2019年2月28日木曜日

譜面台紙追加制作!

ウクレレ演奏の時、
譜面が3枚とか4枚とかになると
譜面たてに乗らないので、
以前、百均グッズで譜面台紙を作ったのだ。
  
これが中々の好評だったのだが、
さっそく3月に予定されている発表で
この3枚用台紙が活躍することになったのだ。

そこで持っていない人の分と、
自分で練習している「リベルタンゴ」のパート譜用に
追加で台紙を作るのことにした。

ところが、昨年9月の時点では置いてあった
「A4より一回り大きいサイズ」が
どのダイソーに行っても見つからない。
そこで仕方なく「A3より一回り大きいサイズ」を買って、
二つに裁断するところから始めた。

あとは勝手知ったる台紙作りである。
今回は裁断機が大活躍だ。


結局、3枚用が4つ、4枚用が1つできあがった。
ストックがあっても困らないしね。
  
製本テープに黒があれば、
黒い台紙を作ってみても良いかもしれないな。
  
  

2019年2月25日月曜日

湯西川温泉の旅

ちょうど今、『かまくら祭』の開催期間中なので、
一泊二日で湯西川温泉に行ってきた。
壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が、
河原に湧き出る温泉を見つけ傷を癒したという
歴史の古い、人里離れた雪深い温泉だ。
  
と思って覚悟してやって来たら、
宿の人が
「こんなに雪が少ないのは初めてだ」と言っていたくらい
雪が少なかった。
普段履きの靴でもOKなほどである。

でもそこは観光地、
目玉の〝かまくら〟はしっかり作ってあった。
祭のメイン会場は「平家の里」だ。

  
続いて平家慈光寺会場を通って
慈光寺前にある『志おや』でおそばをいただく。

  
そこでな〜こがマッチを発見!
昔はどこにもあったようなこんな箱入りマッチだけど、
何十年ぶりかで手にした気がして大興奮!

  
温泉地はそれほど広くないので、
いつもの二人だから、バスを使わずに歩いてお宿へ。
『花と華』という、お風呂の多い川沿いの宿だ。
夕食は囲炉裏のある個室。
囲炉裏端でくつろぐのは良いなぁ。


食後に再び外に出て、河川敷ミニかまくら会場を訪れる。
ものすごい数のミニかまくらが並ぶ。
雪の少なさと、風のために
本来の美しさには及ばなかったらしいけれど、
その規模の大きさと幻想的な風景は圧巻だった。
  

そして昼間訪れた「平家の里」を再訪。
こちらもミニかまくらに火が灯り
怪しく美しい世界になっていた。
  
  
さらに、帰り道から少しそれたところにある
慈光寺会場にも、もう一度立ち寄る。
こちらはイルミネーション中心だ。
でもこのあたりから寒さが堪えだして
早くお宿に帰りたくなる。
戻ってすぐに温泉で温まれるなんて、
贅沢だなぁ。
  

翌日はチェックアウト後すぐに湯西川温泉をあとにして、
「東武ワールドスクウェア」に行ってみた。
  
正直、どれほどのものなんだろうと心配していたのだが、
あにはからんや、特撮ミニチュア世代のワタシも唸る
精巧なミニチュアのオンパレードであった。
食い入るように見ているうちに
あっと言う間に2時間立ってしまったのだ。

東京駅

スフィンクス
  
 クフ王のピラミッド 
  
アブシンベル神殿
  
サン・ピエトロ大聖堂
  
ミラノ大聖堂
  
アンコールワット

万里の長城
  
京福宮

法隆寺

清水寺
  
何より素晴らしいのは、
建物の再現性の高さに加え、
その建物を含めた〝風景〟が
盆栽のようなミニチュアサイズの緑を配することで
見事に形作られていることであった。

そしてまた、
まったく手を抜かずにすべてが再現された建物ゆえに、
ドローンで空撮しているような上からの視点や、
絶対に見られないだろう建物の裏手からの景観も、
堪能できるのである。
素晴らしい!

二日間とも晴天に恵まれて、
雪深い(たまたま深くなかったけど)山奥の温泉郷の
温泉の湯と幻想的な風景と、
職人的ミニチュアワールドという
まったく別のものを楽しむことができた
充実した春の旅であった。

ああ、楽しかったなぁ。
  
  

2019年2月21日木曜日

「鬱っぷち!ナイトメア」Kindleで販売開始!

「鬱っぷち!」(2016)、
「続・鬱っぷち!」(2017)に続く
鬱っぷち!ナイトメア: 適応障害格闘夢日記」販売開始!
  

これで「鬱っぷち!」は終了だ
ああ、なんか肩の荷が下りた感じ

この本を出すのは、当時を追体験するから
自分が思っている以上にコタエルみたいだな。
  
ちょうど花粉が飛び始める時期なこともあって、
「ストナリニ」を飲み始めたのもコタエているから、
ダブルパンチで低空飛行状態である。

でも一仕事終えた感がある。

ちょっとお休みしよう。
  
  

2019年2月19日火曜日

「鬱っぷち!ナイトメア」を計画中!

「鬱っぷち!」シリーズ第3段にして最後の一冊として、
「鬱っぷち!ナイトメア」を計画中なのだ。
「鬱っぷち!」「続・鬱っぷち!」で描いた、
病休後半年以降の、
悪夢(ナイトメア)をまとめた本である。

追いつめられたような感じもあるし、

訳の分からない話もあるし、
くだらない展開もあるが、
要するに、いくら理詰めで分析したり励ましたりしても、
当人の自己嫌悪は簡単には癒やされない
(本当のことを言えば、一生消えない)
ということを伝えたいのだ。

理屈ではないところで、

つまり本人がどうすることもできない夢の中でさえも、
これほどしつこく
自己嫌悪や恐怖や苦しみを味わっているのだから。
  
   
でも単純に、変な夢の記録として
不条理な展開を楽しんでいただいてもよいのだ。
  
売れるとか売れないとかではなく
(そりゃ売れるに越したことはないけれど)
これでやっと「鬱っぷち!」が完結するような
そんな気がしている。
ケリをつけておかなければならない
大事な仕事という感じだな。
  
2月中に出せると良いなぁ。

2019年2月17日日曜日

「吸血鬼カーミラ」の表紙も改訂したのだ

翻訳を一冊終え、
疲労回復に専念しているこの時期は、
何となく過去作で少し気になっていたところを
改訂したくなるのである。
  
そこで「アルプスの少女ハイジ」の続き、
「吸血鬼カーミラ」の表紙もリニューアルしてみた。
上が旧版、下が新版だ。
小さな画像になっても分かりやすい、
コントラストのくっきりしたものにしてみた。

旧版
  
新版
  
  

2019年2月16日土曜日

トイレのドアのロックが外れなくなった〜

上の子がトイレに入って
いつものように小さなノブを回して鍵をかけ、
出ようとしたらカギが開かなくなっていた。
ロック用の小さなノブが回り切らないのだ。
  
外からもコインで回せるようになっているのだが、
何かに引っかかっているようで
やっぱり最後まできっちり回せない。
  
ワタシが不在の時のことで、
しばらくガチャガチャやっているうちに
たまたま開いたらしいのだが、
いつまた引っかかるか分からないので、
鍵屋を呼んで取り替えようかという話になりかけた。
  
そこでワタシは思い切って取っ手を外し、
カギの内部を点検してみたのだ。

  
すると、ロック用の小さいノブを回す部分で、
クッションの役割を担っていた小さなバネが折れて、
ほかの動きを邪魔するように引っかかっていたのである。
(上の写真のマイナスドライバーの上部の?みたいなヤツだ)
  
そこで、このバネを取り除いて再び組み立ててみたら、
実にスムーズにロック用のノブが回り、
ドアは見事に復活したのであった。
  
  
使ったのは、普通の大きさの+と−のドライバー、
そしてカバーを外すためにすき間に差し込めるくらい小さな
マイナスのミニドライバー、
そしてノブを回すための10円玉一個である。
  
ちなみに取って回りが傷だらけなのは、
上の子がいつもの習慣でロックしないようにと
家人が焦って、取っ手回りを内から外から、
ガムテでベタベタと固定したので、
ガムテを剥がしたついでに、
化粧プリントも剥がれてしまったせいである。
  
しかし、ワタシは職人さんか?
  
  

「アルプスの少女ハイジ」の改訂版を出したのだ

ここのところずっと
《望林堂完訳文庫》の最初の頃に出した本は、
挿絵が小さいということが気になっていたのだ。
  
当時は電子書籍のことは何も分からず
おっかなびっくり&様子見みたいな感じだったから、
あまりデータが大きすぎるのは良くないかもと、
遠慮による自主規制をしてしまっていたのだ。
だから、1ページ全面表示分で載せられるものも、
わざわざサイズを縮小したりしていた。
  
でもせっかくサイズの大きな絵があるのなら、
タブレットでも全面表示させたい。
最近は、特にカラー図版の場合は思い切って
大判データを載せたりしているので、
昔の書籍も改定したいと思っていた。
  
そこでその第一弾として
「アルプスの少女ハイジ」を〝大判化〟したのである。

あわせて表紙もカラフルなものに変えた。
こちらも中の挿絵同様に
ジェシー・ウィルコック・スミスによるものだ。
  
挿絵ではなく一つの絵として
気合を入れて描かれたような一枚である。
ちょっとハイジが美人過ぎる気もするが、
表紙にはそれくらいの方が良いだろう。
  
こういう絵を見てしまうと、
最近の書籍で使われている
アニメ絵の味気なさが際立つなぁ。

  
  

2019年2月15日金曜日

一段落して心身ともに不安定なり

子どもたちに“この世は生きるに値するんだ”ということを
知らせることが作品の根幹になければいけない

というのは宮崎駿の言葉だけれど、

わざわざこんなことを言うのは、
そうしなければならないほど、
この世を生きるのはつらいのだ
ということの裏返しなわけだ。
つまり宮崎駿は、この世の中に、生きることに
かなり絶望しているんじゃないかと思う。
  
そして、どんなにハードな作業であろうとも、
上の信念を持って作品を作り続けたことで
どうにかそんな世の中に踏みとどまり
生き続けているんじゃないかと思うのだ。
  
なんてことが頭に浮かんだのは、
「少女ポリアンナ」からほぼ連続で
「星の帆船」を訳し続けたので、
心身の消耗と疲労が
かなりたまってしまったからかもしれないな。
  
良いものが出来上がったという達成感と、
ようやく本が書店に並んだという満足感とで、
心的には上向くはずだと思うのだが、
意外とこれが不安定なのである。
  
突然、昔の嫌な記憶が次々とよみがえって、
悶々と一人苦しんでしまったり、
ニュースで流れてくる悲しい事件の
詳しく語られない場面を繰り返し想像して
いたたまれなくなったりするのだ。

弱っているということだろうな。

昔のようには気持ちを強く持てなくなったから、
負の感情を跳ね飛ばせないっていうのもある。
こういうのは理屈じゃないからなぁ。
おそらく、次の翻訳作業を始めると、
少し気持ちが安定するような気がする。
  
そう、作り続けていないとダメなのかもしれないのだ。
すると一方で心身は消耗を続ける。
困ったものだが、それが生きるということだな。
  
  

2019年2月13日水曜日

「星の帆船」Kindle、Kobo、BOOK☆WALKER、iBooksにて販売開始!

ようやくKindleで販売開始である。
ああ、良かった〜
  
良くわからないが、
申請データのチェックや
販売のための作業をする部署と、
著作権を確認する部署が
別になったような感じがする。
著作権を慎重に確認することにしたのかも。
  
申請から販売開始までの日数は
  
Kindle → 4日
Kobo → 1日
BOOK☆WALKER → 2日
iBooks → 2日

であった。
Koboが超早かったなぁ、今回は。

とにかくめでたい〜

苦労がむくわれた〜


Kindle販売ページ

  
Kobo販売ページ

    
  
iBooks Store販売ページ(iBooksアプリ)
  
  

ウクレレ仲間からのチョコレート

火曜ウクレレに行っていただいたものと、
水曜ウクレレで個人的に弦交換することになって
お預かりしたウクレレ&弦と一緒にいただいたもの。
  
社会とのつながりがなくなった気がして早10年、
ありがたいことだなぁ。
な〜こと一緒に美味しくいただこう。
  
  
  

2019年2月12日火曜日

「星の帆船」が中々販売されないのだ…

「星の帆船」をKindleに申請したら
著作権の確認のために
著者の死亡日などを確認できるURLを
送ってほしいという旨のメールが来て、
返事を送ったら、

お客様のアカウント情報につきましては、調査にもう少しお時間をいただく必要がございます。調査が完了しだい、5 営業日以内に回答いたしますので、恐れ入りますがいましばらくお待ちください。

というメールが来たのだ。
  
「お客様のアカウント情報」ってどういうことだ?
著作権に関することではなくて、
ワタシのアカウントに、何か問題があるのか?
  
そんな状態で放って置かれているので、
完成した喜びも開放感もなく、
逆に何を言われるのやらびくびくしたまま、
この数日を過ごしているのである。
  
まったく困る。
心身ともにくたびれ果てているところで、
こうやって焦らされるのは
本当に困るのだ。
カラダがさらに弱っていく気がする。
  
早く連絡が来ないかなぁ。
でもKDPの良いところは、
日数を区切って回答すると言ってくるところだな。
  
上のメールが来たのが2/10だから、
金曜日までには回答が来るはずだ。
  
ああ、疲れが全然取れないよ〜
  
  

2019年2月11日月曜日

「麺や金時」に行ってきたのだ!

連休のお昼に、な〜こと「麺や金時」を訪問、
汁無し坦々麺と塩ラーメンを頼んで堪能した。
7席だけのお店だが、
ミシュランガイドにも載ったという有名店だ。
  
駅からもそこそこ遠い場所にある
本当に地味で小さな店なのだが、
入り口から店を回り込むように行列ができていた。
  
寒風吹きすさぶ中を30分ほど待ったのだが、
それだけの価値のある美味しさだった。
ぜひ、また行かねば!



ちなみに、
すぐ後ろで男性4人組が並んでいたのだが、
本人たちは普通に会話しているのに、
聞かされているこちらは
なぜか超ムカムカイライラしたのだ。
  
いくつになっても中学や高校の
先輩後輩の関係を引きずっている
地元命みたいなバカっぽさが
会話ににじみ出ていたからである。
  
デリカシーがないというか、
社会性が欠けているというか、
仲間がいれば強気で横柄みたいな、
もう、あっちへ行け!って感じ。
  
教員辞めてから
こういうやからには
めっきり耐性がなくなったなぁ。
  
  

2019年2月9日土曜日

「星の帆船」Kindleに出版申請!

集中作業が続いていた「星の帆船」だが、
第四稿を経て、ついにKindleに出版申請!

結局予定していた48点の図版すべてを、
ゲットした復刻本からスキャンしたものに入れ替えた。
  
色を合わせるのが超絶難しかったが、
とにかく予定していたものよりはるかに美麗な本が
できあがったと言えるであろう。

ああ、疲れた……疲れ果てた……。
三連休も何も関係ないが、
もうこれで休めるかな。
何もなくスムーズに出版されることを祈るばかりだ。
  
  
  

2019年2月7日木曜日

「星の帆船」第三稿完成!

「星の帆船」の翻訳作業も佳境に入り、
文字校正に加えて
自然な日本語、読みやすい日本語を心がけて、
手直しを加えた第三稿が完成した。

残るは、図版をスキャンするかどうかの問題だけだ。
今の図版は、美しいんだけど小さいんだよなぁ……。