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2023年8月31日木曜日

くるき亭の腕時計が、修理に出してもまた止まったので、自力で直してみた

独特のデザインが気に入っていて
かつては手作り教室にも参加したことのある
くるき亭の腕時計なのだが、
残念ながら、ワタシの印象としては
動かなくなりやすい。

もちろん電池を入れ替えてもダメである。
最初に買った一本も
子どもへのプレゼントで買った一本も
動いている期間の差はあれども
結局は止まってしまったのだ。

特に子どもへのプレゼントは
ムーヴメント込みで修理に出したのに、
3か月後くらいにまた止まってしまって
愕然としたものだった。
あの修理代数千円はパァか…。

怒ったり嘆いたりしていても仕方ないので、
教室に通って腕時計を作ったことを思い出し、
ネットでムーヴメントと工具を購入して
自力で交換してみたのだ。
もちろん失敗してももう修理には出せないから、
一か八かの賭けみたいなものである。



さすがに
ムーブメントの軸に針を乗せる作業は苦労したが、
どうにかそれもやり通し、
少なくとも見た目は復元することができた。

肝心の動作状況だが、
ちゃんと動いているのだ。

ほんの数分動いて止まっていたのが、
作業後2時間が経過している現在も、
3つの針は正確に動き続けている。

ムーヴメントは
You Marcheというところで調達した
1,500円ほどのもの。
これで完全復活してくれたなら
バンバンザイなのだが、
もう少し様子を見てみようと思う。

どうかきちんと動き続けてくれますように。


2023年7月16日日曜日

新装版マイ・ウォッチ1号!

2008年、まさに病休が始まったばかりで、
心身ともにボロボロだった頃、
当時幕張にあったくるき亭の体験コースで
初めて作った自作ウォッチ1号が、
新しいバンドをまとって
数年ぶりに復活したのだ。

とても気に入っていて
どこに行くにもつけていたから、
革がボロボロになって一部切れてしまった。
そのまま使われなくなり、
机の片隅でずっと眠っていたのだ。


革ベルトがボロボロになって眠っていたのだ

ところが、
何の気無しにネットで調べてみたところ、
一本通しのベルトも売っていて、
サイズさえ合えば使えそうなことが
分かったのである。

こういう一本通しのベルトを
〝
NATOベルト〟と呼ぶことも
今回初めて知った。
NATOとは北大西洋条約機構のことで、
NATO軍で使われていたという。

そこで15mmという細いものを探し出し、
見事マイ・ウォッチ1号が復活したのだった。

1,799円のナイロンベルトがぴったり!

な〜こに付き添ってもらって
はるばる幕張まで作りに行った
思い出深い品なのだ。

ちなみにくるき亭の体験コースは
現在はお休み中が続いている。
体験できてラッキーだった。

またこの腕時計をつけることができて
うれしいなぁ。


2020年8月1日土曜日

手作り時計が3本復活!

手作り時計のくるき亭で開催していた
手作り時計教室に参加して、
2011年に作った時計が
いまだに活躍してくれているのだ。
  
さすがに革バンドはヨレヨレしてきているが、
まだまだほとんどが現役で動いてくれるのは
ダウン後の大変な時期にがんばって作った
思い出深いものだけに、
とってもうれしいのである。
  
それなりに本数が多いので、
全部を動かしておこうとすると大変なのだが、
できるだけ動かしておきたい。
 
というわけで、
今日は3本の電池を交換した。
良く出来てる、というか、
どことなく執念を感じる作りだな。
  
今くるき亭では
手作り時計教室が休止中らしい。
良い時期に行けたんだね。
 

2018年10月26日金曜日

久しぶりに自作腕時計勢揃い!

2011年にはるばる幕張まで出向いて、
集中的に作った腕時計を、
気が向いた時に電池交換して復活させているのだが、
ここまで復活させることができたのである。

  
ちなみに左端の二本(青色のピン)は市販品だが、
一緒に並べてみた。
全部に電池を入れて動かしておくのは、
考えてみれば無駄と言えば無駄なのだが、
金額的には大した額ではない。
  
そして、電池交換は
今なら良い気晴らしとして、
楽しくやれそうなのである。
  
ならば、すべて可動させて、
その日の気分で、つける腕時計を変えるのが、
なんだか贅沢な感じで楽しいのである。
  
飾っておくだけでもきれいだし、
それが全部チコチコと動いているのも愛らしい。
そのうちまた、手作り時計を作りに
幕張まで行きたいものだなぁ。
  
ただし、とにかくお金がかかるので、
次はちゃんと稼げるようになってからだな。
  
  

2016年11月3日木曜日

手作り腕時計のベルトが切れた!

病休に入った2008年の11月3日に、
まだまだ心身ともに不安定な中、
な〜こに付き添ってもらいながら
はるばる幕張のくるき亭まで出向いて作った
赤い秒針の手作り腕時計のベルトが、
一昨日、切れたのであった。


見事に、ちょうど8年経ったところである。
とても良く身につけていた時計なので、
本当によく頑張ってくれた。

できることなら革ベルトを総取っ替えして
リニューアル・ヴァージョンにしたいところだが、
今は腕時計を作りに行く余裕がない。

本体は何の問題もなく動いているので、
取り敢えず革ベルトの切れたところを
瞬間接着剤で留めてみた。
  
すると……
おー、使えるじゃないですか!
良かったよかった!

そのうちまた腕時計教室にも行ってみたい。
もっともっと気持ちに余裕が持てたらね。

2014年2月9日日曜日

マイ・ウォッチ復活!

朝からの頭痛は昼過ぎにピークを迎え
どうにも起きれいられなくなって
ベッドに横になったのだった
そしてダメもとで頭痛薬を飲んで
1時間くらい眠った

そうしたら頭痛はほぼなくなった
それでもまだうっすらと
首の痛みと気持ち悪さは残っているけど
活動不能状態からは復活したのであった

復活ついでに
ここのところ使っている超お気に入りを除いて
ほとんど全部電池切れ状態だった腕時計から
何本かに電池を入れて復活させてみた
本当はもう少し復活させたかったんだけど
手元にそれだけの電池がなかったのだ


ステッチが入ったものが購入品で
残りの2つはオリジナル品で
ちょうど3年前くらいに集中して作ったものだ
え…もう3年も前になるのかぁ…

オリジナル手作り品がこうして
作った後もちゃんと動いてくれて
それを今でも使いたくなるというのは
中々嬉しいことである
今の超お気に入りもオリジナル品だし

これで少し気分をリニューアルできるかな

2011年10月25日火曜日

自閉くんとダブルフェイス・ウォッチ

自閉くん用に“開発”し
自分でもお気に入りになってしまった
横並びダブルフェイス・ウォッチであるが
昨日のインフルエンザ予防接種時にも活躍したのである

病院というのはとにかく待ち時間が長いものだ
昨日は予約制ではなかったが
午後という比較的空いている時間帯で
受付2番という好位置につけながら
結局トータルで2時間かかってしまった
注射はほんの一瞬で終るのに…

受付順なので早い番を取りたくて
受付時間前に到着
そこから受付開始を待って
受付後に診察開始を待って
開始後は順番が来るのを待って
診察が終わったら別室に移動して待って
やっと予防接種が終わり
最後に会計の順番待ちである

その間自閉くんは
何もしないでじっと待ち続けているのだ
普通の子ならDSを持って行くとか
本やマンガを持って行くとか
時間をつぶす手段を考えることもできる
でも彼はDVDやインターネットなら時間をつぶせるが
そもそも医者では携帯も禁止なくらいだから
例えiPadを持っていても(持ってないけど)無理な話である

ところがやっぱり視覚刺激は大きいのだ
ダブルフェイス・ウォッチで

「お部屋(診察室)に入るのはこの時間(かな?)」

とか示しておくと
それをチェックしながら待つことができる
ある程度の予定が視覚的に提示され
それを確認することで落ち着くんだろうと思う

「お部屋入るの9時30分(右)だよ〜(たぶん)」みたいな感じ

偉いのは予定時間が変更になっても
怒ったりパニックになったりしないこと
設定時間になっても動きがなくて
さらに針を動かして新しい目標時を設定すると
それはそれで予定が修正されたものとして
彼的には落ち着くらしい

このダブルフェイス・ウォッチは
バス写真の終了時間自己チェック用だったのだが
実はあらゆるところで利用可能なのかもしれない
特に「待つ」ことに有効なのは意外な発見だったなぁ

ただ腕にはつけようとしないのだ
たぶん腕につけるのはバス写真を撮る時に
わたしから離れて自由に動き回る時って
彼の中では決まっているのかもしれない

そういうこだわりもなかなかオモシロいのである

2011年10月1日土曜日

わたしは電池交換屋さん

幕張腕時計教室はまだ復活していないが
“腕時計の電池交換屋”としては
わが家及びお友達の間で
役立っているのである

でもどれでもお任せなわけではない
実は裏蓋には3種類あって
「はめ込み式」と「ネジ止め式」
そして「スクリューバック式」に分かれているのだ
わたしが腕時計教室で
実際に裏蓋を作ったりしているのは「はめ込み式」 で
一番単純に本体にパチンとはめ込むだけのもの
だから作る際には緩からずキツからずという
裏蓋の大きさの微妙な調整が必要がある

その代わり大きさの調整だけだから構造は簡単だし
取り外し用「オープナー」も単純なもので済む

本体と裏蓋のすき間に差し込んでこじ開けるのである


「ネジ止め式」は文字通り小さなネジで
本体に固定されているタイプ
しっかり固定できるし
ドライバーで取り外しも簡単だ

つまりこの二種類までは家で電池交換ができたのである
難しかったのが「スクリューバック式」の時計だ
これは裏蓋を回転させてはめ込むように
ネジが切ってあるタイプである
このタイプには特殊な工具が必要になる

そこで「スクリューバック式」にも対応する
電池交換屋さんになりたくなってしまったのだ
だってその道具がちょっとカッチョイイんだもの

 このメカニカルな「職人の道具」な感じがいいのだ

これが「スクリューバック式」裏蓋を外すための道具
「3点支持オープナー」である

「スクリューバック式」の裏蓋には
通常6カ所に小さな溝が切ってある
その内の3カ所にこの爪を当てて全体を回す
 
力の加減や配分をうまくやらないと
爪が外れて裏蓋を傷つけてしまうから
高価な時計ではコワくてできない
でも家にあった安物で試したら
多少キズはついたものの裏蓋はずしに成功したのだ

これで道具は揃った
大抵の腕時計なら電池交換可能であるぞわたし
ただし多少のキズは我慢…が条件ですけど
“電池交換屋さん”さらに進歩である
一個500円で交換しますよ〜なんちって

でも考えてみたら
「3点支持オープナー」なんて
腕時計作りには全然関係ないだけども…

2011年6月14日火曜日

「出雲千こ」の手作り腕時計を見てきたのだ

都内のデパートで「夏の職人展」を開催していて
そこで「出雲千こ」というお店が
手作り時計を並べていたという情報を
にゃ〜こからもらったので
さっそく今日行ってみたのだ

行ってみたら以前京都で買った
Dedegumoを含めた3つのブランドを展開する
手作りアクセサリー&腕時計会社であった
昔と名前変わったのかな

デザインはどれもファッション性が高い感じだ

店の人とちょっと話をしたのだが
「JHA(日本手作り腕時計協会)」や
「くるき亭」のことも知っていた
さかんに何とか日常防水対応まで持っていきたいと
熱く語っていたのが印象的であった
それぞれ特徴があって面白いなと思ったのは
「JHA」は個人の時計作家の集団として
作品販売を多方面で展開している
東急ハンズなどでも置いてあったりする
しかし「JHA」というブランド製品はない
  
「くるき亭」は教室は開いているが
作家育成をしているわけではなく
売っているのはくるき亭として作ったものだけだ
そのかわり手作りを基本としながら
大量生産を可能にしている

それに対し「出雲千こ」は
「JHA」のような作家集団ではないが
「くるき亭」のような大量生産も行なっていない
基本的に一点ものを作っているところのようなのだ
だから出会った時に買わないと
手に入れるチャンスを失うことになる

以前Dedegumoに行ったとき見た印象に比べ
時計のデザインもかなり手の込んだものになっていた
Dedegumoにも他のブランド品が置いてあったから
これはブランドの違いではなくて
デザインの変化とか技術の向上みたいなものだろう

こうして手作り時計を比較した時に
個人的にやっぱり「くるき亭」が面白いと思うのは
「くるき亭」は裏蓋とかハウジング(ムーブメントの保護材)
そしてレンズも手作りだということである
売り物であっても基本的にそうなのである
  
他の2つは既製品を使っている
特に裏蓋が既製品でシルバーに光っているのは
わたし的には大いに手作り感を損ねて
どうしても好きになれないのである

手作り時計の作る楽しさや使う楽しさは
やっぱりその手作り感にあると思うのだ
多少ゆがんでいたり汚れていたりしても
そこに作った人の一生懸命さが込められていることが
大事なんだと思う

最近「くるき亭」も下請け発注品が増えてきたようで
以前のような手作り感が薄れているんじゃないかって
ちょっと気がかりではあるが
教室にはそもそもの“手作り志向”が残っていて
それがとてもうれしいのだ
  
それともう一つは
既製品に四角い時計用のレンズや裏蓋がないせいか
他の2つの製品にはガワ自体が四角い時計が少ない
今日見た「出雲千こ」の出展品の中には
確か一つもなかったんじゃないかな
デザイン的に四角く見せているものはあったけど
だからスクエアな手作り時計を学べるっていうのは
「くるき亭」時計教室の特権かもしれない

今日はいろいろな時計を見て刺激をもらった
さらに「出雲千こ」では「パーツショップ」も
web上で開いたようなので
手作り腕時計愛好家としては見逃せない
この今までにない試みは
心から大いに感謝・歓迎したい
  
実は通っている教室での販売価格よりかなり安めだったりする
  
  

2011年5月19日木曜日

針が動き出すと「生まれた!」って感じがするんです

一番の目的だった「柱時計風ウォッチ」も完成し
次にちょっと考えていた時計の部品を
眺めたり磨いたり汚したりしながら
アイデアを練っていたときのこと

「門さん、もうけっこうたくさん時計作られてますよね?」

と講師の方が話しかけてきた

「そうですね。最初の技術確認用の一本を含めるともう10本目になりますね〜。」

昨年11月くらいからだから
かなりのハイペースで作っている感じだ
もちろん作りたくて作っているので
“マイペース”ではあるのだが…

「売られたりとかしないんですか?」

「最初は売ろうかな、どこでどうやったら売れるかなとか考えて、オークションに出してみたりもしたんですけど、最近ちょっと気持ちが変わってきまして。やっぱり売り物だと、最初の完成度やアフターケアとかをきちんとさせないといけないですよね。でも一本一本好きに作るっていう楽しみはなくなりそうですよね。それはイヤなんですね。」

「それはありますよね〜。でも完成度を上げていって、その好きに作った時計を『世界で一本』という“一点物”ということで売りに出すっていうのも、いいかもしれませんね。」

「それができたらうれしいですね〜。でも今は、あの針乗せで秒針が最後に乗ってコチコチと動き出した時に『(新しい命が)生まれた!』って感じがするのが好きなんですよね〜。」
  
「おぉ〜、何だか雑誌のインタビューでコメントもらっている見たいですね〜(笑)」

午後3時半から5時半の時間は
その日の最終コマなので
何となく最後はちょっと開放的な感じになる

昨日は珍しく講師の方から
そんな雑談話を振ってきてくれたので
さすがにこれだけ通っていることもあって
ちょっと親近感を持ってくれているようで嬉しかった

そのお礼という訳ではないんだけど
たまたまわたしの座っていた席の脇に
隠すようにしておいてあったiPadをみつけたのだ
  
買っては見たもののネットの設定をしてもつながらなくて
とおっしゃる講師の方の前で
iTouchで覚えた付け焼き刃の設定を試したら
なんとネットに繋がったのだった

もしかしてまた親近感増したかも〜
  
いろいろ習い事に手を出してきたけれど
今一番のんびりできる場所かもしれない
  

2011年5月18日水曜日

マイウォッチ10号完成!

今日の幕張時計教室で
通い始めて10本目となる
「柱時計風ウォッチ」が完成した〜!

八角形というまさに柱時計風なボディは
八角形というデザイン自体も目を引くが
幅2.5cmという小振りなサイズなのに
大きさ以上に存在感がある
それは腕に付けた時に
取手を支えに本体がちょと
中に浮いたような感じになるからなのだ

文字盤とガワがうまく溶け込んだでくれた

文字盤のレトロ感といいグレーのバンドの風合いといい
ガワのアンティークさといい
満足度の非常に高い一本となった
  
1.4cmのバンドは「鼠」色で、ループだけ「チョコレート」色にしてみた

針をシンプルなものにしたのも正解だったかな
細かいところではやっぱりいろいろ難点はあるんだけど
当初の“アンティークな柱時計風”っていうイメージが
最後まで保てたのも良かった
うれしい!これ本当にイイかも
(自画自賛が好きな“半世紀男”ですから…)

小さいながら「柱時計」風なので文字盤の視認性は高い
  
  

2011年5月6日金曜日

真鍮丸パイプの悩ましさ

手作り腕時計のガワは
基本的に1枚の真鍮板からパーツを切り出して溶接し
円形に成形しつつ作りあげていく

教室では通常0.5mm板を使うのだが
好みとしてもっと厚みが欲しいのだ
しかし真鍮の1mm板だと
切り出すのも成形するのも大変なのである

そこで丸形に関しては
真鍮パイプをカットして使うという秘策を
見つけ出したのであった

  
今の時計教室では通常直径3cmで作ることが多い
残念ながら3cmピッタリのパイプはなかったので
ちょっと大きめの3.2cmを使っている

カットも最初は金属ノコギリでギコギコと切り
ギザギザしたり凸凹した切り口を
幅(高さ)0.8cmを目標に平らに削っていくのだが
これも相当大変な作業であった
「パイプ使っても思ったほど楽じゃないじゃん…」
ていうのが
パイプを使用し始めた頃の印象である

ところが良いものを見つけたのだ
配管作業用のチューブカッター(右図)がそれで
直径0.3〜3.5cmまでを軽々とカットできるのだ
  
   
使い方は簡単で
パイプを噛ませて刃を少しずつ食い込ませながら
チューブカッター本体を
パイプの周りをぐるぐると回していくだけ
刃が同じ場所をきれいになぞっていくうちに
最後はポロリとカットされるのである

切りくずがほとんど出ない
切り口も美しい
力もいらない
むしろ切るのが楽しいくらいである

さてそれなら今度はムーブメントがギリギリ入る
直径2cmの最小サイズの時計を作ろうかと思って
またまた丸パイプを探してみた

そうしたら直径1.9cmはあるのだが2.0cmはないのだ
1mm厚のパイプの直径サイズなので
内径は恐らくムーブメントを入れるには小さ過ぎる
その上となると2.5mmになってしまう
それはそれで面白そうであるが
最小サイズに挑戦ということとは違ってしまう

悩ましいサイズ設定である
やっぱり最小サイズは苦労して手作りかな

ちなみに真四角のパイプっていうのも欲しいのだが
ステンレスならあるのに真鍮ではないのだ
でもあったとしても今度はパイプカッターでは切れないから
丸パイプほどのありがたみはないのかもしれないけれど…

2011年4月23日土曜日

手作り腕時計9号制作開始!

7号と8号の完成から
楽天オークションでの販売なんてことに
ちょっと興味が移っていたので
時計作りそのものは休止状態だった

オークションも反応無しなことがわかり(涙…)
これは地道に好きな時計を作っていくことにするかと
我に返ったのかもしれないが
今日は突然腕時計をまた作り始めたのだ

まだまだ“駆け出し”なので
時計作りには自分なりに
毎回新しい試みを少しでも取り入れようとしている
スクエアタイプとラウンドタイプを作ったり
ベルトをボディに留めるタイプと
ボディーの下をくぐらせるタイプにしてみたり
ベルトの接続部分のデザインを変えたり
飾りを付けたりと
技術的&デザイン的なチャレンジをしているのだ

そこで通算9号にあたる今回の時計である
今回の試みはフラットレンズの時計作りである
曲面を作るレンズに比べると型抜きの難しさはなくなるが
今度はガワにピッタリはめ込むために
レンズを微妙な手作業で削って成形しなければならない

今回の文字盤はまた違った雰囲気でいくのだ

アクリル板を大まかにアクリルカッターでカットしたら
金属ヤスリの上でひたすら角を取っていく
さらにガワの内側にピッタリはまるように
少しずつサイズを小さくしていく
そしてできあがったのがこちらである
ガワの内側から接着剤で固定して完了だ
  
ガラスがはまっているのがおわかりだろうか

フラットなレンズにするともう一つ問題なのが
文字盤までのスペースを作る必要があるということである
球面レンズならレンズの端が
ガワに沿って内部に入っていくので
そのままレンズに文字盤を当てればいいのだが
今度はそうはいかない

そこで2mm棒線を叩いて板状にし
それをガワの内側ピッタリに回して
文字盤がレンズから約3mmぐらいの位置で止まるようにした
これなら針もレンズにぶつからず問題なく動くはずだ

ガワの内側にもう一つ板をまわして文字盤を固定しているのだ

最後に全体をアンティーク溶液で“汚し”て
今日のところは取りあえず作業終了である

ガワの横にリューズ用の穴も開けたので
後はバンド用の留め具を作っておけば準備OK
残りは水曜日の時計教室で仕上げだ

教室ではバンドとムーブメント&針乗せを一気にやって
9号が完成できるようにガンバルぞい
出来上がったら今度は4,000円ぐらいから
オークションにかけてみようかな
  
もうオークションとか止めて
欲しい人にあげちゃおうかとも思ったんだけど
いくらなら売れるのか
それともはなっから売れないのかっていうのも
ちょっと気になるのである



2011年4月7日木曜日

腕時計7号&8号完成!

昨日の腕時計教室で
できれば販売品としたい念願の7号と8号が完成した

まず腕時計7号は
前回すでにムーブメントを含めて
ボディは完成していた
ただレンズのゆがみとか文字盤のズレが気になって
それぞれ自宅で作り直したものだ

レトロ調文字盤に合わせて
渋い色のベルトにしようと思っていたが
深い緑色が気に入って採用した
文字盤の薄い黄色にもマッチしているかな
バンドサイズは細めだ

  
続いて8号は6号の改良版あるいは姉妹版
文字盤を大きく見やすくし
全体に黒っぽいアンティーク感をもたせ
ベルトを細めにしてボディのインパクトを強めた
近くのユザワヤで買った黒いカシメで
バンドをボディに留めているのがワンポイントとなっているかも
  
  
バンドは2mm厚の牛皮に革用染料で色付けしたもの
トコノールで仕上げ処理もしてある
ムーブメントはSeiko Epson製の純国産品
手首サイズは約14cm〜18cmで男女兼用である

さて初の売り物となりますかどうか

  

2011年3月19日土曜日

2週間時計制作結果


2月の最終水曜日に時計教室へ行き
3号の手直しと5号の2本を完成させた

予約日を計画停電でキャンセルにしたので
今週水曜日に教室に行けるとしたら
3週間ぶりということになる

その間に日本が大きく変わってしまった
そんな印象さえする

しかしわたしは黙々と時計を作った
作ったのは6号7号そして8号
まだ金具までは揃っていないけど
溶接作業のある裏蓋も完成し
ボディは針とムーブメントとを入れるだけまで
何とか手持ちの材料で作り上げた
タイプの違うデザインになったのがうれしい

左から手作り四角型・パイプ切り出し丸型・手作り丸型と作り方も違う
今日の作業でほぼ溶接用銀ロウが尽きた
金属加工・溶接はこれまで
時計作りも次の教室で材料をもらうまでストップだ

直接は全く関係ないんだけど
この東北関東大震災ショックに
黙々と時計を作ることで耐えていた気もするなぁ

病休に入って体験教室に参加し1号を作った
復活に向けて昨年秋からコースに参加し
以来時計を作り続けている
その都度大事なところで
時計作りに支えてもらっている気がする
  
  

2011年3月10日木曜日

ローマ数字文字盤のこと

今回マイウォッチ6号用に
ローマ数字を円形に並べた文字盤を作ったのだが
その図を載せた記事にご丁寧なコメントをいただいた

「(前略)先日から不思議に思っているのですが、文字盤をローマ数字で表記する場合(代表的なものがBig Benですよね)全て放状に記すのが普通だと思うのですが、オリジナルの場合、重力があるように常に『上向き』に数字を表示されていますね。これは確たる意図がおありなのでしょうか?(後略)」

まことにその通りなのだ
普通は中心から放射状にレイアウトされる
だからIIIとIXが横倒しでIIII〜VIIIが“逆立ち”することになる

左がイギリスのBigBen/右が家にあったRegatta Club

でも今通っている手作り腕時計教室で
タイプ別に置かれている「お手本」では
IIII〜VIIIが再び上を向いているのである
  
これはその教室を開いているお店の
ローマ数字表記商品にも共通したデザインなのだ
それで時計教室でも指導も強要もされていないのだけど 
自然と「お手本」に従ってIIII〜VIIIも“直立”方式にしてたのだ

左が商品の「でかまる」/右が体験教室で作った1号
そこには特に確固たるこだわりもポリシーもなく
まぁ見やすいんじゃないかぐらいの感じでいたのだ

でもちょっと気になって調べたら
結構このタイプの文字レイアウトをしている時計があるのである

左が高級時計の代名詞Rolex/右がTENSE社製ウッド・ウォッチ

やっぱり“見やすさ”なんじゃないかと思う
と言っても放射状のレイアウトも伝統的なものだから
それに慣れている人には
規則性というか統一感というか
“完全性”みたいなものが乱れている感じがして
違和感の方が強いかもしれない

わたしは手首が女性並に細いので
ピッタリくる腕時計がなかったこともあって
腕時計へ興味を持つようになった歴史は浅い
そのせいか伝統的な放射状のローマ数字レイアウトにもこだわりがない
むしろ基本的に逆さにならずにがんばろうとしている
“直立”レイアウトの方が落ち着く感じだ

だからきっと最初の体験教室でも
何の違和感も感じずに
自然にこのレイアウトを選んだってことなんだな
無意識にやったことを意識的に確認してしまった
そんなわけでたぶんマイウォッチのローマ数字レイアウトは
今後も基本的に“直立”レイアウトになると思いますのだ
ちなみに放射状のレイアウトって
昔々の日時計から来ているんじゃないかな
中心の棒から影が伸びる先を見る感じ
つまり地面にあって周りながら見るものを立てちゃったから
“逆立ち”しちゃう文字が出てきたというような
そんな気がちょっとしました
  
  

2011年3月3日木曜日

時計教室2ndステージ:グルグル5号も完成!

グルグルマークだけが文字盤についている
マイウォッチ置き時計5号も昨晩完成した 

ぐるぐる渦巻きは上じゃなくて下に直線がくるようにした
吊り下げた蚊取り線香じゃなくて大きなペロペロキャンディーかな

実は教室でほぼ完成していたんだけど
欲を出してちょっと手を加えようとしたのだ
それもアクリル板のレンズがはめ込んである
本体への溶接である

案の定アクリル板が溶け出してしまった
もちろん溶接は失敗である
ちょっとした飾りを加えようと思っただけなので
溶接はどうでもいいのだけど
アクリル板が溶けて変形し
ピタッとガワにはまっていたのに
すき間ができてしまった
見てくれも最悪である

アクリル板は購入したものが自宅にあったので
教室でレンズ分買うのももったいないし
削りながらピタッとはめ込むサイズに成形するには
ちょっと時間が足りなかった
そこで帰ってから夜作り直したのである

しかし失敗はしてみるものである
お陰で講師の方からこういう場合のアクリル板の外し方を
教えてもらうことができたのだ
失敗しなければそのままスルーされていた話である

わたしはバキバキとラジオペンチとかで
単純にむしり取るのかと思っていた
そうしたら煮沸すればペロンと剥がれてくれると言うのだ
実際に試したらアクリル板も接着剤もきれいに取れてくれた
これならラクチンである

でも変形したレンズは再利用は難しかったので
再度四角くカットしたアクリル板からレンズを作った
今度もまたピタッとはまるところまで成形できた
これは自分ながらなかなかの技術かも

ごちゃごちゃしたわたしの机の上で
グルグルくんは今も
赤い針でコチコチと時を刻んでくれている
  

2011年3月2日水曜日

時計教室2ndステージ:3号&4号完成!


オリジナル手作り腕時計の
スクエアタイプ3号とラウンドタイプ4号が
苦節2ヶ月全22時間の苦闘の末
ついについに今日の第11回教室にて完成した

超メデタイ〜超カッコイイ〜超愛着強し〜

3号はブラックベルトにグレーのループだ

留め金は本体に合わせてちょっと大きめ

4号はボディの下を1本のグレーベルトが通っているタイプ


4号の留め金にはループの機能も持たせている

今回はどちらもボディや文字盤がアンティーク調なので
ベルトの色もブラックにグレーと地味目な色を選んだ
結果的にオトナの時計といった感じになった

作成に長時間かかったのは
1本を自宅&自力で作ろうと同時並行していたのが
仕上げのムーブメントやベルトの取り付けで
一緒になっちゃったからである

もちろん教室では常時4人の生徒がいて
講師の方は一人だけだから
教えてもらうにも確認するにもチェックしてもらうにも
常に他の人とのやり取りのスキをついて
講師の方をつかまえる必要がある

だからおそらく同じものを作るとなれば
かなり短時間で作れるはずである

レンズにキズがついていたりするから
まだまだ売り物のレベルではないけれど
売り物を作ることが不可能ではない手応えがあった
まぁ何より作ることが楽しくて
出来上がることがこんなに嬉しいのである


それだけでも今は十分である
  

2011年2月27日日曜日

マイウォッチ5号自宅作業終了!

ミニミニ置き時計となったマイウォッチ5号
時計部分から下はもっと安定感のあって
重心の低くなる土台にしてもよかったのだけど
ちょっと植物的な感じも悪くないと思ったのだ

見ようによっては不気味かもしれないけど
無機質な置き物的な存在ではなくて
生き物風なアヤシい感じがいいのだ

今日はアクリルカッターでレンズを作った
レンズと言っても今回は平面で作る
大まかにカットした後金属ヤスリで丸くしていって
ガワの円形にピタッとはめ込むところまで仕上げた
われながらスゴい精度ではまった
裏側から接着剤を塗って完成

最後に真鍮版と真鍮棒で裏蓋を作成
心無しか作業効率や作業精度が上がった気がする
銀ロウの溶接もすき間なくできたし
出来上がった裏蓋はガワにもほぼ一発ではまった

焦がし跡もそれはそれで味がある
これで家でできることは完了
後は今度の水曜日の時計教室で
本体にアンティーク加工を施し少し磨きをかけ
ムーブメントと針を購入して文字盤にセットすれば完成である

すでにけっこうカワイイヤツって感じである

2011年2月23日水曜日

「時計教室2ndステージ」第10回

今日完成できれば2ヶ月で2本完成
つまり月1本の割合で時計が作れたことになる〜
とばかりに急きょ今日幕張へ行くことにしたのだが
ふと思ったのだ

「なんでわたしは2本同時に作ってるんだぁ?」

そもそも「デザイナーコース」は
制作手順の確認のために
与えられた範囲内で1本作り
次は自由に1本作るっていうことになっている
その後のことは決まっていないのだ

3本目を作ることは予定としてあるわけではなく
わたしもまったくのプライベートなものとして
できるだけ家で自力で作ってみるという
そんな気持ちでスタートさせたのだった
だから4号は作り慣れた丸形になっているのだ

もし3号だけ必死に作っていたら
きっともっと早く仕上がっていただろうし
その後の話もできたんだろうと思う
例えばちょっとしたお仕事のこととかね
  
でも家での作業環境が整えば
教室で作る時計だって家で手を加えたくなる
っていう感じで知らず知らずに2つの区別がなくなって
2本を家と教室で同時並行で作ることになっていたのだった
まぁタイプの違う時計だったので
それはそれで楽しかったんだけど
“楽しくて脱線してしまった”ということでもあるな…
わたしには珍しくないことであるけど

今日は完成を目指したのだが
後一歩のところで時間切れになってしまった
しっかり2本分の革に色をつけるのが大変だったのと
留め具を使ったバンドは初めてだったので
予想以上に手間取ってしまったのだ
 
その留め具を家で作っていったのは正解であった
講師の先生にも形が面白いって誉められたし

切り出したバンド用の革に着色したところ
上に並んでいるのが皮革用染料だ

しかしほとんど完成間近まで行ったから
時計のイメージはかなりはっきりしてきた
来週ハトメ(バンドの穴だ)を作って完成である
まだ完成していないのでお見せできないのが残念である
両方とも今回はめちゃめちゃ渋い色にしたのだ
  
同席していた方が四角い3号を見て

「カッコイイですよねその時計〜!」

と言ってくれた
講師の方が丸い4号を手に取って

「マット(つや消し)な感じで、なんか“古代の時計”ですね!」

と周りの人に紹介してくれた

あぁ楽しかった
来週こそ完成させるぞ
そしてその後のお話をするのである