2011年12月26日月曜日

「ウクレレ教室」退会せり!


今日近くのヨーカドー内にあるカルチャースクールに行って
「ウクレレ教室」の退会手続をしてきたのだ
2008年4月から通い始めて実質3年と3ヶ月
われながら良く続いたし良く楽しんだし
特に最初の頃は社会との貴重な接点として
大切な時間でもあった
いろいろなことを忘れて音楽に没頭できるのも
他では得難い場だった

練習も楽しかったし発表会も楽しかった
そう思えることが自信につながった
場所が近かったことも大きくて
どうしても籠りがちになる自分を
外に向けさせる機会にもなった

しかしハワイアンバンドのベースの件で
人間関係的にも気持ち的にもギクシャクし始めて
練習自体への興味も薄れてきてしまった
そうなると楽しいと思っていた集団レッスンでの
限界みたいなものを感じるようになった
つまり次のステップに踏み出したいと
思うようになったのだ

気持ちの整理や
それを行動に移すエネルギーが貯まるのに
さらに数ヶ月かかったけれど
今日何とか年内にケリをつけることができた

本当に「ウクレレ教室」には助けられたから
感謝してもしきれないくらいである
  
でもいろいろ手を出して
実際にやりたかったことを体験してみて
ドラムもウクレレもそしてベースも
本当に出会えて良かったと思う
そうした“楽器を習う”というきっかけが
ウクレレだったのだ
やっぱりウクレレは別格な存在なんだろうな
  
年が明けたら新しい教室を探そうと思う
できれば1月か2月から通い始めたい
無理する必要は全然ないんだけど
ウクレレにはまだまだそういう魅力を感じるのである
実際はもうずいぶん触っていないんだけどネ
  
また生で音楽がやりたくなってきてるんだろう
今までよりももっとゆっくりじっくり
音楽を楽しんでいきたいものである
  


  

イギリスのプログレバンドDruidの動画に感動!


Druid(ドゥルイド)は、その繊細なハイトーン・ボーカルやリッケンバッカーの硬質なベースなど、イエスを手本にしたようなサウンドを特徴としたイギリスのプログレッシヴ・ロックバンドだ。

1974年のメロディー・メーカー紙のバンド・コンテストで優勝し1975年にデビューした、ちょっと時代に遅れてデビューしてしまったのが悔やまれる、なかなか牧歌的でドラマチックなサウンドである。確かにイエスに似てはいるがロック的なドライヴ感は弱く、聴き込むと独自の個性や魅力が見えてくる。

そのDruidの動画を昨日見つけて、驚喜してしまったのだった。
  
 
始めて見るバンドは予想以上に安定感と存在感のあるものだった。もちろん確かにサウンドはイエス的なんだけど、映像を見たことで印象が随分と変った。それは他でもない、Druidサウンド最大の特徴であるボーカルを担当している人物の風貌による。

地声も高いようだが、さらにファルセットボイスを使って非常にハイトーンな声を聴かせる。シャウトではない。とても丁寧にピッチをコントロールした歌唱である。アルバムでは多重録音によって摩訶不思議とも言える美しいハーモニーを作り出していた。

それがこのガッシリタイプのヒゲの人物によるというギャップ。それがまた慣れてくると大きな個性徴に思えてくるから不思議だ。Banco(バンコ)バンドイメージにはボーカルのジャコモの風貌が大きく影響しているものなぁ。

そしてファルセットボイスを多用するボーカリストをメインに据えたプログレバンドなんてあっただろうか?改めてそんなことまで考えてしまった。

この特異なボーカルスタイルと、意外にバタバタと落ち着かないドラム、そして落ち着いたプレイのキーボードとブリブリ鳴っているベースという組み合わせから、何とも言えない1970年代の荒々しさと熱いエネルギーみたいなものが伝わってくるのだ。

映像の持つ力というのは大きいことと、Druidというバンドの魅力を再認識したのであった。

2011年12月21日水曜日

2012年の年賀状図案を占う

もう年賀状を作ってしまっている方も多かろうと思う中
ちょっとイヤラシい(スケベという意味ではない) 当て推量を
してみたいと思う
自分の首を絞めるということも覚悟の上で…
題して「2012年の年賀状図案に採用されそうな絵」

来年は十二支の中で
唯一幻想上の生き物とされる辰である
もともと十二支の本義は生き物とは関係ないものだが
十二支生肖(じゅうにしせいしょう) と呼ばれる
動物を割り当てたものが
今日本では十二支と呼ばれているとのこと
  
「辰」も覚えやすくするため(諸説ある)「龍」が割り当てられた
「竜」は「龍」の省略体とされるが「竜」の文字の歴史も古いようなので
「竜」という字が「龍」の簡易版として作られたと言うよりは
「龍」の省略体として「竜」が当てられたという感じなのかもしれない

でもdragonというと訳語には「龍」より「竜」が使われる気がするから
同じと言われながらも「龍」の方が
より東洋的なイメージがする文字かもしれないな
舶来の歴史観に現れる恐竜は「竜」の文字を使っているし

と言う講釈は置いておいて…

何と言っても同年代で思い浮かぶ「龍・竜・ドラゴン」の“絵”と言えば
まずロジャー・ディーンが描いたAsiaのデビューアルバム
「Asia(詠時感〜時へのロマン)」(1982)の
美麗なるジャケットではないだろうか(偏ってますか?やっぱり…)

バンド名が「Asia」だけあって翼のある西洋的なドラゴンではなく
翼のない東洋的な龍であるところが良い
ロジャー・ディーンだからこそ描けた東洋的画風ではない龍だ

日本画にも関心があると言われる
ロジャーディーンの美麗なグラフィックが魅力的である
「龍の玉/龍珠(りゅうじゅ)」も
ちゃんと描かれているし
年賀状候補筆頭と言っても良いかもしれない

その「ドラゴンボール」(鳥山明)も使われそうである
もちろん龍にキャラクターが乗った図である
でもアニメだからちょっと子どもっぽいかもしれないな…
それなら「まんが日本むかし話」の方がいいかも
オープニングの「竜の子太郎」は脱力系な絵が魅力だ

「龍の子太郎」のお話は悲しいお話なんだけどねぇ… 
(わたしが聞かされた話では龍になった母は最後に死んでしまうのだ…)
そしてやっぱり怪獣映画世代としては
「海底軍艦」初出の「マンダ」も
ストレートに龍(海龍)なところが魅力だが
やはり「キングギドラ」を忘れることはできないだろう
  
設定は“宇宙怪獣”であるが
造形的には8つのアタマと8つの尾を持つ八岐大蛇(やまたのおろち)と
西洋の翼を持ち火を吐くドラゴンが合体したようなものである
神話的怪物が“宇宙怪獣”として飛来してくるというイメージは
けっこう子どもながらにインパクトがあった覚えがある
2001年の「ゴジラ・モスラ・キングギドラ怪獣総攻撃」では
“千年竜王”として描かれているが
これはキングギドラの一番「らしい」位置づけだろうと思う
もっとも悪役宇宙怪獣が定着しちゃってるから
逆にちょっと新鮮ではあったけれども
  
でも確かキングギドラ史上最初で最後の
“善玉”としての登場だった(今のところ)から
お正月にはもってこいかも…
あ…でもゴジラに負けちゃったからなぁ…

千年竜王が金ぴかにぶわっと広がっています
ということで
2012年の年賀状に登場しそうな「辰」がらみな“絵”を思い描いてみた
かく言うわたしもこのキングギドラを使おうとして挫折したのた…

あれこれ考える暇があったら
自分の年賀状を早く仕上げんかいって感じである
さてどうしたものか…

2011年12月20日火曜日

「お〜秘宝館〜!」

以前「テルマエ・ロマエ」のご紹介をしたが
元ネタの「テルマエ・ロマエ」の最新刊第4巻(714円)には
「魔除け」の「ティンティナブラム」のストラップが付属する
『特装版』(1,260円)というのがあるのだと
ごく最近知ったのだった

わたしはこの「ティンティナブラム」(Tintinnabulum)の
写真を見て即座に

「お〜秘宝館〜!」

と思ってしまったのだ
  
調べてみたら色々なブログでも取り上げられていて
すでに話題騒然状態なのである

なんとAmazonでは早くも売り切れ…どころか
中古の最安値が2,280円(今現在)となっていたのだ
つまりもうプレミア・グッズである
他で調べてみたけど完売だらけ
12月15日発売だって言うのに

また流行(?)に乗り遅れていたのか…わたし…

 Amazonの「テルマエ・ロマエ IV特装版」のカスタマーイメージより

「ティンティナブラム」の話自体は第2巻に登場するのだが
そのストーリーはともかく
このストラップがウケるというのは
今の日本には
短期には不況&震災後の気分的に
長期には西欧化された文化的に
こういうものを面白がる「大らかさ」みたいなものが
欠けてたんだろうなぁ…とか
ちょっとおおげさに思ったりしたのであった

もともとはもっと大らかな文化だったはずなのだ
温泉地に「秘宝館」がたくさんあるくらいなんだから

魔除けだという有り難さも多少はあるだろうけど
ちょっとエロくてちょっと不気味で
カワイイよね確かに
  
妖怪っぽいかも 

2011年12月8日木曜日

体調不良は空腹のせい?

一昨日カイロプラクティックに行って
体調改善されたかと思ったけど
カイロプラクティックも
「効いた〜!」っていう時と
「あまり効いた気がしない…」っていう時がある

それはカラダの疲れ具合や程度の問題かもしれないし
カイロプラクティック的ではない部分が
不調にどれだけ影響しているかの問題かもしれないし
単にカイロプラクティックとは
そういうものなのだということかもしれない

前回は劇的に良くなったけど
それは眠れないほどの頭痛という
わかりやすい不調があったから感じられたことで
何となく不調みたいな感じだと
なんとなく良くなったかなっていう
劇的ではない感じになってしまうんだろうなとも思う

要するに今回は劇的な改善はあまり実感できていない
そう言いたいのである…回りくどかったか…

昨日もあまり調子が良くなくて動く気にならず
夕方からにゃ〜このところで横になっていたんだけど
どうしても足が温まらないのだ
カラダの芯が温まっていれば
表面が多少冷たくても全然平気なんだけど
昨日は足首から先がいつになっても温まらなかった

仕事から帰ってきたにゃ〜こが心配して
布団にもぐってわたしの両足にしがみつくようにして
冷たい足を自分の身体で温めてくれた
そうしたら少しずつ血が通い始めた
なんとありがたいことか

しばらくして夕飯を食べたら
足がポカポカになった

「モンちゃんはね、体調が悪いっていう強い自覚がない時は、
   お腹が空いて元気がなくなったり、手足が冷たくなるんじゃねぇの?」

にゃ〜こにそう言われて思わず吹き出してしまった
(そうかもしれねぇなぁ)と思ってしまったのだ
確かに食べるとすぐ身体が温かくなるヒトではあるのだ

でも「不調を感じたらまず食べる」っていうのは
一つの対処法かもしれない
もちろん食べられる時のことだけども…

それににゃ〜こがその前に
足の“あったかスイッチ”を入れてくれていたから
食べたエネルギーがすぐ熱になって
足に届いたような気がする

食後は今度はわたしが
冷えやすくて冬が苦手なにゃ〜こを
温める番であった

2011年12月7日水曜日

「ZED(ゼッド)」を観てきたのだ

一昨日は体調が大分良い感じがしていた
でもそれは思い違いだったようで
昨日の朝起きたら気持ちもカラダも不調状態
火曜日だったので
何はさておきカイロプラクティックに行かねばと思った

そこでちょっと休んで午後から行こうと横になったら
1時間半眠ってしまった…
あぁでもまだ眠いなぁと思っていたら
さらに1時間半眠ってしまったのである
合計3時間…
夜もそれなりにちゃんと眠っていたはずなのに…
そこまで疲労か寝不足が蓄積していたのかって感じだ

そこで夕方カイロプラクティックに行く
その頃には腰や右足の股関節も痛くなっていて
ギリギリで飛び込んだって状態になっていた

でもとにかく施術してもらえた安心感もあってか
体調も少しずつ持ち直し
その後にゃ〜こと一緒に舞浜まで行って
シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED(ゼッド)」を観てきたのである

いや〜凄かった
まず劇場内部がすでに十分魅力的だった
天球を思わせる地球儀が舞台天上にセットされている
その空間を眺めているだけでワクワクしてくるのだ

そしてステージ開始とともに
そこからバンジージャンプのように
人が降ってきたところから度肝を抜かれた

その後は幻想的な衣装とプログレな音楽(生演奏)と
空間を縦横無尽に使ったアクロバティックで
ため息が出るほど美しい演技の連続

でも演劇やライヴコンサートなどと違うのは
上下の空間の使い方がハンパじゃないところだろう
平行な動きを追うことには比較的慣れているが
垂直な動きを追うことには慣れていないから
普段使っていない感覚を刺激されている感じがするのだ

もちろんアクロバティックな演技が続くので
ただでさえハラハラドキドキなのに
垂直線上の動きの落差が激しいので
アクターの命の危険すら本気で感じてしまう
とともに鍛えられた肉体と
修練の賜物であろう完成された動きと
今までにない新しい表現方法を目の当たりにして
もの凄い身体表現に接しているという思いが沸き上がる

圧巻はバンジージャンプレベルの高さを
天上から垂らされた青い布だけを使って
身体に巻き付けながら上り下りしつつ
美しいソロパフォーマンスをした女性であった
もちろん命綱なんて使えないのである

1時間半のステージはあっと言う間であった
ステージのいろいろなところで人が動いているので
一瞬たりとも目が離せない
さらにメインアクトを行なっている周囲で
サポートするようにダンスしている人も
目が惹き付けられちゃうくらいレベルが高いのだ

わたしの体調は決して万全ではなかったけど
テンションは急上昇・興奮度最高調
  

「ZED」は日本オリジナルの
日本だけでしか観られない作品とのこと
そう言えばバトンの妙技で目立っていたアクターは
日本人だったなぁ

ちなみにシルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)とは
「太陽のサーカス」という意味のフランス語だとか
見事な現代のサーカスに魅了された夜であった
 
誘ってくれたにゃ〜こに心から感謝である


2011年12月6日火曜日

テルマエ・フロマエ!

  
ごく最近知人から紹介されて
テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ)を
ちょうど読んだところだった
  
ばっかばかしい(褒め言葉)展開と
ローマ時代や温泉のミニ知識みたいなものが絡んで
かなり和めたマンガであった

でもこれほど売れているとも知らず
映画化されるほど話題になっていることも知らず
まったく事前情報なしに読んだから
設定の意外性を
ストレートに楽しめたんだろう

…ということで
少しは世の中に追いついたかと思っていたら
それは思い上がりであることがわかったのだ
世の中の方ははるかに突っ走っていたのである

下の写真は歩いて1分ほどのところにある銭湯である
「テルマエ・ロマエ」ならぬ
「テルマエ・フロマエ」である



夜だと入口左右の装飾が暗くて見えなくなっちゃうので
敢えて営業時間前に撮ったのだが
どうです…スゴいでしょ
  
最初は取り壊すための囲いに
シャレで描かれたものだと思ったのだ
失礼にもほどがあるというものだ… わたしったら

しかし見れば見るほど
あまりの思い切りの良さに
アタマがクラクラするほどであった

「ロマエ」を「フロマエ」にしているところも
ひとヒネリ効いているし
良く見ると自販機の絵も揃えられているのだ
だったら自販機自体を
青じゃなくて大理石っぽい白にしろよ〜
って言いたくなってしまうのである

この凝り様…
生き残り戦略として賭けに出たと言うよりは
思いつきの勢いの強さで突っ走った感じがする

「今話題でしょ〜、面白いからやっちゃおうよ〜!」

みたいなノリで
“二代目”がやったんじゃないか…みたいな

夜この銭湯の前を通ったら
ノレンも「テルマエ・フロマエ」仕様であった
徹底している…

内装までローマになっていたら面白かろうなぁ
あ…壁の絵は富士山じゃなくて
ベスビアス火山かもしれないぞ…
とか妄想が膨らんでしまう

してやられたな
「高津湯」なのに…

2011年12月3日土曜日

SCSI→USBへのデータコピー作業に挑戦中

デザイン会社さんにメンテナンスに行った際に
宿題をもらってきていたのだ
一つは内蔵ハードディスクの外付化である
そもそも不調だったMacがあって
ハードディスクだけが不調かもしれないと
新品ハードディスクを購入したのだ

でも結局ハードディスクを認識するところまで
なんとかたどり着いたんだけど
OSXのインストールがどうしてもできず
結局そのMacは使えなくなった
新品のハードディスクが余っちゃったのだ

そこで家にあって使わなくなっていた
外付けハードディスクをバラしてみたら
なんとそのハードディスクがピッタリ同じサイズ!
ということで
500GBの外付けハードディスクが出来上がったのだ

もう一つはちょっとやっかいで
昔のインターフェイスだったSCSI(スカジー)端子の
外付けハードディスクの中に入ったデータを
なんとか救出したいというものであった

そこで家にあったSCSI時代のノートMacを動かしてみた
超久しぶりなのにさっき閉じたばかりみたいに
すんなり起動してくれたのには感激!
SCCIケーブルも苦労はしたけれど探し出すことができた
しかし両方とも良く取っておいたものである

この旧型MacにはUSB端子もついているので
先の500GBハードディスクを接続したら
見事認識してくれたのだ
OSはMacOS9.2である
すばらしい〜!

よく動いてくれたPowerBookG3と2台のハードディスク

PowerBookG3に装備されていたSCSIとUSB端子が大活躍だ

つまり旧型Macに二つのハードディスクを繋ぎ
両方ともデスクトップ上にマウントされたのである
これでSCSI接続のハードディスクから
USB接続のハードディスクへと
データのコピーが可能となったのであった

SCSIの転送速度が遅いという問題などからだろうけど
40GBのコピーに「残り11時間」と表示されている
しかしそれはまぁこの快挙の前では些細なことである

デザイン会社の担当の方に
メールで進捗状況をお知らせしたら

「え〜!すごすぎる〜!」

という返事が来た
わたしもそう思う

ちゃんと旧データがコピーされた新ハードディスクを
早く手渡して喜ぶ顔が見たいものである
これが今日のお仕事であった

「1-Clickで今すぐ買う」が「お急ぎ便」になっていた!

AmazonでCDや本を購入することが多い
そして最近気になっていたのだが
「1-Clickで今すぐ買う」を選んだ時
やたらと早く配達されるようになったのだ
夜購入ボタンを押すと
翌日の夜に配達されてきたりするのだ

そこで確認してみたら
わたしのアカウントによる「1-Click」の設定が
「通常配送」(送料無料)ではなく
「お急ぎ便」(350円)になっていたのだった

あれ〜いつからそうなのだ?
自分から変更した覚えはないんだけどなぁ…
さっそく通常配送に指定し直す


確かにこの夏のこと
必要に迫られて「お急ぎ便」か
「当日お急ぎ便」(500円)で
止む無く購入したモノはあった

その時の設定が残っていたんだろうか
たぶんそうだな…

だいだい普段はそれほど急を要するものはないのである
ちゃんと届いてくれればいいくらいで
結構忘れちゃったりする程度のモノばかりだ
それは何かのための“仕込み”みたいなもので
常日頃からアンテナを張っていて
そこに引っかかったものを
ちょっと手元に置きたいかなぁ〜って思って買うのである
だから時間に迫られて購入することは
まずないと言って良い

これで送料無料にも戻り
追い立てられるように商品が届くこともなくなる
  
早く届けばいいっていうものでもないっていうのが
自分でも面白いなぁと思う
  

「ボクには世界がこう見えていた」小林和彦

  
明け方5:56
ケータイ(スマホ)に「緊急地震速報」メールが届く
何事か…またスパムメールかと思いながらチェエクして
「千葉県で地震発生 強い揺れに備えて下さい(気象庁)」
の文字にびっくり

だって今確か地震に遭う夢を見ていたんだから…
何というタイミング
予知夢か? シンクロニシティーか?
そう思いつつ

(これから揺れが来るのか…?)

と思いつつ身構えているつもりで
また眠ってしまった…

起きてから確認したら
地震は5:55にすでに発生していたのであった…
つまり
夢だけど…夢じゃなかった!
ってことである

最近ちょうど「ボクには世界がこう見えていた」(小林和彦著)を
読み終わったところだったので
きっと彼のように統合失調症に罹患していたら
神がボクに地震のメッセージを
人よりも早く知らせてくれたと思うかもしれない
あるいはボクの夢が世界に影響を及ぼし
地震を引き起こしてしまったと思うかもしれない
などと思ったのだった

地震の揺れにも起きずに
地震は夢に影響を与えただけだったんだ
ということが普通に分かるというのが
当たり前のことであるという思いが
ちょっと揺らいだ

この本は統合失調症を罹患した著者本人が
自分自身のその時々の思考や感情の動きを記録したものだ
統合失調症という精神障害に起因する一見奇異な言動の裏に
本人なりの内的体験や物語が潜んでいることがわかる

ちなみにこの本で初めて「壊廃」という言葉を知った
もちろん字を見れば意味は想像がつく
しかしそれを著者は自分自身に使う
「壊廃」に陥りたくないという
この「壊廃」という言葉が人間に使われた時のインパクトが
かなりのものであった

人が壊廃する時とはどんな状況なのだろう?
あるいは自分が時として壊廃する可能性があると
知っていながら生きるとはどんな気持ちなんだろう?

「ボクには世界がこう見えていた」(小林和彦)

明け方5:56、スマホのバイブが鳴る。
何事だ……またスパムメールか?
と思いながら一応チェックしてみると
    
「千葉県で地震発生 強い揺れに備えて下さい(気象庁)」
    
「緊急地震速報」メールだ。
これにはびっくりした。

だって今確か地震に遭う夢を見ていたんだから……。
何というタイミング、
予知夢か?シンクロニシティーか?
そう思いつつ

(これから揺れが来るのか…?)

と思いつつ身構えているつもりで
また眠ってしまった…

起きてから確認したら
地震は5:55にすでに発生していたのであった…
つまり
夢だけど……夢じゃなかった!
ってことである

最近ちょうど「ボクには世界がこう見えていた」(小林和彦著)を
読み終わったところだったので
きっと彼のように統合失調症に罹患していたら
神がボクに地震のメッセージを
人よりも早く知らせてくれたと思うかもしれない。

あるいはボクの夢が世界に影響を及ぼし、
地震を引き起こしてしまったと思うかもしれない。
そんなことをちょっと考えた。
   
   
この本は統合失調症を罹患した著者本人が
自分自身のその時々の思考や感情の動きを記録したものだ。
統合失調症という精神障害に起因する一見奇異な言動の裏に、
本人なりの内的体験や物語が潜んでいることがわかる。

ちなみにこの本で初めて「壊廃」という言葉を知った。
もちろん字を見れば意味は想像がつく。
しかしそれを著者は、自分自身に使って、
「壊廃」に陥りたくないと言う。
この「壊廃」という言葉が人間に使われた時のインパクトが
かなりのものであった。

人が壊廃する時とはどんな状況なのだろう?
あるいは自分が
時として壊廃する可能性があると
知っていながら生きるとは
どんな気持ちなんだろう?

2011年12月2日金曜日

「Vrooom」聴いて徐々に復活〜

  
久しぶりにKing Crimsonの「Vroom」を聴きながら
リラックスモードからお昼寝に入った 
  
いや「Vroom」はおよそこれから昼寝をしようという時に
わざわざ選ぶアルバムではないんだけど
好きな音楽を聴くということでリラックスできることが
今日は大事かなぁと思ったのだ

久しぶりに聴く「Vrooom」の出だしの音に驚いた
フルアルバム「Thrak」の前に出たミニアルバムだから
「Thrak」の方がアレンジや録音が緻密なのは当たり前だ
でも「Vrooom」には「Thrak」にはない
新しいことをやるぜ!みたいな荒々しさと
こなれ切っていないアンサンブルの危うさが残っていて
それが逆に緊張感のあるアルバムになっているのだ
録音的にもトンガっている感じがする

「おぉ〜!」とか思いながら1曲目の「Vroom」を聴いて
次に気づいたらラストの「One Time」が鳴っていて
そのまま眠ってしまった…
荒々しい音ではあったが
リラックスできたってことなのだ
音楽って面白いなぁ…面白いのはわたしか?

そして「Vrooom」効果なのかわからないが
起きたらかなり復調していたのである
相変わらず不安定さは残るが
動く気力は出てきたって感じだ

そこでまたまた懲りずにタルカスのラスト
「Aquatarkus」終盤で冒頭の「Eruption」がリプライズされる
いわばフィナーレの場面用グラフィックを作り始めたのだ

すでに「Aquatarkus」用に作ってあったものを元に
タルカスなどのオブジェクトはそのままに
背景だけを取り替えた…劇的にチェンジした
構図が同じなのに雰囲気が一変する効果を狙ったのだ

さて今日中にレンダリングが終りますことやら
これが終ったらちょっと「タルカス」から離れて
またオリジナル世界に戻ってみようかと思う次第である

しかし「Vrooom」は1994年の作品なのだね〜
もうすぐ18年も経ってしまうんだよ
信じられん…

2011年11月25日金曜日

年賀状作りの時期なのだ

ケータイでセットした目覚ましが鳴る
朝の7時である…とわかる
枕の下で鳴り続けるケータイを取り出して
なんとか音を止める…が…起き上がれない

どこが痛いわけでもないし
気持ちが悪いとかいうわけでもない
ちょっと熱っぽいかなとは思ったが
やっぱりノボセの類で
測ったら平熱なのは間違いない

でもカラダが重くて動く気がしない
いつもはエイッとばかりに掛け布団をはねのけ
ベッドから降りて
目覚ましのために雨戸を開けまくる

でも今日はそれができない
このまま不調だと言って寝ていたい…
と布団の中で悶々としながら
それでも不屈の精神で…起きた
時計を見ると7時10分

10分間の戦いであったか…
しかし起きればなんとか動ける
再び寝ることを目指して
やるべき朝の仕事をこなす

そしてやっと自分の時間になって
心置きなく休めると思って
メールを打ってブログを更新したら
CGが気になり始めて
手直し版を作り始めて…
気がついたらもう昼であった

こうやって疲労は回復されないまま
蓄積していくんだなぁ…いかんなぁ
でもメールもブログもCGも
義務感でやっているんじゃなくて楽しいのだ
これがまたマズいなぁ…いやマズくはないんだが…
ほどほどができないっていうのがマズいんだよなぁ
  
さてそれはともかく
この週末は年賀状を作らねばならぬ
これまた例年わたしの担当なのだ

先日「プリントゴッコ」の販売中止のニュースが流れていた
なんでもあの簡易印刷器の印刷レベルの高さはスゴくて
あれを使って作品を作っている作家も少なくないらしい

「プリントゴッコ」を使っていた当時も
年賀状印刷はわたしの担当だったので覚えているが
確かに年々印刷精度が高くなっていって驚いたものだった
パソコンと違って
実際にインクで“刷る” 感覚も
なかなかいいものであった
  
ことしは「プリントゴッコ」的に
シンプルなものにしてみようかな

そう言えば前回は
“退職報告”を兼ねた年賀状だったなぁ
カミングアウトに抵抗はなかった
  
しかし退職なんて遥か昔のことみたいである
それだけ“違う場所”に今いるってことかもしれない
体調は相変わらずであるけれども
  

2011年11月21日月曜日

「祈り」赤い鳥

  
赤い鳥は1969年に結成、「竹田の子守唄」(第3回ヤマハ・ライトミュージック・コンテスト、フォーク部門1位)や「翼を下さい」(今は合唱曲としても有名)などのヒットを飛ばしたことで有名なバンドだ。

後に「紙風船」と「ハイファイセット」に分裂するほどに、メンバー 全員がボーカルを取れる力量と音楽性を持っていたが、逆に言えばフォーク指向の後藤・平山と都会的ポップス指向の山元夫妻・大川という異質な要素が、常にぶつかり合って分裂の危機にあったと言われる。

赤い鳥のサウンドは、そんな中で生まれた、フォークソングの枠に収まり切らない独特で幅の広いものだった。

そして第8作目(スタジオライヴ含む)となる本作「祈り」(1973)では、前作「美しい星」からメンバーとなっていた大村憲司(ギター)、村上“ポンタ”秀一(ドラムス)が引き続き全面参加し、二人がさらにロック的要素を持ち込んだことで、シングルヒット作のフォーキーなイメージとは異なるが、赤い鳥の持つ魅力が一つの頂点に達したトー タルアルバムとなった。

 後藤悦治郎(ボーカル、ギター)
 平山泰代(ボーカル、ピアノ)
 山本潤子(ボーカル、ギター)※旧姓:新居潤子
 山本俊彦(ボーカル、ギター)
 大川茂(ボーカル、ベース)
 大村憲司(リード・ギター)
 村上“ポンタ”秀一(ドラムス)

大村&村上は「美しい星」では他のメンバーと一緒にジャケットに写っていたが、このアルバムでは発売の2ヶ月前に脱退していたため、ジャケット写真には写っていない。

しかしボーカル曲の11曲中、大村が8曲を作曲するなど、アルバムへの貢献度と影響力はとても大きい。全体的にエレキギターが多用され、それが見事に赤い鳥サウンドに溶け込んでいるのも特徴だ。村上のドラムスもタイトで正確なリズムで、全体のサウンドを引き締める。  

不思議なインストゥルメンタル「無の世界〜誕生」でアルバムは幕を開け、続く「めざめ」で山本潤子がその美しいボーカルを聴かせる。まるでピンク・フロイドの「狂気」の「生命の息吹き」のようだ。

その後、曲は様々なタイプのものが続く。神秘的なもの、コミカルなもの、ハードなもの。そしてスキャット、語りなどを含みながら、どの曲も美しく力強いボー カル(後藤、平山、山元潤子)がストレートなメロディーを歌い、メンバーによる分厚いハーモニーがそこに力強さと迫力と音の複雑さを加える。

「マリブー」(歌:後藤)のロック的ダイナミズム、「虹を歌おう」(歌:山元潤子)の心にしみる伸びやかな声、「星」(歌:平山)に漂う情念、そして大村&村 上二人だけによる即興的インストゥルメンタル「大地の怒り」のアナーキーさ。「石」では最初から最後までコーラスワークで歌い切る。そして最後はなんと大胆にも全員のアカペラによるヘンデル作曲の「メサイア」コーラスで終る。この多彩さ、そして濃さ。

良く聴けば歌声のピッチがちょっと危ない部分などもあるが、これだけ多彩なボーカル&ハーモニーを聴かせ、ポップでありながらそれを邪魔せずにハードな世界も溶け込ませたこのアルバムは、奇跡的なバランスの上に作られた作品だと言える。赤い鳥のスゴさを実感できるアルバムだ。


女性二人の特徴も良く出ていて、声楽を学び情感を込める“努力の人”的な平山と、自然な発声が最高の癒しをもたらしてくれる“才能の人” 的な山元の違いがよくわかる。

前作「美しい星」ではメインボーカルと言ってもいいくらい山元が歌っていたが、その不世出な素晴らしい歌声を承知の上で、本アルバムの白眉は後藤の歌う「マリブー」と平山の歌う「星」であろうと思う。

大村のギター・カッティングがロックな疾走感を生み、そこに赤い鳥コーラスが厚みを増して行く「マリブー」は前半(A面)の山場。さらに冒頭から大村のギターが歌いまくるいるロックバラード「星」の情念あふれる美しさ。終盤で聞かれるブルガリアンボイス風スキャットも耳に残る。

そしてアルバム全体のメインボーカルがリーダーである後藤である(語りを含め5曲でリードボーカルを取っている)点も、本アルバムの特徴だ。「美しい星」が女性的であるとしたら、「祈り」は男性的なアルバム、あるいは全員参加・全力投入的なアルバムなのである。

二人の女性リードボーカリストを擁しながら、敢えて後藤・大村が全体をまとめたことで、非常に奥の深い作品ができあがったのだろう。現在はボックスセットでしか手に入らない(廃盤)のが実に惜しい傑作。

プログレの様式に縛られないで聴くと、そのプログレッシヴさがわかってくる作品だ。

「合格率90%の証明写真」屋さん

近くの写真屋に
小6くんの中学受験用証明写真を撮りに行ってきた
テレビや雑誌で何度も取り上げられている
「合格率90%の証明写真」で有名な
名物おばちゃんのいる写真屋さんである

「ちょっと自転車で出かけてて、今戻って来たとこなのよ〜。もうホントに寒い寒い。」

大騒ぎして撮影室に入ってきたのが
そのおばちゃんであった

まぁよくしゃべる
特に本人に対してしゃべりまくる
でもしゃべりながら的確に微調整している
服装・姿勢・表情を徐々にまとめていく
そして何枚も撮る
子どもは次第にリラックスしながら
撮られることに集中していく
  
メディアに出るくらいだから
やっぱり扱いが上手いし
写真以外の心構えや意気込みなど
いろいろな話も交えて語りかける
でも押し付けがましさもないし
「〜じゃダメ」みたいなマイナスなことは言わない
この方はもと助産婦さんだったのだとか
出産の時にもこうやって
ずっと話しかけて
励まし続けていたんだろうなぁ

そして撮り終わってからわたしに

「お父さんね、人生は縁と運とタイミング。もうこのお子さんの合格する学校は決まってるの。あとは絶対受かるぞ〜っていう意気込みで臨むだけなのよ。」

決まり文句らしいが
直接おばちゃんからそう言われると
こちらの肝もすわる感じがする

いやぁそれはそれとして
わたしもっと話がしたかったなぁと思ったのだ
それがまたあのおばちゃんの魅力なんだろうけど
お話ししたい雰囲気を持った方なのだ

まぁわたしがおばちゃん好きだっていうのも
あるのかもしれないけども
 
ちなみにこの“おばちゃん”とは
年齢とは関係ない
ちょっとおせっかいでおしゃべり好きな
明るい女性というという“タイプ”のことである

2011年11月19日土曜日

特別支援校の「学芸会」に思う

自閉くんは高校一年生
今日は彼が通う特別支援校の「学芸会」だ
彼の出番は10:25〜10:50だから
洗濯干して洗いモノして
昨晩準備したビデオの確認をして出発

実は下の子の授業参観もあるんだけど
時間的にバッティングしているので今回はパス
雨の中2校をギリギリの時間でハシゴする気力もないし

そして特別支援校に到着
間もなく出し物の劇が始まる
内容は宝探しをしに
3つの苦難を乗り越えるというものだけど
そこにマット運動やポンポンダンスや
複数生徒による暗唱が入るという構成

最後に見つけた宝は「いのち」というもので
この高一という仲間の絆(出た〜!)を深め
いのちを大切に毎日を生きて行こう
と締めくくられた

オリジナルな内容なんだろうけど
「仲間」「絆」「命」といった
学校が好きそうな言葉が並ぶ

でも思ったのだ
彼らはそれがどんな意味なのかも
あまりわかっていないだろう
でも目の前の役割に一生懸命取り組んでいるのだ
それでいいじゃないかと
その一途さが心に響くのである

そしてもう一つまったく別のことも思った
障害の種類や程度によっては
「命」はとても大きな意味を持つ

例えばダウン症の場合
近年その寿命が延びてきてはいるが
平均的な寿命に比べればまだまだ短い
つまり親より先に天寿を全うすることは
十分あり得ることなのだ
「命を大切にしよう!」っていう
学校の活動で使いやすい当たり障りのない言葉
取りあえず正しいけれど
そこで思考停止してしまう言葉が
ここでは実は重い言葉だったりするのである

わが自閉くんだって
知的に障害はあっても
身体的に命に関わるような課題を抱えているわけではないけれど
平均寿命は短いと言われる
それは本人に周りの状況がわからないことが多いから
事故に遭う確率が高いからだとか

そんなことを思うとやっぱり
これからどう生きてどう死んでいくのかを考えた時
下の子とはまた違った思いを抱くのである

う〜ん…最終的には
それぞれの自立した生活を
遠くから見守るってことが目標なのは
上の子も下の子も変わりないんだけどねぇ

2011年11月17日木曜日

楽天の「行動ターゲティングサービス」が嫌だ

以前ここでも
「楽天」で見た商品が
他のまったく関係ないサイトを見ているときも
広告として追いかけてくるという話をしたことがある

それが「行動ターゲティングサービス」と呼ばれる
「来訪者の興味・関心にあわせて広告を配信する広告手法」
だということを今日知ったのだ

特にウインドウの中に商品写真が並ぶものは
「楽天モーションウィジェット」と呼ばれ
簡単にブログに貼付けることができる

そうするともうブログ管理者は何もせずとも
訪問者の楽天での閲覧記録に基づいた商品がピックアップされ
ブログに訪問者が訪れるたびに
勝手に広告として表示されることになるのだ

わたしはそれを知って
管理画面で速攻で設定を「無効」にした
これでもう「広告」に追いかけられることもないだろう


だいたいこの追いかけてまで買え買え言われているような
商品ウインドウ自体が非常にわずらわしかったし
無礼だとすら思っていた

理屈では関心があったものを表示すれば
購入してくれる確立が上がるということなのだろうが
わたしの場合は超マイナス効果であった
すでに購入したものや見てみたら面白くなかったものなどが
しつこく表示されたりするのに腹が立ったし
お気に入りのものであっても
追いかけてまで売ろうとするかのような感じがして
その商品やお店に対するイメージまで悪くなってしまうのだ
商品やお店にはなんの落ち度もないのに…

それに自由に買物がしたいのに
常に見張られていて行動をチェックされ
勝手にデータベース化されているような
イヤ〜な感じがしていたのである

宣言してもいい
よっぽど何かの必要に迫られている場合でなければ
ブログを訪問した際に
この「楽天モーションウィジェット」が出てきたら
わたしは二度とそのブログには行かないであろう

ブログにお使いになる方はそのあたりの
「生活を暴かれるようなイヤな感じ」がする
わたしのような人間がいることを
知っておいてもらいたいと思う

使用しているブラウザのCookieの設定が「オン」になっていれば
自動的に設定が「有効」になってしまい

「当広告の無効化をご希望される方は、お手数ですが以下の手順に従い無効化してください。」「行動ターゲティング」ページより)

と設定解除をユーザー側でやらなければならないのも
またその解除画面を見つけづらいのも
不親切というか無礼であろうと思う
なんか「楽天」嫌いになっちゃうかも
  

2011年11月12日土曜日

「デザイン・フェスタ」偵察完了

今日と明日の二日間開催されている
「デザイン・フェスタ vol.34」に行って来た
思えば幕張の展示場は何度も行っているが
東京ビッグサイトに行くのは初めてかな

余裕のある空間なのに予想以上に人であふれていた

「デザイン・フェスタ」は
西ホール全館を使った巨大イベントであったが
それ以外にも催し物があったので
駅からの人の流れもかなり多かったのが印象的だった

展示会に出向くのも久しぶりだなぁ

さぁいよいよ「デザイン・フェスタ」偵察開始である
面白いモノを見つけるというよりも
自分が出展する上でのヒントやノウハウを得るのが目的だ

いきなり聴こえてきたのが椎名林檎の曲だった…パフォーマンスのBGMだった

午後2時を回ったあたりだったが
混雑ぶりはすさまじい
奥のエレベーターに密集具合を見ていただきたい
手前はショーステージである

よほど端の場所でなければブース内に照明はいらない明るさだ

広大な会場はテーマごとにいくつかのエリアに分かれている
「イラスト・絵画・グラフィック」エリアを目指すが
何とも言えない熱気にあふれていてクラクラする…

立地やお隣さんの雰囲気などでブースの雰囲気は変わるのだ

角地だとこういうオープンな雰囲気が作れる
例えばこのお店の場合なら
壁面パネルはL字型で23,940円
奥の長テーブル1,8mで3,360円
手前の小テーブル0.9mで2,100円
カードラックは自前だろうから
〆て29,400円の追加なりって感じだろうか
やっぱモノ入りねぇ〜

Mサイズ(約2畳分)の使用料が36,750円だから
このお店だと6万を超えてしまうわけだ
でも作品展示には壁面は絶対必要だな

白い壁面にモノクロームな細密画が映えていた
 
壁面パネルで三方を囲ってしまうと
周りから切り離された自分だけの空間が作れる
でもこのコの字型は33,810円もするのだ
 
ただし遠くから中の様子が見づらいから
目立ちにくいというデメリットもある
プラスでもありマイナスでもあり…
空間作りの点では悩ましいところだ

幻想画的なものへの関心は高そうであった(うふふ)

壁面への作品展示の仕方も一考を要する
こうしてポスター的に直張りする方がインパクトはあるし
展示点数も増やすことができる

物販物を立てて展示したりビニル袋に入れたりと参考になることが多かった

こちらはかなり賑わっていたブース
アニメの背景画のようなタッチの幻想世界を描いている
ちょっと深海誠風な作風かな
ポストカードが飛ぶように売れていた
1枚あたりの値段がA4サイズ400円・ポストカード150円だった

さてさて値段をどうするかも難問である
それはシリアルナンバーを入れることで「一点物の作品」と見るか
大量複製された「印刷物」と見るかという
捉え方や売り方の違いでもある

このブースでは「印刷物」として売っている感じである
A4サイズ400円はマイッタなぁ

 4Fから見下ろした1F入口周辺

一応「デザイン・フェスタ」の雰囲気はわかった
イメージを作っていくヒントや材料は手に入れられたと思う

まず基本のセッティングだけど
クルマが使えないので備品類は持ち込めないから
背面パネル14,070円&長テーブル3,360円&イス630円を追加して
ブース使用料込みで〆て54,810円…あたりかな
L字パネルならトータル64,580円ナリだ

さらにポストカードやA4サイズ印刷を
かなりの数用意するようだし
ビニル袋やカード立てなどの小物も必要だから
出費はまだかさむことになるだろう

まぁあまりどれくらい儲けるだのどれだけ回収するだのと
お金の面にこだわりたくはない
基本的に「宣伝活動」だと思ってもよい
あるいは「楽しめればいいのだ」って割り切ってもよい

ただ経費にあまりに無頓着っていうのもナンだしね
実際ある程度賑わってくれないと楽しさも味わえないし

作品の価格に関しては
ART-MeterやPIXTAへのアクセス増加や
直販への希望者増加を目指すのなら
「印刷物」価格は止めた方がいいだろうな

「デザイン・フェスタ」特別価格ということで
1枚あたりポストカード200円・A4サイズで2,000円
額入りは壁面展示だけにして
A3サイズが8,000円・A1サイズが2万円
画集は1,500円
というあたりでどうであろうか…

入場で1,000円(前売り800円)払って
足を運んできてくれているんだし
年齢層は若者中心って感じだから
「個展」のような売り方は無理だろう

おぉ…なんかイメージできてきたじゃないですか

でもまだまだ時間はあるから
空間デザインも含めてこれからも考えていこう
なによりブースの場所が決まらないと
最終的なイメージも固められないしね

あまり調子は良くなかったこともあって
帰ってきたらグッタリ
でもあの人混みを楽しめそうな感覚や
人を集めてやるぜっていう意欲が湧いてきたのは
われながら嬉しいことであった

本日の偵察無事完了〜
「デザイン・フェスタ」は
フリマと学園祭の合体イベントであったというのが
本日の印象である