2012年4月30日月曜日

「プログレ堂本舗」開店に思う

病休前の時期には
それほど気合いを入れて
プログレッシヴ・ロックを追いかけていたわけではない
もちろん話題になっているものを試し買いしたり
買いそびれていた名作を少しずつ集めたりはしていたけど
気が向いた時に手を出すくらいであった

それが病休になり自己嫌悪と体調不安定の中で
ココロの拠り所として“プログレ” が
なぜか大きな存在になっていった
プログレ関連のブログやサイトを立ち上げ
アルバムジャケットと曲名を印刷して
携帯できるような専用システム手帳を作った
CDの入った巨大なラックが安心感を与えてくれた

まさに“要塞”って感じである

プログレッシヴ・ロックは
自分がその体験や知識を少しは誇れるものであり
また嫌なことをその時だけでも忘れられるものであった
そしてむき出しになった自分を守ってくれる
新しい“要塞”になってくれそうな気がした
そんな時期があったのだ

今回「プログレ堂本舗」では
そんなCDコレクションを手放そうとしている
もちろんiTunesに入れてあるから
手放した後でも曲は聴くことができる
でもジャケット・グラフィックをシステム手帳に入れて
持ち歩いていたことを思うと
何と身軽になったことかと思うのだ

具体的なモノに安心感を求めていた頃とは違って
今はそういうものがなくてもココロの中に
新しい要塞が出来上がった…
そんな感じなのである

売れる売れないは別にして
追々すべてのCDが出品されることになると思う
新しく聴きたいものも
CDで購入し中古として売る
結果的にダウンロードよりは少しは安く
手に入ったことになるかもしれない
そんなことまで考えている自分は
変ったなぁと思うのだ

小遣い稼ぎ程度でも収入を…
なんて考えて始めたんだけど
始めたこと自体が
思いの外大きなことだったんだなぁと
ちょっと感心して振り返っているのである

CD販売を勧めてくれたのも
にゃ〜こである

   

2012年4月22日日曜日

crucial momentのアルバム・ジャケット

CDジャケット用ということで 
PIXTAでデータをご購入いただき
それがご縁で少しメールのやり取りを
させていただいた方から
CDが完成したとのメールをいただいた
  
そのcrucial momentのニューアルバム
「Alive in the Moment」がこちらである


いやぁ〜なかば自画自賛になっちゃうけど超カッコイイ!
DISK UNION/Amazon/HMVでも販売中である
うひゃ〜っていうほどうれしい!

こちらがオリジナル

 「あなたは守られている」

「プログレ堂本舗」開店で〜す!

昨日思い立って準備を始めた
Amazonマーケットプレイス連動ブログ
「プログレ堂本舗」が
本日開店である

只今6点がアップされているが
今日中にもう少しアップできるだろう

レイアウトもまだ試行錯誤の状態なので
今後また大きく変わるかもしれないけど
取りあえずこんな感じでスタートである

楽しみながらがんばるよん♪
 試行錯誤もまた楽し

2012年4月21日土曜日

デザイン・フェスタ・セレクション

5月のデザイン・フェスタは
この12点の絵に頑張ってもらおうと思う 
10点の予定だったけど12点でいく
まずはポストカードの印刷が終った
各10枚で全部で120枚のプリントであった
1枚ずつハガキサイズの透明ビニール袋に入れた
これならこのまま選んでもらえるし
お買い上げ品として渡すこともできる


自費出版画集に入っていないものが4点であるし
2010年来の作品がまずまず均等に入ったかな

ポストカードは1枚300円を改め200円にしようと思う

さて次はA4サイズ印刷だ
インクを2セット頼んだんだけど
それでも足りなくなりそうだなぁ
10枚ずつはやめて5枚ずつにしようか思案中

まぁでも“祭”な感じが少しずつ出てきた
パァ〜ッとやりましょう!
  

2012年4月18日水曜日

Amazonマーケットプレイスで中古CD販売開始!

購入したCD用ビニール袋がスリムCD用だったことで
標準CDサイズ用の物を再注文したのだが
他の準備品である
緩衝剤付き封筒と紙ジャケ用ビニールが揃ったので
ついに本日Amazon販売を開始したのだ
スリムCD用ビニール袋はムダになるかと思ったらさにあらず
デジパック仕様の場合に役立ってくれることがわかった

手始めは自分で買ったCDの中古販売である
4点ほど見繕って販売を開始した

商品説明は正確かつ簡潔にして丁寧に
販売価格は他の中古品とのバランスを見ながら
できるだけ良心的な価格を目指す
そしてサービスとして
すべてのCDにビニール袋をつける

今日販売開始したのは
AnekdotenとAin SophとTrianaとArte E Mestieriである
今回の目玉は販売準備中のGuneshだ
Guneshはルクメニスタンのプログレバンドで
民族音楽臭プンプンの超絶ジャズ・ロックである
今日中には登録できるかなぁ

毎日少しずつ販売登録を増やしていく予定だ
同時に仕入れにも精を出さないとなぁ
ちなみにTrianaは未開封品
Guneshは仕入れによる新品である

2012年4月15日日曜日

「SOLIPSIST(唯我論者)」Andrew Thomas Huang

Andrew Thomas Huang(アンドリュー・トーマス・ホワン)
というロサンジェルス在住の監督による
10分間の幻想的なアート・ムービー

シュールな展開とサイケデリックな色彩が織り成す
深層心理へのショート・トリップだ
  
  
土俗的な衣装や化粧や怪しく動く生き物や飾りなど
第一印象はCG満載な感じがするが
よく見ると毛糸などリアルな品々が使われてるし
クリオネのような生物も砂が落ちていく様子も
そこだけみれば実写だと思われる
つまりけっこう特撮を多用しているみたいなのだ
それが見る人の触覚に訴えるんだろう

作者のAndrew Thomas Huangは
1983年生まれ(今年29歳?)の
アニメーター・監督・アーティスト
南カリフォルニア大学で現代美術とアニメーションを専攻し
在学中からプロとしてのキャリアを積んでいたという

「この作品は夢想家達の為の催眠的で瞑想的なものです。美術館で展示されるアートビデオ、映画祭でも上映される映画にまたがるような映像作品を目指しました」(Andrew Thomas Huang)

いやぁ見入ってしまいました

  

2012年4月13日金曜日

遅咲きの桜が満開なのだ

今日も昨日と同様に春らしい天気
と言うより5月並の暖かさで
久しぶりに家の中でも裸足になって
おつかいにもサンダルで行ってきたのだ
やっぱり裸足はいいなぁ

重い腰を上げて銀行へ行き
「デザイン・フェスタ」のレンタル備品の支払いを
ちゃっちゃと済ませてきたのであった
あ…名前の前に「ブース番号」入れるの忘れた…
まいっか
とにかくこれで一安心である

今年も近くで咲いているカイドウが
可愛らしいピンクの花を咲かせていたのだ


そして用水路沿いの桜は
今が満開である


夕べからちょっと頭痛気味で
今朝もあまり回復した感じじゃなかったが
頭痛薬を飲んでちょっと横になっていたら
動けるようになった
その勢いで入金も済ませてこれたのだ

明日は雨の予報である
その前にカイドウと桜の写真も撮れた
昨日より動けるようになったかな

2012年4月7日土曜日

自主断薬から2ヶ月

2月アタマに断薬を開始し
早いもので2ヶ月が過ぎたのである
有り難いことに体調は安定している
  
ここ数日は朝起きるのがちょっと辛いが
だからと言って起きられないわけではない
思えば最初の1ヶ月くらいは
体調面でも情緒面でも
ちょっと不安定であった
断薬への自信もまだ持てなかったし
もちろん急に思い立って
断然断薬した反動が大きかったと思うけど
ちょうど子どもの中学受験があったりして
気持ち的にも落ち着かなかったり
生活のリズムも狂いがちだったから
そんな諸々なことが重なったんだと思う

受験も終わり
上の子の学校も始まり
下の子の学校が来週火曜から始まる
穏やかな生活のリズムも
また戻ってくるだろうと思う

断薬して感じたのは
体調面で服薬の効果が実際はもうなかったんだ
ということが実感できたこと
そして驚いたのは
気持ちが急き立てられるような感じがなくなって
随分と落ち着いた感じがすることである

特に去年はこの“急き立てられる感じ”が強くて
色々なことに手を出して
成功したものもあれば挫折したものもあるという
激しく動いた一年だったように思う
でもそういう衝動的なものが断薬後は薄れたのだ

不安定になったり落ち込んだりしないための
ある種の恒常的な興奮状態が
薬によって作り出されていたのかもしれないなぁ

もちろんそれは良い面もあって
急き立てられることで
色々新しい世界が開けたことは確かだ
手作り時計やベースや画集や個展などは
その勢いに乗っかってできたことだと思う

5月にはまだ“急き立てられていた”頃に決めた
デザイン・フェスタが予定されているが
その後はもう少しゆったりじっくりと
前に進んで行きたいと思う

止めてみて初めて
薬の影響がわかった感じだなぁ

ART-Meterでまた絵が売れたのだ(Femme IV - red -)

   

2012年4月4日水曜日

朝ドラ「梅ちゃん先生」が凄い!

「カーネーション」に替わって始まった
NHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」が凄い

話はまだ滑り出したばかりだ
ヒロインの梅子(堀北真希)も
  
「ドジでノロマでオッチョコチョイで
 人からも評価されず自分にも自信が持てないけど
 素直で心の優しいオンナノコ」
   
という、見事に古典的な性格づけであるから
ドラマとしてどうなの?っていうのは
まだまだもう少し見ていかないと何とも言えないんだが…

じゃあ何が凄いかと言うと
戦後の焼け野原と化した東京(蒲田)の風景のリアルさである


空襲による焼け野原にバラックが建つこの光景は
今は物語の進行以上に大きな魅力を持つ
最初はCG合成?って思ったが
それにしては近景から遠景までがとてもリアルなのだ
  
当然ながら話の展開に従って場面も切り替わる
それに応じて風景もさまざまな顔を見せる
つまり書き割りのような作りではなく
実際の街並(焼け野原)がかなりリアルに再現されているのだ

実はこれが茨城県高萩に組まれたオープンセットなのだという
100m四方の製紙工場跡地に3週間かけて
焼け野原・闇市・神社・バラックなどを造り込んだそうな
これはちょっと映画並みのこだわりじゃないだろうか
前作「カーネーション」では
戦後の闇市の雰囲気がリアルに再現されて話題になった
それを見て“闇市”とはどんな感じか
初めて映像でその雰囲気に触れることができたように思った
今作「梅ちゃん先生」では
“焼け野原”世界に目が釘付けである

主人公よりもストーリーよりも
今見ておくべきはこの焼け野原の風景じゃないかと思う
話が進んで時代が過ぎてしまえば
この光景は見られなくなっちゃうんだから

もちろんそこには死体が山と化した陰惨さの影はない
“漂白されたような”戦後の焼け野原かもしれない
しかし写真でしかわからなかった当時の空気感をそこに感じ
自分の中の終戦後の風景イメージを膨らませるには
とても大事な体感映像だと思うのである

やっぱりCG合成には出せない
生の風景ならではの迫力が
そこにはある

2012年4月3日火曜日

2012春 南房総の旅(後半)

二日目はサイクリング&ケーブルカーである
サイクリングは海沿いの道を通り
「野島崎灯台」と「洲崎灯台」という二カ所を目指す
けっこうな距離なのだが
フラワーラインと呼ばれるサイクリングロードが
長い距離に渡って整備されているのだ
フラワーラインは「日本の道百選」にも選ばれた場所だ
沿道に季節の花が植えられているのである

まずはレンタサイクルを借りにフラワーパークまで歩く
海側の眼下に広がるポピーが美しかった

パーク内には入らなかったけどこの景色だけで満足満足

自転車を借りてすぐに野島崎灯台を目指して出発進行である
この海岸沿いの道がもうずっと絶景ポイントのようであった
海側にさえぎるものがないのでずっと水平線が続き
まるで日本じゃないどこかのリゾートにいるような気持ちになった

そして30分弱で野島崎灯台に到着
ここは南房総国定公園にもなっているのだ

海岸側から見上げた野島崎灯台

房総最南端にあるこの灯台は28.98mで
内部の螺旋階段を使って展望台にも上ることができる
そこからの景色がまた雄大であった


前日の嵐のような天候ほどではないが
まだ風が強かったので海がかなり荒れていたのだ
そのため白波が次々と押し寄せ
とてもダイナミックな様子に目を奪われてしまった
展望台に上がると風で超寒かったんだけれども

そしてこの風が次の目的地「洲崎灯台」への道を
予想以上に険しいものにしてくれたのである

「野島崎灯台」から一旦フラワーパークを経由して
反対側へ延々と自転車をこいで行くと「洲崎灯台」である
しかしにゃ〜こは元気なのにわたしがバテテしまったのだ…
もう向かい風に足が動かない…自転車は一向にスピードが出ない
早くもフラワーパークそばの屏風岩で浜に降りて休憩である

じっと座って波と水平線を見ているとトリップしたような感じになる

でも「野島崎灯台」から見ると
まだ1/4程度しか来ていないのだ
なのに息が上がったり肺や心臓が苦しいわけじゃないけど
太ももやお尻が痛み自転車が満足に前に進まないのだ
つまり心肺機能よりも筋肉が衰えていたのである

しかしここまで来て断念するわけにはいかぬ…と
気合いで出発
にゃ〜こが見えなくなるぐらい遅れをとったり
こぎ続けられなくなって降りて押して歩いたりしつつ
とにかくひたすら自転車をこいだ
もうフラワーロードのフラワーを写真に撮る余力もなく
ただただペダルをイチニイチニとこぎ続けた
時折浜からの砂が吹き付けるし
春の陽射しに顔や手の甲が焼けて行く…
そして奮闘すること2時間半…ついに「洲崎灯台」に到着したのだ

洲崎(すのさき)灯台は高さ15mの小さな灯台である

この「洲崎灯台」は中には入れない
灯台自体が小さいこともあって「野島崎灯台」のように
まわりが観光地化されているわけでもない
でもここからの景色はまた素晴らしかった

 菜の花もまだまだキレイに咲いていたのだ

ようやく二つ目の目的地を制覇し
後はフラワーパークまで戻って自転車を返すだけである
しかしまたまた長距離を走らねばならないのと
次の訪問予定場所に行くために
バスに間に合わないといけないのだ
「洲崎灯台」を後にしたのが13:00で
フラワーパークから出るバスの時間が14:20である
往路ではここを約1時間40分かかっていた
それではバスの時間には到底間に合わない
時間を短縮しなければならないが疲労は増している
もう気分はサバイバルである

上り坂で足が動かなくなると自転車を降りて
歩くのではなく走った
乗れるところでは黙々とペダルをこぐことに専念した
でもあぁもうダメだ〜と思った時
泊まった安房自然村の看板が見えてきたのだ
ここからフラワーパークまでは二つカーブを過ぎたほどの場所だ

そしてついにやりましたのだ
フラワーパーク到着14:10であった…間に合ったのだ!

色とりどりのポピーが出迎えてくれた…

こうして無事サイクリングを終え
バスと電車で鋸山へと向った
日も傾き始めていたし
下りのロープウェイの最終便も迫っていたので
山頂での散策はほんとに限られた場所だけに絞ったが
これまた絶景ばかりであった

 白飛びして見にくいが眼下に広がるのは海である

山頂からの景色は感動的であった

「地獄のぞき」という展望場所

となりの展望場所も切り立った崖の上だ

険しい崖に岩を彫って作られた「百尺観音」

夕日に染まる鋸山

山から下りてから午後5時にようやく昼ご飯
外からは普通の食堂にしか見えないが
知る人ぞ知るといった「さすけ食堂」に入って
アジフライ定食とアジのたたき定食を頼んだら
もうどちらも言葉がでないくらい美味しかった
いや〜旅の終わりが美味しい食事で締めくくれるって
いいなぁって思ってしまった

ということで波瀾万丈な二日間も
終ってみればとっても楽しんだ小旅行であった
すっごく遠いところへ長期間行っていたような気がしたし

あんなに苦しんだサンクリングであったが
翌々日の今日はもう足が痛くないのだ
ありがたいことだ

そして何よりも有り難いのは
旅行中も旅行後も
全く体調悪化がなかったことだろう
頭痛薬も冷えピタも使うことがなかったのだ
楽しい旅行を綿密に計画してくれて
にゃ〜こありがとう!

  

2012春 南房総の旅(前半)

少しでも春を感じたいと思い
今年の春の旅行は南房総を選んだのであった
でも日程がうまく取れず
結局都内でも桜が開花するかという
3月末になっちゃったのだが
花だけでなく色々と変化に富んだ
とても面白い一泊二日の小旅行となった

まず行きの3/31は嵐となった
台風並の雨風で京葉線・総武線・内房線が
軒並み影響を受けたのだ
運転見合わせや徐行が続き
君津駅では1時間半以上停車した車内で過ごした

横殴りの雨風に加え架線にビニールが引っかかったんだそうな…
結局8:45待ち合わせで電車に乗り
館山に付いたのがなんと夕方の5時である

でもこの嵐が過ぎる瞬間の風景が超ドラマチックだったのだ
走り去る重苦しい雲の向こうから青空が広がる大パノラマを
車窓から眺めることが出来たのだ

モノクロームな光と影のコントラストが美しい!

なんと言うかSF映画かパニック映画で
ミニチュアを使った天変地異の一場面のようである
予定した行動は何もできなかった初日だったけど
もうこの景色だけで満足!っていうくらいスゴい景色だったなぁ

館山駅からはバスに乗って
到着したのは「安房自然村」という山間の温泉地である
敷地なんと10万坪という山の中だが
目の前が漁村で海にも近い
敷地内の山から海を見渡せるのだ
そして目印は茅葺きの古民家「名主の館」である
お宿はここに隣接している
古民家は宴会場(食事処)になっている

このお宿がまた違った意味でスゴかった
まるで民宿か合宿所って感じなのだ
トイレ・洗面所は共同である
幸い泊まった部屋は隣に部屋のない場所だったが
部屋と部屋が並んでいるところは音丸聞こえの
板一枚で仕切られた作りである

なんと四畳半に満たない一部屋のスペース!

テレビはブラウン管でお茶セットもなく押し入れもない
そして窓はサッシにカーテンだから朝は眩しいのだ

でもお風呂は良かったのである
施設的には脱衣所がちょっとなぁ〜という感じだったが
まぁ時代劇に出てくる古い温泉だと思えば
風情があったとも言えるな

そして肝心の温泉はなかなか良かったのだ
珍しくわたしは夜だけでなく朝も入りに行ったくらいである

この場所には部屋から建物の中を通っても行けるのだが
外から回り込むこともできる
するとこんな怪しい回廊を抜けて辿り着くのだ
これもなかなか良かった

炭坑か防空壕後のような雰囲気は夜だと怪しさが増すのである

ということで初日はただ宿に辿り着いただけだったが
それにしてはけっこう貴重な光景に出会ったのだった

こうして初日は終った
ありがたいことに二日目は朝から晴天だった
朝食を終えて部屋で少しダラダラしていたら
な・な・なんと部屋の窓のすぐ外で
宿の人が焚き火(火燃し)を始めたのだ!
にゃ〜こと二人してもうビックリである
そして煙が部屋にも入って来たのだ…あり得ない…
まるでいぶり出されるかのように
宿を後にしたのであった

そしてハード&ドラマチックな二日目が始まったのだ…