2011年2月27日日曜日

マイウォッチ5号自宅作業終了!

ミニミニ置き時計となったマイウォッチ5号
時計部分から下はもっと安定感のあって
重心の低くなる土台にしてもよかったのだけど
ちょっと植物的な感じも悪くないと思ったのだ

見ようによっては不気味かもしれないけど
無機質な置き物的な存在ではなくて
生き物風なアヤシい感じがいいのだ

今日はアクリルカッターでレンズを作った
レンズと言っても今回は平面で作る
大まかにカットした後金属ヤスリで丸くしていって
ガワの円形にピタッとはめ込むところまで仕上げた
われながらスゴい精度ではまった
裏側から接着剤を塗って完成

最後に真鍮版と真鍮棒で裏蓋を作成
心無しか作業効率や作業精度が上がった気がする
銀ロウの溶接もすき間なくできたし
出来上がった裏蓋はガワにもほぼ一発ではまった

焦がし跡もそれはそれで味がある
これで家でできることは完了
後は今度の水曜日の時計教室で
本体にアンティーク加工を施し少し磨きをかけ
ムーブメントと針を購入して文字盤にセットすれば完成である

すでにけっこうカワイイヤツって感じである

2011年2月23日水曜日

「時計教室2ndステージ」第10回

今日完成できれば2ヶ月で2本完成
つまり月1本の割合で時計が作れたことになる〜
とばかりに急きょ今日幕張へ行くことにしたのだが
ふと思ったのだ

「なんでわたしは2本同時に作ってるんだぁ?」

そもそも「デザイナーコース」は
制作手順の確認のために
与えられた範囲内で1本作り
次は自由に1本作るっていうことになっている
その後のことは決まっていないのだ

3本目を作ることは予定としてあるわけではなく
わたしもまったくのプライベートなものとして
できるだけ家で自力で作ってみるという
そんな気持ちでスタートさせたのだった
だから4号は作り慣れた丸形になっているのだ

もし3号だけ必死に作っていたら
きっともっと早く仕上がっていただろうし
その後の話もできたんだろうと思う
例えばちょっとしたお仕事のこととかね
  
でも家での作業環境が整えば
教室で作る時計だって家で手を加えたくなる
っていう感じで知らず知らずに2つの区別がなくなって
2本を家と教室で同時並行で作ることになっていたのだった
まぁタイプの違う時計だったので
それはそれで楽しかったんだけど
“楽しくて脱線してしまった”ということでもあるな…
わたしには珍しくないことであるけど

今日は完成を目指したのだが
後一歩のところで時間切れになってしまった
しっかり2本分の革に色をつけるのが大変だったのと
留め具を使ったバンドは初めてだったので
予想以上に手間取ってしまったのだ
 
その留め具を家で作っていったのは正解であった
講師の先生にも形が面白いって誉められたし

切り出したバンド用の革に着色したところ
上に並んでいるのが皮革用染料だ

しかしほとんど完成間近まで行ったから
時計のイメージはかなりはっきりしてきた
来週ハトメ(バンドの穴だ)を作って完成である
まだ完成していないのでお見せできないのが残念である
両方とも今回はめちゃめちゃ渋い色にしたのだ
  
同席していた方が四角い3号を見て

「カッコイイですよねその時計〜!」

と言ってくれた
講師の方が丸い4号を手に取って

「マット(つや消し)な感じで、なんか“古代の時計”ですね!」

と周りの人に紹介してくれた

あぁ楽しかった
来週こそ完成させるぞ
そしてその後のお話をするのである

  

2011年2月20日日曜日

iPodのリスタート

iPodで突然動画が見られなくなった
iPodもiTunesもソフトウェアは最新版だし
動画がMacから転送されているのも確かみたいなんだけど
タイトルを選んでも再生されない
画面が真っ黒なままでいて
ちょっとすると全く再生されないまま終わってしまう

「ムービー」も「TV番組」も
とにかく動画がダメになっちゃったのだ
いよいよ寿命なのか?
何か余計なことをやらかしちゃったか?
  
  
そこでふと思った
iPodを「リスタート」させてみようと

普段iPodを使うと気づかないけど
iPodはシステムが立ち上がりっぱなしなのである
「スタート/ポーズ」ボタンを押しっぱなしにして
切ったつもりでもいわゆる「スリープ」状態なのだ
だからクイックホイールに触るだけですぐ画面が現れるのだ
充電池を使い切ったりすると
立ち上がらなくなり始めて「シャットダウン」する
充電して立ち上げるとアップルマークが最初に出る
これが正式な「起動」画面というわけだ

だから「リスタート」もできるのである

初期型は「メニュー」と「スタート/ポーズ」ボタンの同時押し
だったような気がするけど
少なくともわたしの2005年バージョン(たぶん第5世代)は
「メニュー」&「中央の丸ボタン」ボタンの同時押しである
(最初書いたときに勘違いしていた…スミマセン訂正します)
画面が消えるまで“押しっぱなし”にする
  
ということで「リスタート」をかけてみたら
何と動画再生が再び可能になったのだった
ありがたやありがたや
またiPod買い替えの危機を乗り越えた〜

ちなみにiPodが無反応になった時も
この「リスタート」が有効な時がある
ちょうどパソコンが「フリーズ」して
「リスタート」するのと同じである

  

2011年2月19日土曜日

ウクレレ教室で「学生街の喫茶店」

なぜかあまり気乗りしなかったウクレレ教室であったけど
やっぱり時間になるといそいそと出かけたのだ
そして行って正解であった
今日はわたしが以前配った「学生街の喫茶店」を
最後15分くらいやったのだ

この曲は面白い曲で1972年にシングルB面で発売され
次第に人気が高まり1973年に大ヒットした
GAROというグループの曲だ
確か大ヒットし始めていきなり
リードボーカリスト(大野真澄)が入院か何かで
テレビにひっぱりだこな時期なのに
メインボーカルがいないまま歌っている姿が
ちょっと痛々しかった記憶がある

それはともかく
わたしはいたくお気に入りの曲で
コードも簡単なわりにちょっと曲調にヒネリがあって
間奏部にコーラングレ(イングリッシュ・ホルンまたはアルト・オーボエ)が
独特のノスタルジックなメロディーを奏でてくれるのがいい感じなのだ

教室の方々の間では
知っている人と知らない人が年代に関わらずバラバラであった
いわゆる“歌い継がれる名曲”だろうと思うので
ポピュラー音楽への関心の度合いで
知っているか知らないかが違うんだろう
ところが実際にみんなで歌ってみたら
何とキーが広すぎるのであった
低音の出だしからサビで一気に高い音かけ上がっていく
低いラbの音から高いミの音まで使う
わたしのキーにはちょうど合ってるんだけど
みなさんには高音がキツ過ぎて出ないのだ

ということで
知らない人は歌えない
知っていても(全部は)歌えない
歌っているのはわたしだけ
そんな感じで終わってしまいました

でもハワイアンとかペギー葉山とかだけじゃなくて
フォークソングあたりも対象にしてもらうための
ちょっとした一歩になったかもである

しかし2声のハーモニーになる譜面を作っていったのだけど
ハモルどころの騒ぎではなかったなぁ
これもまた教訓として今後のリクエスト曲に活かさねば

  

2011年2月18日金曜日

自宅で時計のバンド留め具を制作!

次回の幕張腕時計教室は2週間後
ボディは完成したから
後は革バンド作りが残っているだけだ

このバンドを1号(体験で作ったモノ)と2号と同じ
ホック式にすれば完成はあっという間であろう
しかし今回は留め具を使った方式に挑戦したいのだ
いろいろなタイプのモノを一通り体験したいからね

そこでその留め具を
次回までに自宅で作っておこうと思っていたのだ
そうしたら今日急にやる気になって
3号と4号それぞれの留め具を
真鍮の2mm棒線を加工して作ってみたのだ

右端の1本は完成版サンプル
いよいよ後は革加工作業だけになったぞ〜
3号四角タイプはちょっと大きめなもので
さらにバンドに細い革のバンド留めも付ける予定
4号丸形タイプはちょっと細めのベルトを想定して
留め具も小さめにし
さらにバンド留め兼用タイプにしてみた
さらに革のバンド留めを付けるかどうかは未定
これだけでもけっこう安定するはずだ

一見棒線を溶接しただけのように見えるけど
実はかなり叩いて平たくした上に
ベルトを通し易いように波形を付けてあるのだ

ペンチで細かな曲げ作業すると指先が痛い…そして肌も荒れる…
でもうまく加工できるとうれしい〜

銀ロウによる溶接もけっこうな箇所に及んだ
さすがに少しは慣れてきたかもしれない
でも後で溶剤でアンティーク加工するので
溶接時のフラックスの焦げ後などは
磨き落としておいたし
もちろん特に肌に当たる金具部分は
かなりヤスリをかけてつるつるにしてある
こだわればこだわるほど時間がかかるのである

でも何とか金具制作は完了だ
これでうまく次回の2コマの時間内に
3号と4号を完成させることができるだろうか
楽しみだなぁ

  

2011年2月9日水曜日

「時計教室2ndステージ」第7回&第8回

今日はいよいよボディ完成を目指しての
2コマ4時間である
多くは望まない
ボディが完成すれば万々歳である

まず特殊な溶液に浸して
自宅で作り上げたガワ全体を黒くする
それを適度に磨いてアンティーク感を出す
  
そして前回大苦労の末作り上げたアクリルレンズを
接着剤でガワの内側に付ける
レンズとガワの間にすき間は埋めるように
接着剤を塗布する
使うのはヨウジである

もちろんキズを見つけたらコンパウンドで磨いて取る
んだけど…アクリルのキズはついちゃったら取れにくいのだ…
まぁ仕方がない…これも今後の課題である
こうしてボディの外側が完成である
ボディの後ろに並んでいるのがアンティーク溶剤とコンパウンドと接着剤だ

続いて自宅で作ってきた文字盤を含めた
ボディ内部に取りかかる

まず文字盤に合わせて針を選ぶ
「デザイナーコース専用」の針も
この段階までくると使わせてもらえるがうれしい
ちょっとお高くなるんだけども

そして文字盤裏にムーヴメントを取り付け
表に針を乗せていく
できあがったらガワの横にドリル(ボール盤)で穴をあけ
リューズを付けた巻芯を差し込み
ボディの外側と内側が一体化する
あとは緩衝剤をすき間につめて完成である

レンズのすき間を埋め忘れたり
リューズを落として無くしそうになったり
針選びと針乗せにエラく時間がかかったりして
それでも時間終了ギリギリで
3号と4号がついにできあがったのである

グラフィクとガワのアンティーク感もいいバランスかな

この平面な文字盤に立体的なグラフィックを置くやり方には
球面レンズが非常に効果的である
わかっていてもちょっと目がダマされちゃうのだ
だから前回アクリルの球面レンズにこだわったのだ
 
平面レンズやより加工しやすい塩ビという選択肢もあったが
平面だとこのゆがみが出ないし塩ビだとキズがつきやすい
8枚ものアクリル板を
加工に失敗した甲斐があったあったということだな…ふふふ

だがしかし…
実はラウンドタイプ4号は
針乗せがうまくいかないままタイムアップになってしまい
実は秒針がひっかかっているようで
動いていないのだ
明日は4号に命を吹き込むのである

取りあえず万々歳まではいかなかったけど
バンザ〜イまではいったな
満足である

   

2011年2月8日火曜日

新作CG「幽玄の森」

光溢れる世界とは違った
深く沈んだ世界を描きたかった

落ち着いた色調で
静かな中にちょっと不思議な
ちょっと不気味な雰囲気が漂う世界

そうしたら
こんなモノクロームな絵ができあがった

かなりのお気に入りです

ちょっと影絵というか切り絵みたいな雰囲気も漂う
  

2011年2月7日月曜日

自己流「認知行動療法」

今日NHKの「クローズアップ現代」で
うつ病への「認知行動療法」を取り上げていた
専門的に学んだことはなかったけれど
「認知行動療法」という言葉だけは知っていた
  
本の立ち読み程度の知識で
何となく自分なりに目指そうとしていたのは
マイナス思考になりがちなところを視点を変えて
マイナスと感じ自己嫌悪に陥っていた事柄が
実際は大したことがないのだと認識し直すこと
加えてマイナス面ばかり見るのではなく
別なプラスな面を積極的に見いだすことで
トータルに自己肯定感を高めていく
みたいなことだったように思う

番組を見ていて
そうした自分の捉え方や自己流で行なっていたことが
少なからず「認知行動療法」的であったと
思えたのだった

まずウツウツ悶々と悩み苦しんでいるだけでなく
それを言葉にすること
それは自分はどういう気持ちでどういう状態で
それが何によるものかということを明確化すること
そうまさにこのブログで
延々と自問自答しながらやってきたことではないか

今思えばかなり必死な作業だったけども
その結果
「病休によってかける迷惑や自信喪失」と
「そこに至るまでの自分の頑張りや成果」とを
切り離すことができるようになっていった気がする
まさに認知の組み替えによる自己肯定感の回復である

だから自己嫌悪にはなったけれど自己否定にはならなかった

それからまた自分を支える上で
今まで興味を持ち続けてきてそれなりに知識を持っていることを
再確認する作業も行なった
  
例えば好きな音楽や自分を支えてくれた音楽を
iPodに詰め込むだけでなく
ジャケットと曲目を印刷してシステム手帳に入れ
持ち歩いては時々眺めたりしていた
それがプログレッシヴ・ロック関連ブログ開設にも繋がっていった
 
こうしたことによって
自分が自己嫌悪に無防備にさらされ
自滅していくのを防げたように思う
確か当時ブログでも「自分の砦を再構築する」みたいなことを
言っていたんじゃなかったかな

主治医の診断書的には「うつ病」なのだが
その時主治医も「微妙だ」と言っていたように
自分的には「うつ病」にはならなかったと思っている
病名としては病休当座は「適応障害」で
慢性的「心身症」が加わっているって感じだろうか
気持ち的には文字通り「体を壊した」が一番合う気がするけど

だから「うつ病からの生還」とはちょっと違うんだけど
結果的に我流「認知行動療法」が
「うつ病への道」から
自分を救ってくれたのは確かだと思うのだ

われながらスゴい!
自分で自分をカウンセリングしたってことか

番組を見ながら
「ほらほら、わたしってスゴい〜!エラい〜!」
  
と言っていたら
「ほらそんな風に言えるっていうのは、うつ病なんかじゃない証拠だよ〜。」
とにゃ〜こに言われた
  
   
そうか…
にゃ〜こもこうやって自然に
認知行動療法的な接し方をしてくれていたんだな
わたしはしあわせ者である

こうやって自己を肯定的に振り返ることも
認知行動療法的なんだろうなぁ
  
  

2011年2月4日金曜日

マイウォッチ・ミニミニヴァージョンアップ

一昨日デザイン事務所の方から
服飾の学校に行っていた時に習った
革細工の仕上げ加工を教えてもらったので
今日東急ハンズへ材料をゲットしに行ってきた

以前何となく面白そうなものはないかと
目的もないまま立ち寄ったのと違い
真鍮とあらば時計に溶接できるので
全館宝の山みたいな感じである

まず目に入ったのがネジコーナーだもの
真鍮製の面白いネジがあったら
ネジ頭だけカットして使える!とか

そんな感じでテンション上げっぱなしで
でも自制しつつ買い求めたのがこれらの品々である

しめて5000円ほどの買い物で何とか我慢…

向って左が0.9mm真鍮棒と
印刷文字盤の穴あけ用1.5mmポンチとそのゴム台
  
中央が革のコバ(革の切り口・断面)&底面仕上げ用剤トコノールと
それを使って磨くための棒(これは100円ショップのツボ押し棒)と
プラスティックの専用のコバ磨き
  
そして右がですね…
時計のボディに流用できないかと勢いで買った真鍮具
手すり用の部品である
腕時計とかミニ置き時計とか用にならないかなぁと…

そしてさっそくコバ磨きをやってみたのだ
木工ボンドのような(臭いも似てる)トコノールを塗って
のばしながら磨き込んでいく
磨くのには棒やヘラを使う
  
before(切りっぱなしなのでコバ&床面がザラザラ)

after(ざらつきはなくなりツルツルテカテカに!)

写真からはちょっとわかりづらいが
革を切っただけな雑な感じがなくなり
丁寧に処理しましたっていう仕上がりになる
さわっても気持ちいい
  
これは見た目や手触りだけでなく
革の状態を保つ上でもいいんじゃないだろうか

この革の処理は
革細工では当たり前の作業のようだけど
腕時計教室ではやっていないのだ
まぁ革切りっぱなしのワイルドさが
良いっていう場合もあるかもしれないけど
強度の点からもやった方が良いように思う

マイ・ブルーウォッチがこれで
ミニ・ヴァージョンアップである
基本的に自作腕時計は
このトコノール処理をすることにしたい
  
“磨く”っていう作業って面白いなぁ

近未来予測の断片

「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」で話題になっていた
面白い話題を2つ

1つはGDPで日本を抜いて世界第2位になった中国について
その数値や中味の信憑性への疑問も指摘されているけれど
体制的矛盾(共産党独裁統治下での資本主義政策の導入)や
様々な面でのズサンさ(違法コピーの横行だけじゃない)
人権問題(ノーベル賞を受賞した劉暁波氏のへの対応だけじゃない)
貧富の格差の増大(新富裕層ばかりが増大したわけじゃない)
などなど
多くの問題を残したままバブリーに成長を続ける経済
その結果増大する軍事的政治的影響力
でも確実にそして明白にやってくるのが超高齢者社会だ
一人っ子政策もあり中国はこれから
急速に高齢者比率が増大する
つまりこれから20年ほどの間にわれわれは
中国が経済・軍事で世界のトップにまで登り詰め
その後に崩壊する様を目の当たりにするだろう
というのである
  
う〜んわたしもその歴史的目撃者になるということか

もう1つは世界的禁煙ムーヴメントの次に来るものについて
禁煙があっと言う間に広まったのは愛煙家でなくともわかる
ましてわたしは今
喫煙の習慣はないけど“禁煙しない派”なので
本当にタバコを吸う場所が
あっと言う間になくなったという実感がある
それは日本だけではなく世界的な動きだった
では次にくる波は何か?禁煙が済んだら禁酒か?

ところが今ヨーロッパで急速に広まっているのが
なんと“禁クルマ”なのだという
エコという後押しもあって
ヨーロッパ都市の中心部にある広場では
クルマの乗り入れ規制がどんどん広がり
代わってかつての路面電車が次々と復活しているんだそうだ

エコだから「ガソリン車から電気自動車へ」ではないのだ
「クルマから公共交通機関へ」だというのである
  
自動車には縁がないわたしには
社会からクルマが減るのはありがたいことである
少なくとも都市部でクルマが規制されるのは
個人的には大歓迎である

でもこの2つの話は
日本の未来にも大きく影響する
今日本の企業は中国へ販路を求めて
急速に中国依存を強めようとしている
その中国が崩壊するとなれば
日本はもちろん世界が大きく揺らぐだろう

“禁クルマ”ムーヴメントも
禁煙並の勢いで広がれば20年くらいで徹底化される
世界有数の自動車産業国である日本は大打撃であろう

ただひたすら前へ前へ
より大きくより強くより多くを求めてきた世界が
大きく舵を切る
あるいは舵を切らざるを得なくなる
路面電車の復活なんて
ある意味前時代への積極的逆行である

なんか最近の日本の若者のマイカー離れとか
留学離れだとか
将来は田舎で静かに暮らしたい志向だとかって
実はもう“気分”として
そうした積極的選択的逆行を先取りしているのかもしれない
とか思ってしまった

高度成長からバブルそしてバブル崩壊から大不況
一連の成長戦略的経済の大きな流れが
最初に高齢化社会大国となる今の日本で
一足先に転換期を迎えているのかもしれないなぁ

不謹慎な言い方かもしれないが
東京タワーがそうした一連の経済の波の
出発点を象徴しているとすれば
スカイツリーはその波の終焉を象徴する
記念碑みたいなものかもしれない
  
かつての経済成長を夢見る象徴ではなく
新しい経済や生活の在り方を探る
スタートにもなってくれればと思うけど

まぁいろいろと異論反論あると思いますが
雑談で出てきた話題ですから

でも若者ではないですが今のわたしは
“次の”穏やかな世界が早く見たい
とか思ってしまうんですよ