今年2025年にオープンしたばかりの
「海の森公園」に行ってきた。
東京湾に作られたゴミの島を
森へと生まれ変わらせようとする
「海の森プロジェクト」で誕生した
広大な人工の海上公園だ。
オープン前には
2020年東京オリンピックで
総合馬術とカヌースプリント・ボート競技の
会場として使われた場所でもある。
「新木場駅」から無料シャトルバスに乗ると
「海の森公園」中央口に到着。
目の前には、本当に森林が広がっている。
この豊かな森林が、
大量のゴミとさまざまな建設で出る土を
サンドイッチ構造で造成した高さ30mの山に
24万本に及ぶ植樹をすることで
文字通り0から作り上げられたことに
まず驚いてしまった。
植樹開始が2007年というから、
18年かけて今の姿になったのだ。
完成には30年かける予定とのことなので、
まだまだ発展途上なのである。
天気も良く、空も青く、気分は上々で
まずは、はしゃぎながら坂の上広場へ。

この雄大な景色。
ほぼ真上を飛行機が飛んでいく。
「西の小山」から「テラス」にかけて、
湾岸の景色が堪能できる。
そこから「船着場口」近くの
「わいわい広場」に向かう。
公園を西から東に横断である。
どこも道がとてもきれいに整備されている。
名前が好きな「ガビオン」もあちこにあった。
「ガビョーン、ガビョーン」と言いながら歩く。

「峡谷」を経て「わいわい広場」へ。
「峡谷」に水が流れていなかったのが
ちょっと残念。
「わいわい広場」には巨大な遊具があったが、
残念ながら年齢制限があって体験できず…。
でも「東京ゲートブリッジ」が近くて
テンションが上がる。
日陰のない炎天下の歩け歩けは
さすがにちょっとこたえて、
エアコンの効いたこの場所でしばしまったり。
帰りの都バスの時間までまだ少しあったので、
再び「坂の上広場」に階段で行ってみた。
南の方にロケットの発射台みたいなものがあったが、
あれはいったい何だろう?



海底トンネルを通って「東京テレポート駅」へ。
駅前近くまで来たところで
白い紫陽花が咲き乱れている場所を発見。
その色と数に圧倒された。
あとで調べてみたら
「シンボルプロムナード公園」から
「水の広場公園」にかけては
紫陽花で有名らしい。
この純白の紫陽花は"アナベル"というそうだ。
「東京テレポート駅」近くの
「お台場ダイバーシティ東京プラザ」でランチ。
土曜日だったこともあって
さすがに混んでいたけれど、
「ピッツェリア ドゥーロ ローマ」で
ピッツァとパスタをいただく。
写真を撮るのを忘れて食べ始めてしまったので、
ちょっと情けない写真になってしまったが、
美味しかったです。
「海の森公園」はちょっとした異世界だった。
入道雲こそなかったけれど、
真夏のような暑さと青い空だったこともあって、
まるで東京を離れて
周囲に広がる景色を
緑豊かな小高い丘の上から
ゆったりと見下ろせるというのは
この公園ならではの大きな魅力だ。
葛西臨海公園の大観覧車や、
遠くにはスカイツリーも見えたしね。
ただ、暑かっただけに
屋根のある休憩スペースや、
ちょっと何か飲める店があると良かったかな。
とは言え、今回の公園散歩も、
楽しい一日となりました!