2024年10月1日火曜日

銀山温泉&蔵王温泉の旅

9月の末に二泊三日で
銀山温泉と蔵王温泉に行ってきた。

「大石田駅」からバスで30分ほど行くと、
谷あいに古い建物が立ち並ぶ
銀山温泉に到着だ。
この一角だけが
独特の世界を形作っている。


江戸時代に日本三大銀山の一つとして栄えた
延沢銀山が由来の温泉地。
ということで、温泉街奥の白銀公園で、
豊かな自然を味わいつつ、
銀坑洞に入って銀山の面影を偲ぶ。


「大石田駅」に戻って、
最上川千本だんごを買いに行き、
〝ずんだんだんご〟と〝マロンくん〟を
駅の上の観覧席で食べた。
ボリュームもあって美味しかった。


その後山形駅に移動して宿泊。
二日目は、早朝に霞城公園まで行き、
山形城跡を見てから蔵王温泉に移動。
ロープウェーで上に登り、
御釜(火口湖)目指してトレッキングの予定だったが、
下界から見ると山の上は白いガスの中。

それでも一か八かで蔵王ロープウェイに乗ると
すぐにガスってきてほとんど何も見えなくなる。


ほとんど諦めかけていたら、
何と山頂は晴れていたので、トレッキング開始。

蔵王地蔵尊、姥神様、ワサ小屋跡、馬の背とひたすら歩く。
避難小屋近くでお昼のカツサンドを食べる。



途中、ガスって前が見えなくなったりしつつも、
それもまた幻想的な風景として楽しみながら、
ついに御釜に到着。
すると奇跡のようにガスが晴れ、
エメラルドグリーンの水面を見ることが出来たのだ。


苅田岳山頂にも登り、レストハウスに寄って休憩。
帰路もガスったり晴れたりだったけど、
雨に濡れたり寒さに震えたりすることもなく、
見た目とは裏腹に、かなり快適な天候の中、
ロープウェーまで戻ってこられた。

さすがに普段運動不足のワタシ的には
この山歩きはキツかったけど、
それを上回る楽しさを味わえたのだった。
夜は蔵王温泉のお宿おおみや旅館に宿泊。

三日目は蔵王温泉から山形駅に一旦戻り、
そこから「山寺駅」に向かう。
そして山全体が修行と信仰の場になっている
宝珠山立石寺、通称〝山寺〟に登った。
数々の奇岩にも圧倒される。



下に降りて、今回2回目のたまこんにゃくを食べる。
しかし、何でこんなにおいしいのでしょう!



山形の旅もそろそろ終わり。
仙台に出て新幹線に乗るのだが、
無性にラーメンが食べたくなり、
最後の食事はめん屋竹次郎で締めた。



事前の天気予報的には、あまり良くなかったのだが、
終わってみれば、傘をさすことも、
太陽にじりじり焼かれることも、
雨風や寒さを耐えることも、
一度もなかったという素晴らしさ。

台風で夏旅が中止になって、
仕切り直しの秋旅だったが、
いつものことながら
今回も楽しい楽しい旅行だったなぁ。