丘 II」

静かな森のその奥には
人工的な物体がゆっくりと動いている丘がある
大気には霧か砂のようなものが混じり
あたかもそこから先は
全てが闇に溶け出しているかのようだ
 ※
昭和の大映怪獣映画「ガメラ対ギャオス」に出てくる
夜の山麓に漂う独特の空気感が
震えるほど素晴らしいのです。
そんな雰囲気を狙ってみたのですが


成果や如何に。

2012年12月2日日曜日

数十年ぶりの竹下通り

サッカーシューズ・メンテ用に
カラークリームを買いたいということで
中一くんと一緒に原宿竹下通りに行ってきたのだ

いや竹下通りにお店があるのではないのだが
お店に行くには奥の大通りに出る必要があり
それにはこのルートが最短距離だったのだ
それに竹下通りの“今”も見てみたいなぁと
思ったりもしたのもので…

「原宿」駅の「竹下口」で降りると
もう目の前が竹下通りである
あいにくの曇り空で寒々しい午後であったが
それでも竹下通りは今日も人であふれていた…

  
圧倒的に中高生女子多し…である
通りの入口付近では物見遊山の外国人観光客が写真を撮っている
人の波に押されるように歩いて行くと
ちょっと強引な客引き風アフリカン・アメリカン達が
アウターの写真を貼ったボードを持って
行く手に立ち塞がったりもしたし…買わないよ何も…

左右のお店を歩きながら眺めつつ

真っすぐな道を突き当たりの大通りまで歩くと
人混みに圧倒された感じでわたしはちょっとヘロヘロ
こういう女子率の高い場所が苦手な中一くんもヘロヘロ
その後に辿り着いたお目当てのスポーツショップ店内の
地味で落ち着いた雰囲気がとても嬉しかったのであった

しかし…何年ぶりかしらねぇ竹下通り…

って言うかわたしはここを歩いたことあったっけか?
入口を見てあぁここかと思った覚えはあるが
実際に通りに入ったことは…あったようななかったような…

帰りは渋谷まで歩いてみた

リニューアルした宮下公園には
金網で囲われたフットサルとスケボーの練習スポットが
道のど真ん中に造られていた
その他にもフリークライミング施設もできていた
散策を楽しむ場所ではなくなったなぁ
でもホームレス居住区化していたから
昔も散策は楽しめなかったか…

それにしてもリニューアルっていつのことだ?

わたしの中の色々な場所用の時計は
病休した2008年で止まっているのだなぁ

そんなことを思いながら

ちょっとした渋谷〜原宿散歩となった
曇り空だから印象はイマイチだったけれど
それでも木々の紅葉は大分進んでいた

今度はな〜こと
明治神宮あたりをお散歩したいなぁ
その後は渋谷までぶらぶらと
ウインドウショッピングしても良いしね

そうやって止まっていた時計を
一つずつ今の時間に合わせていけるといいと思う