2012年5月31日木曜日

腹痛と格闘2時間!

昨日は昼間から体調が変であった
食事をしても満腹感がない
それは今思えば
食べ足りないというよりは
胃が麻痺していたのかもしれない

結果ダラダラと変な食事の取り方となり
夕方から腹痛が襲ってきたのだ

かつて旅行に行こうと家を出て
駅の階段を下りてホームに立った瞬間から
突然腹痛に襲われたことがあったが
それと同じである
時々起きる症状なのだが
このブログを遡ってみたら
去年の6月29日以来の格闘であった

とにかくみぞおちが痛む
カラダを横にすると痛みがひどくなる
縦にしていても座っていられない
一番楽な姿勢は
馬跳びの馬の恰好である
でもそれでも痛みはまだ残っている

じっとしていられず
少しでも楽な姿勢を探して
ベッドの上をのたうち回り
トイレと部屋を何階も往復し
吐こうとしても吐けず
ダメもとで痛み止め飲んだがやっぱり効かず
戦いは持久戦・消耗戦の様相を呈してきたのだった

そして本格的に痛み出してから約2時間経ったところで
何とか少し吐くことができた
そこから一気に快方へ向かった
普通に横になってカラダを休めることが
やっとできるようになった
少し眠ることもできた

以前カイロプラクティックで勧められた
水を飲む方法も試したが
残念ながら効かなかった
吐けば良くなるように思うのだが
これが吐けないんですよ

先週までのストレスで
胃がずっと参ってたんだろう
なかば麻痺してきているというのに
ストレス食いとかしてたから
さらに追い詰めちゃったんだろうな

一晩眠って今朝はまずまずである
まだ胃のあたりが重いけど痛みはない
今日はできるだけ食べ物は控えることにしよう
ちゃんと空腹感が感じられるようになるまで

2012年5月24日木曜日

マーカス・スコット

Marquese ‘nonsotop’ Scottとの異名を持つ
“止まらない”ダンサーマーカス・スコットの超絶ダンス
カメラを操作をしているような動きを取り入れ
時空が歪むような快感に浸ってしまう5分27秒である
  
 
曲はロサンゼルスのバンド
『Foster The People』の曲『Pumped Up Kicks』を
ブッチ・クランシー(Butch Clancy)が
ダブステップにリミックスしたもの 

Marquese Scottは
日本では未発売のプジョー208のための
プロモーションムービーにも起用されている

良いなぁ
普段刺激されないところを
ピンポイントで刺激されている感じがする

2012年5月21日月曜日

金環日食ショー撮りました!

神奈川県のこのあたりでは
7:35分から始まった世紀の天体ショーであった
あいにくの曇り空だったのに
天の岩戸が開くように
日食の瞬間雲が消えたのだった
  
 雲間の太陽を直接撮った写真
(モニターを斜めから見てるので太陽は見ていません)

 日食グラス(減光フィルター)越しに撮った写真

 望遠鏡などによる専門的な写真ではなく
ハンディ・デジカメでズームした写真だけど
ラフな絵が、誰もが体験できるショーだったことを物語る
ちょっと雰囲気のある記録となったかな

2012年5月18日金曜日

「Femme 2012」に行ってきたのだ

昨夜の不調にもめげず
銀座のArtPointまで出かけて
「Femme 2012」展を見てきたのである

地下に延びる階段を下りてギャラリーに入り
事務室にいるスタッフの方に声をかける
前回わたしのことを知っていた女性が出てきてくれて

「今回の絵のタイトルは『平行世界』じゃないんですね〜。
あのタイトル好きだったんですよ〜。」

と言われまたたじたじとなってしまった
そこまでART-Meterでわたしの絵を
チェックしていてくれたなんて
嬉しいやら照れくさいやらである

気を引き締めて
3点まで選べる投票用紙を手に
飾られている絵を見て回る

 ギャラリーの照明の下で見るのもいいものである

ギャラリースペースには
作品が二段にところ狭しと並べられていた
なんでも応募がどんどん増えて70点を越え
韓国の方なども参加されたのだそうな
そのスタッフの方はそんなことも話してくれた

「まだ始まったばかりですし、これからどうなるかわからないですが、モンさんの絵には今4票入っているんですよ。」

その方はそんなことまで話してくれた
しかし4票と言われても多いのか少ないのか
皆目見当がつかないから
どう反応したものかわからなかった
まぁ0票よりは良いであろう…

CG作品と言うがその中味は多様で
フル3DCG(わたしである)から
筆をマウスに持ち替えてデジタル画材で描いたものや
輪郭線を手描きしてスキャンし色づけしただろうものや
ほぼ手描きで描いたものをスキャンし
ちょこっとだけ色味や効果をデジタルでつけたものまであるのだ
そんな作品群を見ながら
CGというテーマで括ることにどういう意味があるんだろうか
そんなことまで考えてしまったのだった

作品として考えると
油絵のような凹凸のない平面であることは特徴の一つだろう
そして印刷物であるということもそうである
オリジナルがあってそれを写真に撮った二次的なものではなく
オリジナルが印刷物なのである

複製可能であるというのも特徴ではあるが
絵そのものを見る上では関係ないことである

手描きや版画などと比べても
画材の質感が弱まる印刷物を敢えて選ぶ意味は何か
  
わたしの絵の場合は
自分がコントロールしきれない世界を
可能な限りコントロールして描く
せめぎ合いみたいなものが生まれるからじゃないかと思う
すべてを自分の創造性のコントロール下に置きたい
いわゆる画家の方から見れば
きっと随分と異質なんだろうなぁ

最終日の前に
もう一日くらいまた顔を出したいものである

どんなに上手でもアニメ絵には魅力を感じないのであった
   
  

2012年5月17日木曜日

夜中に咳き込んで起きる

昨日の朝の時点で
頭痛と吐き気は消えていたのだった
でも咳はまだ残っていて
完治するまでちょっとかかるかなぁと思っていたのだ
4年前に学年主任として臨んだ入学式で
2週間前位からどうしても咳が取れず
「セキピタン」とかのスプレー薬と
のど飴を手放せなかったことを思い出す
一回のどをやられると時間かかるみたいである

でも午後にはかなり咳も減って
このまま収束に向うかと思っていたのだ
ところがさにあらず…
比較的平和にベッドに入って一寝入りした真夜中の2時頃に
まるで発作のように咳が止まらなくなった

横になっていても縦になってみてもダメ
右向いても左向いてもダメ
うがいしても水飲んでも
のどスプレーしてもダメである
のどじゃなくて胸か?と思うほどキツかった

それでも小一時間したら収まってきて
そのまま朝までなんとか眠ることができたのだった
案の定今朝はアタマがどんよりしている
寝不足と咳の疲れであろう

今日はArt Pointに行きたいのである
そのために昨日名刺を作ったのだ
午前中休んで行ってくるぞ
まだ咳が出るんだけども

2012年5月14日月曜日

初デザフェス終了!

初日始まってしばらくの間に
  
「あ、ここは写真ね」
 
みたいに言って
通り過ぎて行く人がいたのが気になって掲げたのが
このこの手書き表示であった

「『写真』ではありません!『絵』です!」

そしてこれが大正解
最高のキャッチコピーになったのだった
その後通り過ぎる人がこの言葉を見て
次々とブースに近づいてきてくれたのである

 キャッチコピーを掲げる前の出店記念スナップ

幻想的な世界がより身近に感じられるように
写真レベルのリアルさに少しでも近づけられればとは
確かに思っていたけど
実際に写真と間違える人がこんなに多いとは
正直全く思っていなかった 

だってみんな

「ねぇねぇ、写真ではありませんだって!」
「え〜!信じられない〜!」
「書いてなかったら写真だと思ったままでした〜!」
「こんな場所が実際にあるのかと思った〜」
「写真との合成もしてないんですか〜!」
「スーパーリアリズムだな」

などと騒いでくれるのである
リアルであることが目的ではないんだけど
第一印象として強いインパクトがあることは
とても嬉しいのである

こんな状況の中で大声でお話をしていたのだ

そんなことも含めて今回うれしかった言葉
・まじヤバいよこれ、ヤバい!
・すっご〜い!すっご〜い!
・この画集、書店で売っていないんですか?わたしラッキーですね!
・(中味を見ないで画集を買うと 言ってくれた方に「中をご覧にならなくて良いですか」と聞いたら)「いいんです。並んでいるこの絵を見ただけで十分わかります。
・光の使い方がいいんですね〜。だからとってもリアルに見える。
・この絵なんか近づいても写真にしか見えない…
・わたしは水墨画を描いているんですが、練習としては現実のものを写しますが、目的はアタマの中の世界を描くことです!それが芸術だと思う。相通ずるものを感じます。
・Vew(景観ソフト)でここまで描けるのかぁ…
・Poser(3Dキャラ作成ソフト)の人物がこんなに自然なのがスゴい!
・Nice work, beautiful, fantastic!」(A4を3枚買ってくれた腕に刺青のある外国人)
・目移りしちゃってどれ買っていいか分からなくなりますね〜。
・不思議な光景なんですけど、絵を見ていると『あぁそんなこともあるよねぇ』っていう気になります。」

そしてまたいろいろなご提案もいただいたのだ
・イベントで自社の概要などを印刷した冊子を挿む絵付きクリアーファイルに、この絵を使わせていただきたいんですが。(後日交渉予定)
・ヒーリング・ミュージックのレーベルを主催している者ですが、CDジャケット用にこちらの絵を使わせていただけないでしょうか?(後日交渉予定)
・今度手作り腕時計の展示販売を千葉の方でやろうと思っているんですが、コラボさせていただけないでしょうか?」(後日交渉予定)
・ (ポストカードを全部1枚ずつ購入していただいた後で)飛行機の機内販売グッズを探してしるのですが、こちらのポストカードを扱わせていただけませんか?社に持ち帰って検討させて下さい。(後日交渉予定)

実際にこれらから何が動き出すかはわからない
でも例え何も動き出さなくてもいいのだ
こうしたことがすべて自分の自信につながったのである
皆々様ありがとうございました
楽しかったなぁ
今日はボロボロだけど
    

2012年5月7日月曜日

第2回血液検査&診察に行って来た

一ヶ月ほど前に受けた血液検査の結果
中性脂肪値が標準の150mg/dlを遥かに越えて
405mg/dlだったのである
これはもう食生活や運動だけではダメだと言われ
薬による治療を始めたのであった

薬の名前はペザトールSR錠
処方通りに朝夕きちんと服薬して一ヶ月が経った
でも食生活はあまり変らないし
運動もやっぱりできていない

それでも値は良くなっているのか?
もし良くなっていなかったら服薬量が増えるのか?
などと不安を胸にしつつ
朝イチで採血をしそのまま診察を待った

考えてみたら今日は大型連休明けなのだった
もの凄い込み具合である
待ち合い室や廊下のソファは満杯で
立って待っている人もたくさんいる
そこに科ごとの呼名と会計の呼び出しと
館内放送が交錯する
もう凄まじい状況である

これじゃちょっと耳が遠かったり日本語に不慣れな人だと
自分が呼ばれたことに気づけないだろうし
何をどうしたらいいのか戸惑うに違いない
今現在ツライ状況の人や気持ち的に弱っている人は
いたたまれないんじゃないかと思う

採血から待つこと1時間半
やっと診察の順番が回ってきた
さてその結果は…

なんと前回問題だった中性脂肪値が
標準の上限である150mg/dlまで落ちていたのであった
やりました!っていうかお薬のお陰です
主治医からは順調に値が落ちていると言われた
一概には言えないけれど
服薬の必要がないと判断する目安としては
110〜120mg/dlとのこと
引き続き服薬し次回は2ヶ月後に再検査となった

そして舌炎のことも話したのだ
そうしたら鉄分とかビタミンBの不足じゃないかと言われ
話し合いの結果ビタミン剤も処方してもらうことにした
舌にしびれもあるのでメチコバールという
末梢神経の修復を促進させるビタミンB剤である
口内炎用の塗り薬ケナログもつけてもらった

血圧の値も128-86mmHgと
前回よりも正常値内に収まった
相変わらず高いのは尿酸値である
痛風にならないように気をつけねば

しかし全体としてはまずまずの好結果
朝から頭痛がするんだけど
血液検査結果が良かったからいいのである
安心したなぁ〜
今日はもう寝ていようかな

2012年5月6日日曜日

デザイン・フェスタでは1.8m×1.8mのブースに陣取る
壁は2方向でそれぞれA3の絵を6点ずつ飾る
横3点×縦2点で壁の上半分に並べるつもりだ

そしてポストカード・A4プリント・マイ画集を
1.2m×0.6mの長机上に並べることになる
名刺替わりの無料ポストカードも積んでおく

そのディスプレイのシミュレーションを
今日自宅のテーブルでやってみたのだ
100円ショップで黒いトレイを5枚購入し
A4プリントを2種類ずつ乗せたので
ただ並べるだけではなく
少し恰好がついたのと
机上から落ちにくくなったと思う


実際はこの机の方が横が若干長いので
ブースではもう少し詰めないといけない
でもトレイを使っているので
トレイを机にガムテープなどで固定すれば
多少はみ出てもモノを乗せることが出来るのがうれしい

梱包してみたら大きな段ボールが2つと
デイパックには入らない大きさの手提げが1つ
カートに縛り付けて何とか持っていける量かな

文房具類は
ガムテープ・両面テープ・サインペン・ピン・ポストイット
そして釣り銭用小銭と1000円札も必要だ
こまかいお金はポストカードのお釣りで使うから
今週は意識してお金をくずすことにする予定

搬入時間は朝7:30〜10:45なので
現地8:30くらいでいいかな
シミュレーションした感じでは
1時間あればセッティングは可能であろうと思うが
そこは何が起こるか分からない“文化祭”である
ちょっと余裕を持って作業に取りかかった方がよい

11:00〜19:00の長丁場×2日である
体調を整えて臨みたいものだ
あしたは血液中の中性脂肪を見る検査日だ


値が下がっているといいなぁ

2012年5月4日金曜日

「相棒」とタバコ

水谷豊主演のTVシリーズ「相棒」に
最近ハマりつつあるのだ
今平日午後に再放送をやっていて
何げなく見ていて気に入ってしまった

そこで最初の連続ドラマシリーズである「Season 1」から
いくつか借りて見ているのだが
やっぱり面白いのである
ちょっと犯人の心情に入り込んでしまう
日本的なウェットな部分はあるけれど
水谷豊演じる杉下右京のクールさが
お涙ちょうだいモノにならない刑事ドラマとしての
知的な面白さを見せてくれる

という内容は置いておいて…
面白いなぁと思ったのが
同じ「特命課」で杉下右京と行動を共にする
寺脇康文演じる亀山薫が
色々な場面でタバコを吸うのである
そして今見るとそれにとても違和感を感じるのだ

かつて刑事ドラマと言えば
苦みばしった顔で
署でもタバコを吸い張り込み先でもタバコを吹かし
容疑者が動けばタバコを道ばたに捨てて追いかけるのが
カッコ良かったのであった

「Season 1」の2002年時点では
さすがにそんなマナー違反はしていない
ちゃんと灰皿がある場所で吸っている
でもデパートのトイレやレストランに
当たり前のように灰皿があることが
今はもう違和感なのである

つまりこの10年でそれだけ禁煙が広まり
禁煙すべしという考えが刷り込まれたということだ
10年で人の意識は変わるものだなぁ
違和感を感じる自分に違和感を感じるくらいである

また10年経つと何か当たり前のようなことが
とても異質なものに変っているのかもしれないなぁ
10年一昔を実感したのであった

2012年5月2日水曜日

「え? 肛門って…」

元気な婆様の雑談その2

婆様は今高血圧やらなんやらで
11種類の薬を飲んでいるそうな
すると胃が荒れる
そこで胃薬もまた飲むという薬漬けな状態なのだ

その薬の中で
一番胃が荒れやすいものを
飲むのではなく座薬にしてもらったというのだ

ある日リハビリのために施設に出かけ
そこで以前お世話になったヘルパーさんだかに会ったらしい
今飲んでいる薬が多くて大変っていう話になって
座薬の話もしたのだそうだ

するとそのヘルパーさんが

「座薬と言っても結局胃に繋がっているわけだから、やっぱり多少は胃が荒れるんじゃありません?」

と心配してくれたらしい
それを聞いて

「え〜っっっ!肛門って胃に繋がっているんですかぁ〜〜〜!!」

と大声で言ってしまったんですと。

「あたしは80年生きて、初めて肛門が胃に繋がってることを知ったよ。」

もうどこまで本気なんだが冗談なんだか
ボケてきているのかがわからんなぁ



「幽体離脱しちゃったんだよ…」(母)

行ってきました実家ビフォーアフター
2階から学習机×2を運び下ろして
空いたスペースに巨大CDラックを組み立てて…
という目論見は到着後3分で崩れた

2階の通路だけでなく
階段にまで荷物や洗濯物が置かれていたのだ
解体作業をするスペースもなく
それを運び下ろす環境も整っていない

そこで予定変更
以前取りあえず巨大ハンガーにまとめた衣類を
一つずつ取り出して
「これいる?いらない?」と確認しながら選り分け
不要な衣類をゴミ出しできるよう袋詰めし
ハンガーに空きスペースを作った

これであちこちの鴨居からS字フックでぶらさがっている
日常的に着ることの多いシャツやジャケットなどを
少し片付けることが出来る
  
結局「自分で要らないものは捨ててネ」じゃあ
何も進まないことがわかったのだ
すると掘り出し物のように
まだ使える衣類が出てきて
新しく買わなくても済むってことになった
モノが増えないためにも大事な作業だったかな

さらに押し入れの下の段でたまりにたまっていて
もう段の天上にまで達していた新聞紙を
新聞回収用にひたすら十字結束
その数7個…玄関脇に巨大な山のできあがりだ

そんな作業をしつつ雑談
これも大事なお仕事である
そうしたら齢80の母様が

「もうカラダを支える力がなくなってきてるから腰が曲がっちゃうんだよ。それを何とかしようって理学療法士さんがコルセット作ってくれて家で着けたんだけどね。ユルいと落ちちゃうっていうんでギュウギュウ締められたのよ。
  
そうしたら立ってたんだけど息が苦しくなってカラダが動かなくなって、『歩いてみて下さい。』って言われるんだけど一歩も足が前にでなくなってね。
 
それが気がつくとベッドに座ってるの。そしてね、立っている自分と理学療法士さんを見ながら、『一歩も動けません。苦しいです!』って訴えてるの。80歳になって幽体離脱を経験するとは思わなかったねぇ。」

そりゃコルセットの締め過ぎで
頭に血液か酸素が行かなくなって
朦朧となったってことじゃないんかい?
あぶないかったぞ〜
死ぬとこだったのかもしれん

でも申し訳ないが大笑いしてしまった
もちろん客観的にはひどく危険な状況だったろうし
実際苦しかったろうと思うが
本人は幽体離脱したことを嬉々として話しているし
悩んだりグチったりしやすい母様であるから
何事も明るく楽しい話に持っていった方がいいのである

幸いすぐにその理学療法士さんは
コルセットをゆるめてくれて
“幽体離脱”は終ったそうである
そりゃそうでしょう…かなり焦っただろうなぁ…

「きっとね、こんな苦しいコルセットとかしたくないもんだから、幽体離脱したとかバカなことを言い出した婆さんだって思われたろうねぇ。コルセットすれば背筋がある程度伸びるから良いのは分かってるんだけど、確かに嫌いなんだよねぇ。」

元気な母様である