2016年9月29日木曜日

ゴジラから熱海城、そして秘宝館へ

久しぶりに「キングコング対ゴジラ」DVDを観た。
全編コミカルな演出で、
特に多胡部長の有島一郎が強烈。

意外とびっくりしたのが、ヒロイン役の浜美枝だ。

ゴジラが迫ってきたため電車から降ろされた後、
救援用のトラックからも振り落とされて、
転びそうになりながら後を追いかける演技、
さらに一人はぐれて川でフラフラになって倒れ込む演技、
どちらもオーバーアクション気味なのだが
でもそれが実に濃くて強烈な印象を残すのだ。
さすが後のボンドガール。
  
主役の両雄に関しては、
キングコングのローファイな顔が、
逆に、昭和ガメラの目みたいに不気味で、
その長い腕を揺らして走る姿や
ちょっとしたしぐさが異様さを醸し出し、
ゴジラの存在感が薄れるほどであった。

物語としては結構無茶苦茶だが、テンポが良く、
両者の対決場面もプロレスになっていないのが良い。

ただ、当時の流行りであった
〝南海の未知なる孤島〟に住む〝野蛮な原住民〟と
〝文明国日本〟からの訪問者たちという暗黙の図式が
見ているとツラくなるのも事実である。

しかし特撮ミニチュアは実に素晴らしい。
キングコングが登る(上る?)国会議事堂とか
後楽園付近の広大なセットとか
クライマックスのお城とか。

ところが、このお城、
大阪城(「ゴジラの逆襲」、「ガメラ対バルゴン」)でも
名古屋城(「モスラ対ゴジラ」)でもなく
熱海城だったのだ。

熱海城って、確か歴史的価値は何もないお城だったハズ
ということで熱海城をあらためて調べてみたところ、
  
1959年に海抜100mの位置に建てられた。外観5重、内部9階の日本の城郭に見られる天守を模して造られた鉄筋コンクリート造建築
Wikipediaより)

つまり単なる観光施設なのだ。
今では、〝観光施設としての歴史的価値〟は
あるのかもしれないが。
だから、ほかのお城が破壊される時と比べると、
「あ~、貴重な歴史的建造物がぁ」的な残念感は
やっぱり薄いのである。

で、城(天守閣)の中もスゴかったのだ。
特に今年の春から3F「浮世絵・春画」展が始まった。
18歳未満の方はご遠慮ください」ですよ。
この開き直ったような堂々たるチープ感。

あ、春画と言えば、すぐ近くに
今では希少価値のある「秘宝館」があったな、と思い
サイトをのぞいたら笑ってしまった。
オフィシャルブログ「秘宝館トリビア」にあった
新キャッチコピーだ。
150あまりの応募から選ばれた最優秀作品だそうだ。



「秘宝館トリビア」より
  
ゴジラから「熱海城」を経て「秘宝館」へ。
〝正しい〟ネットの楽しみ方を実践した気がするなぁ。

2016年9月28日水曜日

「メリーヴェイルのハロウィーン」その後

「メリーヴェイルのハロウィーン」であったが、
無事販売開始となったのだ。
パチパチパチ!
100円です。



で、心配していたKindleなのだが、
パブリック・ドメインとなっているアメリカ本国、
つまり米Amazonでは発売になったが、
日本国内ではダメであった。
日本国内から米Amazon版を購入することもダメである。
  
  
理由は明示されていないのだが、
作者の没年がわからないので、
没年+50年という日本の著作権の制限が
クリアできないのであろう。

ということで何とかKindleでも販売できるよう
今挑戦中である。

まず、作者の没年を
Library of Congress(アメリカ議会図書館)に
英文で問い合わせている。
さらに
パブリックドメインの扱いを相談中なのだ。

さて、どうなるであろうか。


2016年9月26日月曜日

「メリーヴェイルのハロウィーン」申請!

時節柄面白そうな作品だと思い、
短いこともあって一気に翻訳してみたのが
「メリーヴェイルのハロウィーン」である。



今日申請してみたが、無事販売開始となるであろうか。

今までになく心配なのである。
  
と言うのは、
ネット上ではProject GutenbergでもWikisourceにも載っている
れっきとしたパブリック・ドメイン(著作権フリー)なのだが、
どうしたことか著者の
アリス・ヘイル・バーネットの情報が極端に少なく、
あれこれ時間をかけて探し回ったのだが、
生まれた年や死んだ年がどうしてもわからなかったのだ。

パブリック・ドメインは確かだと思うが、

kindleから確認メールが来た場合、
作品の発表年と著者の没年を確認が含まれるのが常なのだが、
没年を聞かれても答えられないのである。

さて、どうなることやら。

販売開始になると良いなあ。
出れば、本邦初訳である。

2016年9月24日土曜日

「巾着田曼珠沙華公園」お散歩

昨日は曼珠沙華(彼岸花)の群生を見に
小雨降る中な〜こと一緒に
埼玉県日高市にある「巾着田」へ行って来た。
  
   
巾着(きんちゃく:布・革などで作った小物入れ)に
蛇行した川の形が似ていることから
〝きんちゃくだ〟と呼ばれるようになった場所で、
中学校時代くらいのはるか昔に来た覚えがあるが、
その頃は曼珠沙華で有名な場所ではなかった。

それが最近は曼珠沙華の宣伝が目につくようになり、

たまたま今年は〝今見頃〟なタイミングで気づいたので、
あいにくの雨ではあったけれど、
はるばる見に行くことにしたのだ。

曼珠沙華の群生地というのは珍しいと思うが、

実に妖しく美しい別世界であった。

最寄り駅は西武線「高麗駅」。

目の前に広がるのは懐かしい田舎の風景だ。
  
巾着田の下流から上流へ向かって歩くことにしたので、
回り込んで「あいあい橋」を渡る。
もう、川向うに燃えるような赤色が見える。
ちょっと不気味なくらいの赤である。


  
そして300円を払って中へ。
まさに見頃。パンフレットに偽りなし。
そこには、想像以上に見事な景色が広がっていたのだ。

まわりの自然と一体となっているので、
なんかこう、桃源郷にでも迷い込んだかのようである。
  


「鹿台橋」近くからのダイナミックな眺めも良かった。




都心から1時間少しという場所ではあっても、

こういう、最盛期が5〜6日という季節限定モノは
いろいろなタイミングがうまく重ならないと
なかなか見に行けないものである。
な〜こと行けてよかったなぁ。

そして、公園内で、ぬかるんだ道を

つま先立ちしながら歩いたのが、
超久しぶりで新鮮だった自分に、
ちょっと驚いたのであった。

2016年9月22日木曜日

「Sierra」にしたら日本語が打てない!

MacOSを最新版の「Sierra」にアップデートしたところ、
何と、日本語入力ができなくなってしまった……。

メニューには表示されていて

「ひらがな」と「英字」との切り替えも
今まで通りできるのだが、
いざ、文字入力をしようとすると、
キーを打っても何の反応もないのだ。
ちなみに英語は問題なく入力できる。

いやあ参った……。


じゃあどうやってこのブログを書いているかというと、

Googleで出している無料の日本語入力を使っているのだ。



以前ご紹介したように

Apple標準の日本語入力の調子がおかしくて、
反応は鈍いし、変換されずに消えちゃったりするので、
Google日本語入力をインストールして
時々そちらを使っていたのである。

しかし、まさかこんなかたちで役立つとは思わなかったなぁ。


そして使ってみると実にきびきびしていて使いやすいのだ。

昔のワープロみたいな素朴な感じがするのも良いぞ。
そもそも標準日本語入力は、「ライヴ変換」とか使っていたら、
次第に不安定になっていった気がするのだが、
その負担が相当大きかったんじゃないかなぁ。

ということで、一応危機は切り抜けることができたが、

この症状はワタシの個人的なものだろうかしら?

ちなみにKindle Previewerも「Javaをインストールせよ」と言われ、

その作業を終えて、やっと立ち上がるようになった。
いやあ、アップデートはいつもヒヤヒヤものだなぁ。

なんて、他人事のように言っていられるのも、

Google日本語入力のおかげである。
取り敢えず、アップデート以前の環境は取り戻せたかな。

2016年9月21日水曜日

ホイケまで残り17日

今日のレッスンが終わって、
ホイケまであと1レッスンを残すのみ。

取り敢えず、まずまずのスピードで

2曲メドレーを演奏することができそうである。

面白かったのは、

そのテンポを試す中で、
106bpmでメトロノームを鳴らしながら
通しで演奏してみたところ、
なんと、最初から最後まで、約6分間、
メトロノームのテンポ通りに演奏できたのである。
凄いぞ!

だいたいメトロノームを鳴らしながら演奏すると、

演奏の方がどんどん走って、
メトロノームとズレてゆくものである。
でも5人で弾いていてもズレなかった。
最後までリズムをちゃんとキープできたのだ。

いやあ、こりゃ凄い(自画自賛劇場!)。

あとは歌だなぁ。
ワタシ的には
ハモリの最初の音が取れなかったりするので、
毎回残念な感じなのだ。

練習あるのみだな。


  

2016年9月20日火曜日

Kindle Unlimitedって著者的に酷くない?

個人でkindleで本を出そうとする時、
その価格は著者が決めることができる。
換算ページ数やデータ量をもとに
kindle側で自動的に価格決定されるわけではない。
だから著者のこだわりや、思い入れや、戦略から
価格を自由に設定できるのである。

そして、一冊売れれば

その価格をもとに30%か70%が利益となる。
オリジナル作品で独占販売なら70%だ。
仮に買い手がその本をすべて読まなくても、
買ってもらえれば一冊分の売上になる。
そこは紙の本と同じである。

ところが

kindle unlimitedの場合は買い手が読んだページ数で
著者の印税(収益)が決まるのだ。
そこまで追跡調査されるのである。
ここで気になるのがその算出方法。

定価がいくらなのかはまったく関係なく、

換算1ページあたり0.5円〜1円ぐらいになっているらしい。
つまりもう、定価は読者だけでなく著者にとっても、
あってないようなものなのだ。

著者としては印税70%を諦めて30%を選べば

kindle unlimitedの対象にならなくて済む。
つまりunlimitedはやめて定価で1冊につき30%の利益を選ぶか、
unlimitedで換算1ページあたり0.5円〜1円を選ぶか、なのだ。
  
これってどうなんだろう?
もちろんunlimitedで売上部数が増えてくれれば
薄利多売で結果的に収益が増えるだろうけど、
必ずそうなるとも限らないし、
それ以前に、著者に定価を放棄させようとする仕組みって
良いのだろうか、と思うのである。
  
定価とページ換算から、
作品ごとに1ページあたりの金額を決めてほしいよなぁ。
そうなるとkindle側の支払いが膨大に膨らむだろうから、
unlimitedサービスに制限を加えれば良い。
月980円で3万円分ダウンロードが可能、とかね。
スマホのデータプランみたいな感じである。
それじゃあもうunlimited(無制限)じゃなくなるけども。

でもページ換算単価が勝手に決められてしまう売り方は、

何だかなぁと思う。

あ、でも《望林堂完訳文庫》は

必死になって新たに翻訳し直していても
〝パブリックドメイン〟扱いですから、
そもそもkindle unlimitedの対象にならないのだけどね。
余波も食らいそうな雰囲気だけど、
まあ、地道にやってゆくしかないのである。
  

ケーキを食べてダラダラ

三連休と言ってもどこへ行くでもなく
普段の週末と同じように過ごしたのだが、
最終日は終日な〜ことダラダラすることができた。
ああ、シアワセ。

今年の5月に新店舗になったクリオロ

二人でケーキを買いに行った。
あらためて旅行に行くのも楽しいけれど、
ちょっとお散歩に出たり
お買い物に行ったりするのが
また、シアワセなのだ。

こうして

この人となら一緒にいるだけでシアワセだなぁ、
と思えることが、
またまたシアワセなんだなぁ。





2016年9月18日日曜日

kindleで0円販売する方法

kindleで無料本を出そうとしても
最低価格が99円(アメリカの場合は1.99ドル)に
固定されているから、できないのである。

3ヶ月独占販売という条件でKDPセレクトに登録すれば、

期間限定で無料キャンペーンが行えるが、
「キャンペーン価格」ではなく「定価」を0円にすることは
出版する手続き上ではできない仕組みになっているのだ。

そこでまず、0円販売している他店で

先に販売を開始する。
ワタシの場合はkoboとBOOK☆WALKERだった。

そして実際に無料(0円)で販売が開始されたのを確認しておく。


次にkindleで、最低価格99円で販売申請する。

そして販売開始となったら、
即、「お問合わせ」で次のような要望をする。


========================================
0円販売検討のお願い
  
以下の製品は拡販用のサンプル集につき、他所(以下参照)にて無料にて販売しております。つきましてはプライスマッチを適用いただき、0円への変更のご検討をお願い申し上げます。
   
【作品】
「《望林堂完訳文庫》試し読みっ!」
ASIN: B01LX7RPC7

【他所での販売】

http://books.rakuten.co.jp/rk/384d4c2e56c73c58b70167ced00cc22a/
========================================
  
〝プライスマッチ〟とは“価格の整合”と訳され、
他店でその値段なら、ウチもそれで売りますよ、という
いわゆる最低価格保証のこと。
この件についてはKDPの「価格設定」
   
「申請者のデジタル書籍が他の販売チャネルにおいて無料で提供される場合は、Amazon でも無料で提供することができます。」
    
と明記されているから、決して特別なことでも
足元を見た無理強いとかでもないのだ。
   
すると翌日には0円に定価が変更になったのだ。
対応が素早い!
まぁ、0円販売ができるのであれば、
少しでも早くしなければ、99円で買っちゃう人が出てくるからね。
ということで無事0円販売が開始である。
すでに3社とも少しずつ手にとっていただけている模様だ。
やれることはやってみるものだなぁ。

2016年9月17日土曜日

「試し読みっ!」0円販売開始!

楽天koboBOOK☆WALKER
「《望林堂完訳文庫》試し読みっ!」が0円販売開始である。
「ピーター・パンとウェンディ」出版ごは
何かと不調な2週間であったが、
そんな中でも地道に活動し、一応成果を出せたのが嬉しい。


Kindleは著者名を可能な限り(最大10名)載せて欲しいと
一旦差し戻し差しとなったので、
不備を手直しして再度申請したところ。
  
やっぱりKindleは、いろいろ丁寧な気がするなぁ。
審査の上でいろいろやり取りが発生する場合があるが、
それは販売書籍の品質をきちんと維持したいためであり、
そのためにはきちんと手順を踏みたいという姿勢を感じる。

取り敢えず99円で出版申請してあるが、
すでに表紙には「free」(無料)って入っているのだ。
販売開始になったら、すかさず無料化交渉に入る予定である。

2016年9月15日木曜日

「試し読みっ!」申請中

《望林堂完訳文庫》15タイトルの冒頭約1章分をまとめた
「試し読みっ!」のデータが完成した。
  
   
kindleでは基本的に0円販売はできない。
国内では99円以上でしか設定できないのだ。
そこで少し段取りが必要なのである。

まず、0円販売ができるkoboとBOOK☆WALKERで申請し、
0円で販売開始しておく。
次にKindleで取り敢えず99円で申請し、
販売開始となったところで
他店で0円販売していることをkindleに伝え、
いわゆるプライスマッチ(他店の最低価格に合わせる)をお願いする。

これでプライスマッチが適応されて
Kindleでも0円販売が可能になるはずなのだが……。

取り敢えずkoboとBOOK☆WALKERへの申請は済んだ。
うまくゆきますように!

2016年9月14日水曜日

「《望林堂完訳文庫》試し読み!」を作るのだ!

いわゆるサンプラー・レコードとか
サンプラーCDみたいなものである。
様々なタイトルの〝さわり〟を楽しめる
コンピレーションである。

それを《望林堂完訳文庫》の主な15タイトルで作りたい。

それぞれの最初の1章を挿絵入りでまるごと載せる。
簡単な紹介文(あらすじ、読みどころ、挿絵の数など)を、
その後につけ加えて、
0円 (つまり無料)の本としてKindle書店に並べるのだ。

目的は、タイトルなどを見て迷っている方や、
何か面白そうな本を探している方に、
物語の雰囲気、翻訳の感じ、挿絵(あれば)の印象を
体感してもらうことにある。

一冊ずつなら「無料サンプル」もゲットできるが、
たくさん並んでいて、あれこれ見て回れる方が
楽しく選べる気がするからね。

そして今後、翻訳本が増えるごとに改訂版を出す。

でも文章も図版も膨大なものになってしまった。
データ的には大丈夫だが、
図版指定などの編集作業が大変である。
ああ、表紙も作らなきゃだぞ!

 
でんでんコンバーターによる途中段階のpreview
  
  

今日は少し復活

昨日は3週間ぶりの水曜ウクレレ・レッスン。
朝から依然としてダルダルの不調で、
レッスン行くのやめようかとも思ったが、
何とか気合で行ってきた。

でも自分が弾いているウクレレの音が
何だかとても美しい響きに聴こえたのだ。
技術的なことではなくて、
音色そのものが、である。

その音色に癒やされた。
そして、ペンタトニック・スケールのアドリブを
少し楽しんでいたら、
レッスンが終わる頃には
気持ち的に少し前向きになっていたのだ。

音楽の力はすごいなぁ。

でも心身ともに癒やしてくれたのは、
いつものことだけど、な〜こだった。
会った瞬間から、リラックスするからなぁ。
一緒にいる間中、2人してニッコニコなのだ。

な〜この力は桁違いにすごいのだ。

だから今日は、少し元気回復。
少し復活である。

2016年9月12日月曜日

何だろう、このダルさは

夜もまずまず寝ているし、
昼寝なんかもしたりしているのだが、
いっこうに疲れが取れない。

何だろう、これは。

意欲が湧かないのも結局体調が悪いのか?
過労? 風邪?
良くわからない。
でもどこかがひどく不調というわけではなく、
体がダルダルで、何かをやる気にならないのだ。

そもそも、CGにしろウクレレにしろ翻訳にしろ、

きっと最後には良い物ができるという
自分自身に対する自信と言うか自負心と言うか、
ある種の絶対的な自分への信頼の力で、
苦しい時期を耐え、目の前の壁を突破してきたわけだ。

その力が全般的に落ちているのである。


取り敢えず休もう。

風邪薬も飲んでおこう。

明日は、火曜ウクレレ教室である。

復活の糸口が見つけられると良いなぁ。
いや、まずはいつものように、
その1時間を楽しもう。

2016年9月11日日曜日

今の心境はこんな感じ

「ピーター・パンとウェンディ」をやり終えて1週間、
とりあえず翻訳の仕事は休憩にして、
疲れを取ることに専念したわけだが、
疲れはそう簡単には抜けてくれないのであった。

でも追い詰められたようなストレスはなくなったから、
使い切って枯渇したエネルギーが
少しずつではあるが、溜まってきている気がする。
満足の行く睡眠とまでは行かないまでも、
楽な気持ちで眠ることもできているし。

さて本来ならこの、翻訳が一段落した時期に、
CDショップの商品登録や
デザフェスに向けてのCG制作や
ステップアップのためのウクレレ練習を
当然したくなるだろうと思っていたのだが、
なぜか、そうはならないのである。

そうしたことも含めて、
今は何かに向かうエネルギーが
まだ足りていないのかもしれないなぁ。

特に不思議な感じなのが、
実はCG制作への意欲がわかないことなのだ。
あの、ぐっと未知の世界に入り込んで行くことへの魅力が
今はなぜか感じられないのだ。

そして、むしろあれほど苦しんでいた翻訳をやりたい。
早く次のタイトルに取り掛かりたいのである。
いったいどのような心境の変化なのかしらねぇ。

でも焦らずに少し待つのだ。
9月中に次回作がスタートできれば良いくらいに思って、
もう少しダラダラしながら、
エネルギーがたまるのを待つことにする。

CD販売も、CG制作も、ウクレレ練習も、翻訳も、
どれ一つとして、やらなければ困るものはない。
何の縛りもないし、誰に迷惑をかけるわけでもない。
だからどれも、集中できなければ休めば良い。
そして、猛然と意欲が湧き上がるまで待っても良いのだ。
  
ただし、CG制作は、11月のデザフェス目指して、
何点かは新作を用意しておきたいという思いはある。
そうやって自分の中で、
いろいろな課題や締め切りは作っておきたい。
ある程度の緊張感も残しておかなくちゃである。

さあ、今週はどんな心境の変化が
起こるのやら、起こらないのやら。 

2016年9月10日土曜日

モバイル・バッテリーをゲット!

Android端末からiPhone5cに乗り換えて、
今年の11月で丸2年になる。
確か2014年秋のデザフェスの頃で、
父が亡くなる前だったと思う。

そして2年も経つと、

さすがにバッテリーの持ちが悪くなってきた。
1日の終わりには残量がけっこう心細くなる。
そこで「Anker PowerCore」という
モバイル・バッテリーをゲットしてみた。
  

小型の円筒形なので、

かさばったりひっかかったりせずに
バッグの中に入れておけるのが嬉しい。
ただし、ちょっと重い。
iPhone本体のバッテリーを交換できれば、
この重さは余計なのになぁと思うと残念だが
次善の策としては満足の行く製品と言えよう。

iPhoneへの充電が遅いことと

Lightning-USBケーブルが付属していないことを納得できれば、
十分満足の行く一本だと思う。

あ、でも、ちなみにiPhone7だと

headphone端子がなくなって
Lightning端子にヘッドフォンを繋げるようになったから、
こうしてモバイル・バッテリーから充電しながら
同時に音楽を聴くことはできなくなったんだよね。

さて、2年後、iPhone7のバッテリーが弱ってきた頃、

そのあたりの状況は
どんな風になっているのだろうかしらねぇ。

2016年9月7日水曜日

ホイケまであと1ヶ月

今年のホイケは10月8日(土)と例年になく早いので、
今日はもう1ヶ月前なのであった。
レッスンはあと2回あるから、
まだ追い詰められ感は少ないけれど、
それでも少しずつ緊張が高まってくるな。

今回は2曲をメドレーで披露するのだが、
ノリの良い曲なので、わりと楽しみながら舞台に立てそう。
でもバンプが難しめだし、
長いウクレレソロもあるし、
2部でのハモりもあるし、
最初から最後まで気が抜けないのである。

昨日な〜こに癒してもらって元気になったとはいえ、
まだまだ万全にはほど遠いので、
休み休み体調を整えながら
ホイケに備えることになるだろうなぁ。
夏の疲れとかも出てきているかもしれないし。

もちろん翻訳の方も、
今は一仕事終えたところでの休憩期間なのだが、
そこで、あれこれ次回作候補を探すのも
なかなか楽しい作業なのだ。

今度はどうしようかな。
候補はすでにあると言えばあるのだが、
もう少し決める楽しみを味わうことにしよう。

9/20くらいをメドに絞り込んで、
年内にもう一冊出したいものであるなぁ。

2016年9月6日火曜日

朝から鼻水が止まらない!

朝から鼻水が止まらず、
まるで花粉症のようなくしゃみ連発!
鼻をかんだら鼻血が出た……。

これは風邪というよりは
アレルギー性鼻炎ぽい症状である。
とりあえず「ストナリニ」を飲んでみた。
たぶん効くはずだ。

ハウスダストか、とも思うが、
思い返せば、アルペンルート夏旅の初日、
行きの電車の中でも鼻水が止まらなくなって、
携帯していた「ストナリニ」を飲んだのだった。

あの時も「ストナリニ」はまずまず効いた気がする。
その後の二日間は、鼻水が気になったりはしなかった。

体が弱っているのかもしれないなぁ。
抵抗力とか生きる力とか落ちているのかも。

予定がうまく合わなくて
今日1週間ぶりにな〜こに会えるのだ。
やっと元気になれそうである。

2016年9月5日月曜日

おニューのサンダルをゲット!

今日も真夏を思わせる良い天気なのだが、
どうやらワタシはだいぶ消耗していたようで
体を動かす気になれないのだ。

いまだにまぶたが時々痙攣するし、

相変わらず目は乾く。
でも首の痛みはかなり良くなったし、
夜もだんだん眠れるようになってきた。
  
追い込み末期は
スイッチ入りっぱなしみたいな感じで、
夜になっても眠くならなかったり、
夜中に目が覚めて
なかなか眠れなくなったりしたからなぁ。
まぁ、完成直前はいつもそんな感じですが……。

特にどこか体調が目に見えて悪いわけではない。

だから、ダラダラすれば回復すると思う。
お散歩とかもしたい。

ということで、サンダルを買い換えた。

前のサンダルは去年今年と夏を二回乗り切って
さすがにボロボロになった。
サンダル好きなワタシは、
暖かくなればすぐにサンダル生活になるから、
サンダルの消耗が激しいのだ。

でもさすがにお店はもうどこも秋モード。

ということで何軒か探して、靴屋さんで見つけたのが、
このEB1002 EDWINである。



探していたのは、かかと付きサンダルなのだが、

(〝バックベルト〟と呼ぶらしい)
男物だと、スポーツ/アウトドア風なものとか
編み編みな室内履き風なものとかばかりで、
見た目普通なものがなかなか店頭に置いていないのだ。
ラッキーである。

これで、もう少し元気になったらお散歩に行くぞ〜。

気持ち的には、申請中のkoboとBOOK☆WALKERで
「ピーター・パンとウェンディ」が
無事出版開始になったらかな〜。

  

2016年9月4日日曜日

「ピーター・パンとウェンディ」販売開始!

今回のKindle Direct Publishingの申請も
特にバプリック・ドメインの確認のやり取りもなく
いきなり販売開始となった。

それも速攻で審査してくれたようで、
昨日の夕方に申請して、
今朝の6時に販売のメールが来ていた。
ありがたいなぁ。

ようやく《望林堂完訳文庫》第18弾、
「ピーター・パンとウェンディ」が世に出た。
やった〜! パチパチパチ!


これでやっと一段落だ。
まだKoboとBOOK☆WALKERの申請もしなきゃだけど、
そちらはゆっくりやろう。

終わってみれば満身創痍である。
目が乾く、アレルギー鼻炎みたいな症状が出る、
そして首が痛い!
それでも突っ走った追い込みの、
何と凄まじかったことか!
1日何時間キーボードを叩き続けたんだろう。

今日からの1週間は休養ウィークだな。

2016年9月3日土曜日

「ピーター・パンとウェンディ」出版申請!

宣言した8月中の出版は叶わなかったが、
本日第四稿が完成し、
3日遅れでメインのKindleへの出版申請を
先ほど終えることができた。
あ〜疲れた〜……。

「宇宙戦争」から2ヶ月半というところかな。
「宇宙戦争」ほどではないにしても、
分量的には長めな作品だったから、
2ヶ月半はけっこう頑張った方だろうか。

翻訳の終了とともに、夏も終わってしまったかのようだ。
明日から天気も崩れるらしいし。

でも今年はな〜ことアルペンルートを歩いて、
夏の日差し、青い空、白い雲を味わったから、
残念な感じはあまりしないのだ。

さて、順調に販売開始となるか、
少しだけ緊張感を残しておこう。
パブリック・ドメインを証明せよ、というお達しが、
いつ届いてもすぐ対応できるように。

とりあえず、お疲れ様〜自分。

2016年9月1日木曜日

「ピーター・パンとウェンディ」第三稿完成!

8月も終わってしまったが、
9月の最初の日に、第三稿が完成した。

さて、どうしよう。
第四稿までやりたい。
明日、明後日で仕上げて、日曜に出版申請かな。

とりあえず今日はもう
お仕事はおしまいにしよう。

ああ、疲れた……。
ラストスパートのこの時期は、
ずっとある種の興奮状態にいるから、
いきなり昼間に眠くなったり、夜に眠れなかったりする。
少し意識して心身を休めようとしないと、まずい。

実際いろいろ不安定だしなぁ。

でももう少しだぞ。