2012年11月30日金曜日

六義園ライトアップ・夜の幻想絵巻

江戸時代に造られた大名庭園の中でも代表的な
回遊式築山泉水庭園と言われる六義園(りくぎえん)に
今宵な〜こと行ってきたのだ

11月22日〜12月9日までの期間

普段は17時にまでの開園時間が21時まで延長され
夜間ライトアップが楽しめるのである…
ということをな〜こから聞いて
な〜この仕事が終るのを待って
一緒に行こうということになったのであった

ありがたいことに夕方から雨という予報は外れ

夜のお散歩日和である
期待に胸膨らませながら正門をくぐる
すでに妖しさ一杯である


庭園は池を回るように散策路が設けられ

至る所で絶妙なライトアップが施されていた

その結果風景のコントラストが増し

都会とは思えない夜の闇はさらに暗くなり
光に照らされた紅葉は
さらに色濃く鮮やかに浮かび上がる
田舎道をロウソクの灯を頼りに歩くような
妖しくおどろおどろしくそして美しい
幻想的で日本的な世界が広がっていたのであった


わたしの父方の田舎は山間部にあるので

昔々に暗く妖しい夜の山道を歩いたような
かすかな記憶はあるのだが
それに似ていながらもさらに妖艶な
懐かしくも幻想的な風景に
今日突然出会うことになるとは思っても見なかった
あぁ…シアワセ…

こうしてな〜こと約一時間かけて庭園を二周

ゆっくりと散歩したのであった
わたしはカメラを構えながら興奮状態であり
な〜こはそれを含めてニコニコとお散歩を楽しんでいる…
あぁ…いつもの二人だな

午前中には大分不調だったのだが

とにかく横になって休んで休んで
夜のお散歩に体調を回復させようと
頑張った甲斐があったなぁ
な〜こありがとね

300円(大人)で体験できる異界トリップは

12月9日までである
  

2012年11月29日木曜日

にゃ〜こ→Nyako→メェちゃん→な〜こ

そのうち慣れるだろうと思っていた
おニューなニックネーム“メェちゃん”であったが
やっぱりダメであった
あまりに唐突だったからなぁ
ある意味予想通りかも…

そこで
さらにおニューなニックネームとして採用されたのが
“な〜こ”である…
あぁこれならしっくりくるわ〜

“な〜こ”なら人前で呼んだとしても
「なおこ」みたいにも聞こえるから
それほど違和感もないだろうしね 

「“な〜こ”の“な”は野菜の“菜”だよ。」

「あぁ“菜っ葉” の“菜”だね。」

「そうだよ。モンちゃんに野菜を食べさせる係だからね。」

最近な〜こは本当に頑張って食事を作ってくれて
そこにはわたしの好物が必ず入っている上に
大量の野菜が食べやすく調理されているのだ

血液検査でコレステロール値が高いことを心配してくれて
でも好きなお肉を減らすだけだと
長続きもしないだろうしバランス的にも良くないからと
野菜の多い肉料理を作ってくれるのである
そして肉だけでなく魚料理も美味しく作ってくれるのだ

こうして身体のことを気遣って手料理を作ってくれるのも
仕事帰りの疲れたところで
料理してくれたり翌日の仕込みをしてくれたりするのも
さらに目の前でお給仕してくれるのも
全部嬉しいのである

そしてもちろんな〜この作るご飯はどれも美味いのだ
もうお弁当とか食べられないのだ

そのお返しには到底足らないけれど
冷え易いな〜こをぎゅっと温めるのが
わたしの係としての仕事である
食べるとすぐ発熱するわたしなので
な〜この冷えたからだに巻き付いて温める

するとあら不思議…
普段はカラダが冷えて寝付けなかったりするな〜こも
あっという間にぐんぐん温かくなり
しばらくするとわたし以上に熱くなるのである
 
ある意味持ちつ持たれつか…

いやいやわたしの貢献はまだまだ足りない
でもどんなに寒くなっても
しっかりな〜こを温める所存なのである

2012年11月25日日曜日

新作CG「世界の片隅で今」


その眩い光は
燃えるような夕陽なのか
戦乱の火の手なのか
あるいは世界壊滅の劫火なのか

例え世界がどうなっていようと
その片隅で彼女は
今小舟に乗ろうと
決心したのだった

どこか新しい地へ向うために
あるいはただ


ここから抜け出すために

2012年11月22日木曜日

絵を描くのが“お仕事”かな

昨日は昼寝したにも関わらず
夕飯後に眠くなった
昼寝や二度寝は過剰ではなく補充なんだと思う
カラダは一生懸命“普通”の生活を続けようとするんだけど
エネルギーが切れたり自律神経が狂ってきたりするから
どうしても休憩が必要なのだ…きっと

その時点で寝れば良かったんだけど
お風呂の順番とか色々タイミングが合わず
そうこうしているうちにアタマに絵が浮かんだのだ
するとCGソフトを立ち上げて
その絵を具体化せずにはいられなくなる

人物にポーズを取らせ別に作った風景の中に配置する
う〜ん…今ひとつピンと来ない…そこに世界が広がらない…
もっと見てみたい散策してみたいと思うような
隠れて見えない場所にも行ってみたくなるような
そんな世界が広がらないとダメなのだ

あれこれ試しているうちに
画面上の絵は元のイメージとはまったくかけ離れたものになる
それもいつものことである
そうして最終レンダリングに入ったのは
もう日付が変わった頃であった

そうしたら今日は起きるのがさらにとても辛かった上に
足が冷たくて横になっても温まらないのだ
胃のあたりが重くて食欲もあまりない

でもそうやってカラダに無理を強いることになるとしても
絵を描かずに寝れば良かった…とは思わないのだ

レンダリングする前に絵が良いかどうかはだいたい分かる
そこに辿り着けたことが嬉しいし
それが精細な絵として完成するのを待つのも楽しい
その喜びの方が勝つのである

今はやっぱりこの絵を描くことが“お仕事”みたいだな
もちろん生活の糧を得るためのお仕事ではない
毎日生きていくための“お仕事”である

2012年11月15日木曜日

紅葉の高尾山に行って来たのだ

昨日はnyakoと高尾山へ行って来た
紅葉を愛でるのとケーブルカーに乗るのと
運動不足解消と森林浴が目的である

「高尾山口」駅に着くと
さすがに気温は下がり紅葉が進んでいるのがわかる
いきなり駅前のイチョウの木の
鮮やかな黄色に目が奪われる


Design Festaの疲れがまだ残っているのか
わたしは少し自律神経失調気味で
この寒さにカラダが対応し切れていない感じはあったけど
歩けばカラダも動き出すだろうとケーブルカーに向う


ケーブルカーの駅前の紅葉がまた見事であった
が…ケーブルカーに並ぶ人の数もまた見事であった…
30分から40分待ちと駅員さんの声が響く

そのくらいの待ち時間なら
ケーブルカーの終点まで歩いて登れるぞとも思ったのだが
でもこのケーブルカーが凄かったのだった
待っても乗る価値があった…絶対あった…ワタシ的には


乗っている時間は6分ほどで
ケーブルカーだからほぼ直線という単調なコースである
ところが…終点近くのラストの勾配がハンパじゃなかったのだ


写真でおわかりいただけるであろうか
ジェットコースターのスタート地点に向って
逆走しているかのように
線路の先が急勾配で迫り上がっているのを…

その角度は31度18分
スタート時点では車両内が若干山側に傾いていたのだが
なんとこの急勾配地点では谷側に傾くのである
だからどこかに掴まっていないといけないのだ
いきなりガツンとやられたぜ高尾山
って言うかケーブルカー!

登り切ったところでちょっとお腹が空いたなぁと言ったら
すかさず目ざとくnyakoが「天狗ドッグ」を発見してくれた
これがまたビッグ&ジューシーなソーセージで超満足 
いつものように大騒ぎしながら食べる
nyakoもいつものように嬉しそうに見ていてくれる

ケーブルカーに天狗ドッグ…
もう連続攻撃にわたしはメロメロである
高尾山好きかも…まだ一歩も“登山”してないのに…


というわけでかなりテンションも上がり
いざ歩け歩け開始である…と思ったが
その前に近くの展望台から絶景を楽しむ
遠くには都心のビル群が浮かび
その端にはなんとスカイツリーが見えた…なんかラッキー!


橋好きなわたしは
頂上へ続くいくつかの登山コースの中から
吊り橋を渡るコースを選ぶ
メインのコースはほぼ舗装されているから登り易いんだけど
山登り感を味わうには散策コースの方が良い


とは言っても基本的には登り易いのが高尾山である
中高年の登山客がやたら多いのもうなずける
30分程度歩いたらもう頂上に着いてしまった


そして頂上もまた超混雑していたのだった… 
ここはお年寄りの原宿「巣鴨」か…みたいな
さらには遠足らしき若者&保育園児の集団まで入り乱れ
およそ山頂とは思えない光景にびっくりだ


ここでお昼ご飯
nyakoがおにぎりを用意してくれて
さらに山頂のお店でおでんも調達してきてくれた
おにぎりは好物のキノコがいっぱい
歩いても思ったほどカラダが温まらなかったから
おでんも超ウレシイ
そしてあれこれと甲斐甲斐しく動いてくれるnyakoが
またまた超カワイイ


あまりの人混みで長居する雰囲気でもなかったし
山頂を吹き抜ける風は結構冷たかったので
お昼を食べ終わったら
カラダが冷える前に早々と下山することにする

ここでもいくつかのコースから
比較的山道らしい山道を味わえるものを選ぶ
メインコースを外れるとウソのように人が少なくなるから
そういう意味でも山登り気分を味わえて良かった

nyakoは体脂肪の燃焼のためだと言って
大きく手足を動かすのだが
その動きがちょっとぎこちなくて
可笑しくて仕方なかった
たぶんずっと二人で話しながら笑いながら
山道を下っていた気がする 

下りのケーブルカー待ちの列が延々と続いていたのを見て
ケーブルカーは断念して下まで歩くことにしたので
ふもと近くの「琵琶滝」に寄ることもできた


突然空気の湿り気が増し水音が響いて
そこだけが別世界のような
ちょっと神秘的な雰囲気をしばし味わう

そして再び駅にまで戻って来て
楽しい秋の高尾山登山は終ったのであった

良く歩いて良く笑って
良い景色とnyakoのニコニコ笑顔を味わった
楽しい一日であったなぁ


2012年11月14日水曜日

「これはどこですか?」

Design Festaでブースにいた時のこと
一人で来ている風の大学生くらいの女性が
フォトスタンドが並べられたテーブルの前に近づいてきて
カモメの絵を指差して言ったのだ

「これはどこですか?」



わたしは“写真ではありません”というところで

ちょっと驚いて立ち寄ってくれる人が多いことから

「写真ではなくて絵なのはわかったけど、

その元になった風景はいったいどこなんですか?」

ということだと思って


「ええっと…、これは実際にある場所ではなくて、

わたしが想像した、わたしの頭の中にだけある場所なんです…」

と答えたのだ


すると彼女は話の続きを待っているみたいに

だまってわたしを見ているのだ
「それで?」とでも言いたげに

わたしはドギマギして


「え、え〜と〜、た、確か“
カモメたちの聖域”ってタイトルを付けたっけかなぁ…」

などと苦し紛れに言葉を継いでいると


「カモメがたくさんいるところなんですね〜。」


と言って納得したように立ち去って行ったのであった

わたしはとにかく彼女が納得してくれたことにほっとして
その場はそれで終ったのである

でも少し経ってから思い返してみたら

彼女の求めていたことは
ちょっと違うんじゃないかって気がしてきた

彼女はそれが現実のどこかを

知りたかったわけではないんじゃないか?
彼女はすでにわたしの絵物語に入り込んでいて
“わたしが見て来た”この場所の話を聞きたかったんじゃないか?

「そこは世界の果てのような何もない誰もいない場所で

冷たい風が海の上を吹いているんです。昔々に人が作った建物が
今廃墟になっていて、そこにたくさんのカモメが居てね…」

彼女が聞きたかったのは

そういう物語だったのかもしれない
  
「異界を訪れた時の記録写真のようなもの」とか
自分で言っておきながら
彼女の方がよっぽどその異界物語を受け入れてくれていた…
そういうことだった気がするのだ

彼女は次回にまた来てくれるだろうか…
もし来てくれたら
彼女がこの絵から思い描く物語を
聞かせてもらおうと思う

2012年11月11日日曜日

Design Festa vol.36終了!

二日間に渡るDesign Festa vol.36は無事終了した
ずっと考え続けて来ただけあって
ブースのレイアウトは非常にすっきりとまとまり
見た目の印象は
前回よりかなりバージョンアップした(自画自賛)


場所も前回以上な一等地だったこともあって

人通りは途切れることなく
足を止めて絵に見入って下さった方々も非常に多かった

二日間で名刺500枚以上がなくなり

最後は足りなくなってゴメンナサイ状態であった
ポストカードも12種類60枚を用意したけど
やはり二日目には品切れ続出で
最後は見事「完売」となった

加えてフォトスタンドが二つと

額入りA4サイズが一つと
パネルが一つ売れた
パネルは正直展示用だと思っていたので
欲しがってくれる方がいたことが
びっくりであった

販売より展示を中心とした割に

販売面でも結構検討したように思うが
やはり何よりもブース前で絵を見入ってくれる方が
本当に途切れなかったのが
とても嬉しかったなぁ


二日間ブースに詰めて

ほとんどイスに座りっきりというのは
さすがに疲れたけれど
こうしてたくさんの方に絵を見てもらって
時々お話などもさせていただいて
本当に充実した時間が過ごせた
皆々様に感謝感謝である 

もちろんお忙しい中
ブースに入って下さった“相棒”お二方にも
本当にお世話になってしまった
わたしが作り上げたブースという場所を
一緒に守ってくれた同士みたいな感じで
そのことだけでも苦労して準備した日々が
お釣りが来るくらい報われちゃう思いがする

もちろんイスを並べて
二人きりでお話するのも
とても楽しかったのですよ

というわけで

さぁ次もやりますよ〜Design Festa vol.37!

半年後の次回に向けて
また少しずつ作品制作を行い
ブースレイアウト計画を練り上げていこうと
疲れた頭でも思うのでありました

 

2012年11月8日木曜日

うきゃ〜寝坊だ、弁当がぁ〜!

夜中の2時半に一度目を覚ましトイレに行き
その後ちょっと寝つけないまま
焦ることもイライラすることもなく横になっていたら
最後は気持ち良く眠れたようなのだ

ふと目を覚ますと部屋の明るさがもう夜中ではない…

また目覚ましより早く起きちゃったか…と思いながら
枕元の携帯を見たら…

6:30…ぐわぁ〜!6:00起床のハズが…

携帯には「目覚ましの鳴動終了しました」とか表示されている
どえ〜?まったく気づかなかったよ…

飛び起きてみたものの

こういう時は不思議と
真っ先にやらなきゃいけないことに向わないもので
同じように寝坊していた子どもを起こした後に
水飲んだり雨戸あけたり新聞取ってきたりして
やっとメインの弁当作りに取りかかったのだ

それでも昨晩下準備として

食器をずらっと並べフライパンをコンロに置いて
すぐ調理にかかれるようになっていたので助かった
こうしたことが瞬時にやる気を引き出してくれる

そして出来上がったのが

ニンニクの芽と鶏肉の塩コショウ炒めである
自然解凍の冷凍キンピラ付きだ
海苔が少ししかなくて隙間だらけだけど
一応ご飯も海苔弁にした


前回のレバ炒めのように調理済みの肉ではないので

今回は鶏肉の表面に少し焼き色が付くくらいしっかり炒めた
そうしたら部屋中にニンニク&塩コショウの良い香りが充満…

いつものように大騒ぎして中一くんに弁当を見せる


「おぉ〜良い臭いだ〜、超ウマそーじゃね? 」

  
「ウマそうだね〜」
  
「だろ〜?うめ〜ぞ〜、超うめ〜ぞ〜!」
  
「早く食いてぇなぁ、お昼ご飯が楽しみだ!」

洗脳完了なり

これで“美味しい弁当” というイメージが
彼のアタマにしっかり刷り込まれたろうから
多少問題があったとしても
美味しく食べてくれるに違いない

それに何かと慌ただしくイライラしがちな朝に

こうして美味そう〜な話題で和むことは
とても大事なのだ
特に今日みたいに寝坊しちゃった時なんかは
ピリピリしちゃいがちだけど
朝は気持ち良く家を出してあげたいからね

バタバタと子どもらが出て行き

本日のミッション終了である
あぁ焦ったビビったオドロイタ

2012年11月7日水曜日

フォトスタンド作品完成!

ウクレレに行ってきてから気分も体調も若干持ち直し
新たに届いたフォトスタンド5個用に作品を選んで印刷
めでたくフォトスタンド作品も全12個が完成となった


こうして今回フォトスタンド用に選ばれた絵を並べてみると
今までよりはオドロオドロ風味が増したような気がする
風景も含めて実はどこかしら不気味な雰囲気があるっていうのを
見た人に感じてもらえるとうれしいなぁ

これでポストカードとフォトスタンド作品が準備完了となった
後はスチレンボードに貼るA3とA2作品が残るのみだ
でもスチレンボードに貼る作業が意外と大変かもなのだ
ボードはちょっと大きめなので
絵のサイズに合わせてカットしなければならないし

最後にブース名を作りたいなぁと思っているんだけど
そこまでやる時間があるかどうかだなぁ…
最悪現地で作ってもいいかな…暇と言えば暇なんだしね

さぁ明日の朝は6時に起きて中一くんのお弁当作りだ
今日近くのスーパーで
ニンニクの芽と鶏肉の味付け済みパックを
格安でゲットしたので
朝炒めてメインのおかずにするのである

ちゃんと起きられますように
その前にちゃんと寝られますように
そして明日は今日よりは元気に準備ができますように

結局最後は神頼みである

2012年11月3日土曜日

Design Festa準備苦難のスタート

いよいよDesign Festa用の印刷を開始したのである
だがしかし色々なハードルが立ち塞がってくれるのだ

まず準備していた2L版用フォトフレームの色が
ネットで見た感じとかなり違っていた
ブルーのフレームだったのだが予想以上に濃いのだ
しかしこれは印刷の際に白い余白を作ることで
逆に絵も引き締まったようで結果オーライとなった

白いフレームも少しあるのだが
こちらは余白なしで問題無しである



それ以上に問題だったのが色の調整であった
画面上の色とちょっと違うのが気になって
結局印刷設定で色の調整を行なったのだ


何回も印刷を繰り返し試行錯誤を重ねて
何とか納得できる範囲まで色が再現されるようになった
いやぁ写真用紙もインクも随分とムダにしてしまったなぁ

でもこれで大量印刷のメドも立ったと言えるかな
また新しいハードルが現れるかもしれないが
工夫と粘りと
最後の最後は妥協で乗り切るしかないだろう

今日はもう力尽きた…
でも明日も頑張るぞよ

2012年11月1日木曜日

秋の昭和記念公園散歩

今日はうまい具合にnyakoと平日デートできることになったので
初めて二人で秋の昭和記念公園に行って来た

「昭和の日」(4/29)に入園無料になるのに合わせて
前のウクレレ教室で

「青空ウクレレパーティー」を開いていたので
その時デートをしていたのだが
いつも「コスモスの丘」を歩く時に
ここ一面にコスモスが咲いている時期に来たいものだねぇと
言っていたものだった
その念願がやっと叶ったのである

今まではいつも「西立川駅」からすぐの「西立川口」で

ウクレレパーティー後に待ち合わせをしていたのだが
今日は初めて「立川駅」から近い「あけぼの口」から
緑の文化ゾーンを抜けて
「立川口」から公園に入ってみた

園内ももちろん広大なのだが
この「あけぼの口」からのルートもとても広々としていて
西欧風な公園設計がされているのが印象的だった


「あけぼの口」から「立川口」までは

無料で散策できちゃうんだから贅沢な場所である
黄色く色づき始めた銀杏に木々が
幹に絡んだツタの淡い緑と相まって
とても美しい並木道を作っていた

公園に入るとすぐに目に飛び込んできたのが

今を盛りに咲き誇るコスモスだ


まだコスモスの丘は遠いのに

みんなの原っぱの東と西のお花畑も
コスモスで一杯であった
その規模がハンパじゃないのだ

もういきなり圧倒されながらコスモスの丘を目指す

しばらく行くと見えてきました…何だあれは…
っていうくらいの迫力である


名前の通り丘一面がピンク色のコスモスであった… 


「凄いねぇ…」 「そうだねぇ…」


二人して言葉が出ないほどの絶景
このコスモスで溢れかえる丘を 
やっと二人で堪能することができたのだ…感無量…

その後に木もれ日の丘を通ってやって来たのは日本庭園

ここが園内でも一番紅葉が進んでいたんじゃないだろうか


一本の木が下から上に向って紅葉している姿に目を奪われたり

池に映り込む湖畔の紅葉を愛でたりと
春とは違った雰囲気を大いに楽しんだ

春とは違っていると言えば

多彩な花が咲き乱れている春の園内とは違って
光と影の強いコントラストが美しい光景を
あちこちで目にした


季節によって本当に色々な表情を見せてくれる公園だなぁ

今まで来れなかった秋の風景を味わいつつ
ずっと二人でおしゃべりし笑い合いながら
のんびり歩き回ったのであった

その後は再び「立川口」から「あけぼの口」へ戻った
時々立川駐屯地から飛んでくるヘリコプターを
望遠で捉えようと奮闘してみたり
途中で螺旋階段を使う場所を発見し
上から下から写真に撮ってみたりと
わたしは疲れていながらもテンション高め
nyakoは写真を撮るタイミングや場所のアドバイスをくれつつ
ニコニコ一緒に歩いてくれる感じだ


最後は立川でお食事
「はーべすと」という自然食バイキングの店に入り
二人しても〜ダメーっていうくらい食べた…


いやぁ…二人でこの公園を歩けるなんて

もうないんだなぁと思っていたのは
ついこの間のことだったなぁ…

なんて楽しく有り難い一日であったことか
nyakoと神様に
感謝してもしきれないのである