2019年11月28日木曜日

ダンベル買っちゃったのだ!

運動不足解消を目指して、
ステッパーを導入したのだが、
これだけだと上半身のトレーニングにはならない。
  
そこで、数十年ぶりにダンベルを買ったのだ。
3kg✕2個の1セットで2,480円である。


10年以上前の、教員をしていた頃は、
腕立て伏せもしたし、
5kg✕2個でトレーニングしていた時もあったのだが、
そのダンベルは廃品として出してしまったので、
最近はずっと上半身を鍛えていなかったのだ。
  
これで上半身と下半身の強化ができるかな。
ちなみに、
デイパックに3kg✕2個を入れて歩いてみたら、
それだけで足腰や体幹が
かなり鍛えられそうな感じだった。
  
確か三浦雄一郎が
そんなトレーニングをしていた気がするが、
日常的に鍛える方法としてはアリかも知れないな。
それもちょっと考えてみよう。
  
  

2019年11月26日火曜日

今年の個人的流行語大賞は「STOP! ザ・邪念!」

特に今年前半はウケまくっていた一言が、
「STOP! ザ・邪念!」であった。
詳しくは書けないが、楽しかったね〜
  
クリスマスまで一ヶ月を切ったし、
ここにきて一気に冬っぽい寒さになったし、
もう来年もすぐそこなのだ。
  
まだ12月上旬に
ウクレレ・クリスマス・パーティーがあって
何曲か弾かなきゃならないから、
ちょっと気が抜けないところもあるけれど、
それが終わったら、
今年も良くがんばりました、お疲れさま→自分
って感じになるだろうなぁ。
  
さて、来年はどんな言葉がクルでしょう?
 
  

2019年11月24日日曜日

望林堂書籍、最新ブック・レビューのご紹介

Kindleで投稿された望林堂書籍のレビューである。
高評価が多くてうれしい!

でも相変わらず誤字・脱字のご指摘もあって、
少しずつでも手直ししなきゃと思う。
  
冊数が増えて大変だけど、
そこをきちんとやらないとね〜!
  
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ビロードのうさぎ
☆素晴らしい作品 2019年11月9日
 素晴らしい翻訳で、心から感動しました。

ケンジントン公園のピーター・パン

童話的な読み心地の短編を探す誰かへ 2019年11月9日
 "『では、もうこれからは、僕、本当の人間ではないんだね』とピーターは尋ねました。『そうさ』『本当の鳥でもないんだね』『そうさ』『何になるの?』『おまえは中途半端のものになるんだよ』"1906年発刊の本書はナイーブかつマージナルな存在としてのピーター・パンを詩情豊かに描いた童話的一冊。
 個人的にはピーター・パンと言えば、ディズニーのアニメ映画。【緑色の服を着た空飛ぶピーター・パン】を筆頭に、ウェンディやティンカーベル、フック船長といったキャラクターが活躍する冒険物語が浮かぶ方は多いと思われるのですが。実は紛らわしい事に、そんな映画原作の『ピーター・パンとウェンディ』の他に『ケンジントン公園のピーター・パン』と【原作が2つある事】をご存知の方は少ないのではないでしょうか?
 今回紹介する本書は、その内、先に書かれた前日譚的な『ケンジントン公園のピーター・パン』の方で。前述したキャラクター達はピーター・パン(こちらは何と全裸かつ飛べません)を除いて一切登場せず、また舞台も実在の公園、ケンジントン公園というミニマムさで、人間が全て最初は【鳥の赤ちゃんとして生まれ人間へ】死ぬとまた【人間から鳥へとなる】世界において、どちらにも属せなくなった【中途半端な存在】としてのピーター・パンが妖精や鳥たちと生活する様子が描かれているのですが。何ともディズニー映画をイメージして読み出すと【物語の印象が違い過ぎて】驚かされます。
 一方で、では退屈かと言えばそんな事はなく。こちらはこちらで【繊細な童話的な色合いが強くなっていて】永遠に人間の大人にはなれなくても、またディズニー映画の様に皆のリーダーにはなれなくても【純粋かつ豊かに過ごすピーター・パン】の姿は別の作者の作品ですが『星の王子さま』の王子さまと重なって感じられ、妖精や鳥、母親や女の子とのエピソードも含めて、むしろ人間の大人になったことで【失ってしまった大切な何か】を問われているような不思議な読後感でした。

ピーター・パン好きはもちろん、童話的な読み心地の短編を探す誰かにオススメ。

アルプスの少女ハイジ

ハイジと周囲の絆 2019年10月28日
 再読だが、感動的でした。

プログレ百物語: プログレッシヴ・ロック名盤百選

これを読みながら聴いてみたい 2019年9月8日
 これまでKingCrimson, PinkFloydなど、主だったプログレは聴いてきた。しかし、35年以上前のFMのプログレ特集で聴いたNewTrollsやI Poohなどが忘れられず、あの時何を聴いたのか時々AmazonMusicで探していた。
 今回また聴きたい気持ちがうずいてしまい、文書でも知りたいと思い、kindleで見つけて読んだ。個人的に印象に残っているものを挙げているとのことだが、私には十分な情報量である。説明はとても丁寧であり、読みながら聴いてみたいと思わせる文章である。
 kindle unlimitedで読み、正式にkindleで購入した。
  
アルプスの少女ハイジ
翻訳が素晴らしい 2019年7月6日
 絵が折々に出ているので、楽しく読んでます。
  
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「ねじの回転」第二稿完成!

凄まじくも長いラストスパートであった。
第一稿から二週間以上を経て、
やっと第二稿が完成である。
  
まだまだ訳文の微調整は必要だろう。
難題の「あとがき」もある。
でも、とにかくここまでたどり着いた。
  
11月は残り一週間。
果たして予定通り今月中に刊行することができるか?
さらにラストスパートは続く…。
  
  

2019年11月22日金曜日

また「職場復帰」する夢

見知らぬ職場だが
見知った元同僚がチラホラいて
仕事の引き継ぎの話や、
趣味の本の貸し借りの話をするのだが、
  
「こうして2年ぐらい経てば、
 休職していたことも懐かしい思い出みたいに
 なるんだろうか…」
  
などと思いつつ、
  
「でも授業とか担任とか
 分掌とか部活顧問とかいった仕事は
 (つまり教員としての仕事全部だ) 
 もういやだなぁ
  
とも思っていて、
校舎を出ると、生徒の下校時間で、
あたりには傍若無人気味な生徒が闊歩しており、
さらに、同僚や上司の教員にも会ったりして、
とにかくどこかに逃げ込みたい気分なのだが、
そんなところで目が覚めた。
  
いやはや、
翻訳の佳境による
連日集中作業の疲労に加えて、
今作が英文の迷路のような作品であり、
さらにホラーだというあたりが、
心身に堪えているんだろうなぁ。

でもやりがいはある。
もうひと踏ん張りだ、がんばるぞ。
  
  

2019年11月21日木曜日

「ねじの回転」の翻訳例をご紹介

訳者泣かせの難解な文章が続く「ねじの回転」だが、
ようやく第二稿が終わろうとしている。
  
そこで、何とか少しでも分かりやすい訳を、
そして、意味の通る日本語をと、
奮闘努力している姿を、
再び少しだけ、ご紹介してみたい。

「わたし」が勝ったのか負けたのか分からない訳が多いが、
ちょっと違うんじゃないかと思った。


Into this attitude Mrs. Grose immediately and violently entered, breaking, even while there pierced through my sense of ruin a prodigious private triumph, into breathless reassurance.
Henry James, "The Turn of the Screw", 1898.

そこへグロース夫人が飛び込みました。もうぶち壊しだと思いつつ、私だけが勝っているという直感が内心に射していたところへ、グロースさんが息もつかずに割り込んできて、フローラを安心させようとしたのです。
小川高義 訳(新潮社 2017)
  
グロースさんがたちまちその態度に強く引き寄せられ、フローラを慰めはじめるのが見えましたから。破滅の予感と、それを貫くわたし個人の勝利の感覚がありました。
土屋政雄 訳(光文社 2012)
  
するとそのフローラの態度を思いやったグロース夫人が、即座に無理やり口を挟んできて、息もつかせずに、励ましの言葉をまくしたてたのです。夫人個人の勝ち誇ったような思いが、わたしの破滅したという気持ちを突き刺すことになるとも知らずに。
毛利孝夫(望林堂 2019.11. 刊行予定)


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2019年11月18日月曜日

平成建設の営業マンが超感じ悪かった件

今まで何の関係もなかった
平成建設の営業マンが突然インターホンを鳴らして、
出ていったら、
  
「手前味噌ですが、弊社30周年記念誌ですどうぞ。
 あ、心配しないで下さい、請求書とかではありませんから。」
  
と言って、
一方的にパンフレットみたいなものを手渡され、
にやけた顔で去っていった。
  
ジャージ姿で昼間に出ていったから
それを見て、
こいつは見下していいやつだとでも思ったのだろう、
薄ら笑いを浮かべて、
あんたじゃ話にならん、とでも言いたげな、
非常に嫌な感じのする、人を小馬鹿にしたような、
最低な態度であった。

自営業だから家にいるし、

自宅で仕事していればジャージ姿にもなるさ。

何だ、その請求書ではありません、っていうのは。

中身の区別もつかないとでも思ったのか。
  
残念だが、いや、全然残念じゃないが、
平成建設に何らかのかたちで関わることは、
生涯ないであろう。
いや、孫子の代までない。
  
ご愁傷様でした、ナントカ建設。
もう名前を言う気にもならん。
  

森林公園の「紅葉見ナイト」に行ってきたのだ!

「紅葉を見る夜(ナイト)」と
「紅葉を見ないと」を引っ掛けているんでしょうな
  
今は東京都内に住んでいる神奈川県民だが、
生まれも育ちも埼玉県にもかかわらず、
一度も行ったことがなかった「国営武蔵丘陵森林公園」に
昼の紅葉と、夜のライトアップ&イルミネーションを見に、
な〜こと二人で、はるばる行ってきたのだ。
  
基本的には夕方4:30に閉園になる公園なので、
この「紅葉見もみじみナイト」は、
森林公園の一部の夜間の姿を、
期間&時間限定で、特別公開するイベントなのだ。

電車に揺られて小一時間、

そこからバスで10分ほどで、
森林公園の南口に到着。
そこから公園内を散歩がてら北上し、
西口の方を少し回ってから
中央口からライトアップ&イルミネーションが行われる
カエデ園周辺を散策した。
  

正直、紅葉はまだまだだったし、

ライトアップも洗練されているとは言いがたかったけど、
手間ひまかけた意気込みと、規模の大きさは十分感じられて、
さらに、夜の森林公園の人気のなさや
街灯一つない暗さも味わえて、
楽しいお散歩になったのであった。
  
ああ、楽しかった!
  
  

2019年11月15日金曜日

朝からペペロンチーノ

今朝はワタシが朝食を作ることになったので、
朝からパスタ茹でて
フリカケ・ペペロンチーノでございました。

イレギュラーなメニューでしたが、
子どもたちは黙々&ペロリと食べてくれた。
良かった良かった。

  

2019年11月11日月曜日

衣類ハンガーをゲットしたのだ

ドン・キホーテで約2,000円のお買い物。
格安大特価品なのに、
けっこうしっかりした衣類ハンガーだ。


もちろん衣類の替えを吊るしておける。
季節は冬に向かっているので、
着るものが増えるから助かる。

さらに、床のスタンドに置いてある
数本のウクレレを
吊るしたいのである。
やっぱりベッドの足元だと恐いのだ。
特に布団に隠れちゃうと、
誤って倒しちゃったりするし。

吊るすのには
S字フックと輪っかにした紐があれば
何とかなるかな。
いろいろ試してみようと思う。
  
  

2019年11月7日木曜日

「ねじの回転」第1稿完成!

《望林堂完訳文庫》第20弾である「ねじの回転」の
第一稿ができあがった。
ああ、「ハイジ」の別バージョンとかもあったけど、
翻訳書の新作としては5ヶ月ぶりである。
超難産だったなぁ。

心に浮かんだ通りに表現する
「意識の流れ(stream of consciousness)」という手法の
先駆的作品と言われる本作だが、
実際、その文章は、
さまざまな思考や感情が次から次へと湧いてくるのを、
そのまま書き留めたようなものなのだ。


そのため、一文が長く、
そこに次々と修飾の語、句、節が加わって、
文全体の構造を掴むのも一苦労な上に、
ひねった表現や抽象的な描写も多くて、
日本語にするのがまた難しく、
予想外に時間が掛かってしまった(言い訳)。

何とか今月中に出したいものだ。
これから、校正とルビ付け作業を行いながら、
第3稿まで持っていく。
  
とりあえず、良くここまでたどり着いた、
えらいぞ〜自分(やっぱり最後は自画自賛劇場!)。
  
表紙案
  

2019年11月4日月曜日

「ねじの回転」を平易に訳すことの難しさ

訳者泣かせの難解な文章が続く「ねじの回転」だが、
ようやく第一稿が終わろうとしている。
  
平易な表現で、どれだけ〝話者〟の心の動きを
読者にスムーズに伝えられるかが
大きな課題なのだが、
果たしてどこまで上手く訳せるか。

奮闘努力していることだけは
分かっていただけるとうれしいな。

He appeared now to be thinking of something far off and that reached him only through the pressure of his anxiety. Yet it did reach him. “Did I _steal_?”
Henry James, "The Turn of the Screw", 1898.

マイルズは何かしら遠くにあることを考えるかに見えました。それは不安感に絞られるように、やっとマイルズに届くのでしたが、とにかく届いたのです。「盗んだってこと?」
小川高義 訳(新潮社 2017)
  
遠くの何かを思い出そうとしているようでした。最後には——不安に後押しされてようやく——思い出したようです。「ぼくが盗んだ、と……?」
土屋政雄 訳(光文社 2012)
  
マイルズは今、遠くにある何かのことを考えているように見えました。そして、不安に押しつぶされそうになりながら、その何かがようやく頭に浮かびました。そう、マイルズは、わたしが言わんとしていることが分かったのです。「ぼくが、〝盗んだっていうの?」
毛利孝夫(望林堂 2019.11 刊行予定)

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2019年11月3日日曜日

「ねじの回転」いよいよクライマックス!

残り5ページまできた「ねじの回転」。
最終章に突入して、
いよいよ摩訶不思議なラストに向けて
突っ走るのである。
  
相変わらず、分かりにくい文章が続くが、
異様な緊張感が張り詰める。
  
ああ、わたしも疲労困憊が続くが、
ここまできたらやめられない。
風邪薬と胃薬を飲みながらがんばるしかない。
  
来週末までには、第一稿が完成しているか!
  
 
  
  

2019年11月1日金曜日

絶不調の中、翻訳の山場到来!

『ねじの回転』第一稿完成まで
英文全125ページ中、あと残り10ページほど。
全24章中、22章終盤まで来た。
静かに進んでいた話が大きく展開して、
いよいよクライマックスというところだ。
  
するとどうしても、作業に集中する。
集中して、作業が休めなくなる。
そして、不調になる。
いつものパターン、かもしれないが、
今回はそれが激しい。
  
一つには、
まだ「リベルタンゴ」の後遺症が
体に残っているからという気がする。
また、一つには、
とにかく翻訳している英文がややこしい上に、
終盤になって、
言っていることも抽象的になってきているのだ。
いや、本当は見た感じほど難しいことは
言っていないのかも知れないが、
言い回しが分かりづらいのである。
  
だから、ラストスパートが
思った以上に長かったのだ。
そりゃ疲れるだろう、普通。

ということで、今日は
半分ベッドに臥せっていて、
半分起きて翻訳をしていた。
ここのところストレスがたまっているのも
ずっと実感しているのだが、
今日動けなくなったのは、
自律神経失調に加えて、
ストレスで気力が失われたことも大きいな。
  
でも、翻訳への興味と集中力だけは
衰えないのだ。
難しくても、面白いからなのだ。
  
さて、11月中に何としてでも出版するぞ。
年明けには「ねじの回転」を原作とする
映画が公開されるらしいですし。