2016年12月31日土曜日

黒ウクレレをダダリオ弦にしたら大正解!

勢いでKALAのブラック・ウクレレを
随分前に買い置きしてあった
D'Addario(ダダリオ)のBlack Nylon弦にしてみた。

どうやら今はパッケージも変わっているみたいだが、
Black Nylonであることは共通だ。
そして、あら、びっくり!
音が柔らかく甘くなって、
何だかいきなり素敵なウクレレになったのだ!


ブラック・ウクレレには
AquilaのNuylegutクリア弦が張ってあった。
それをAquilaの赤にして、さらに黒にして、
それでもどうしてもキンキンしていたのだ。

実はNylon弦は初めてだったのだが、
これがブラック・ウクレレに
ピッタリハマった気がする。

ピッチが安定するまで時間がかかりそうだけど、
活躍の場が増えそうで、実に楽しみだなぁ。
  
   

Aquila Red弦復活!

年内のウクレレ教室も全て終わり、
気分転換もあって、メインのKamakaの弦を交換をした。

3ヶ月ほど使い続けたD'AngelicoのLIME弦は
つややかな明るい音でなかなか良かったのだが、
赤弦という見た目、弦の触感、きびきびした音という
トータル面で比較すると、
やっぱりAquilaのRed Seriesが好きなのだ。
  

LIMEという色に惹かれて試したD'Angelicoだったが、
逆にそのLIME色がうす汚れた感じでマイナスだったし。

ということでKamakaのRed弦化も無事完了。
あとはピッチが安定するのを待つばかり。
このRed弦は銅が入っているせいか、あまり伸びず、
ピッチが安定するのも早いのが嬉しい。

一方KALAブラック・ウクレレKA-CEMBKは、
同じAquilaの「ブラックナイルガット弦」のままだ。


ちょっとキンキンした音の感じが
落ち着いてきたような気もするのだが、
別の弦に張り替えるか思案中である。

こういう時間も楽しいものだなぁ。

2016年12月29日木曜日

年賀状完成&投函完了!

昨日は一日ダルダルで
ほとんど床に臥せっていた。
  
吐き気や頭痛があったわけではなくて、
とにかくダルくて眠かったのだが、
吐き気や頭痛に苦しむ夢を見たような気がする。
まったくもう、しつこいったらありゃしない!

さて今日もダルダルが残ってはいるが、
とにかくこれ以上年賀状を放ってはおけないと思い、
重い体にムチ打って起き上がり、
年賀状のレイアウト&挨拶文をひねり出し、
どうにか仕上げたのであった。

昨年から使い始めた「プリントマジック」に
名簿&宛名印刷はお任せなので、
気分的にも作業的にも楽である。
だからなかなか取り掛からないで
ギリギリまで先延ばししてしまうんだけど……。
  
あら、「プリントマジック」のページを見てみたら、
なんと2017年版が出ているのね。
きっと酉年用のカット素材とか入っているのだろう。
フリーウェアなのに実に素晴らしい!

ということで、無事年賀状印刷完了。
取りかかればそれなりに楽しい作業なのだ。
CD送付のついでに、年賀状も投函してきた。
今日の投函だと、
場所によっては元旦に着かないだろうなぁ。
お許しくだされ。

さあ、やっとダルダル・ダウンの続きができるぞ。

2016年12月27日火曜日

デザイン・フェスタ10回目の出展ならず

来春のDesign Festa No.45は
抽選で落選とあいなった。
2012年春から1回の落選を挟んで
9回まで出展回数を重ねてきたが、
10回記念はおあずけとなってしまった。

とは言いながらも、
実はそれほどショックではないのだ。
むしろ、抽選の点でも気力・体力の点でも
良くまあここまで連続出展できたなぁと思う。
ちょっと一息つけた感じすらするなぁ。

その最初の落選は2013年秋、
4回目の出展を目指していた時だ。
売上は少なかったものの、
あのイベントの雰囲気に魅了されていたので、
ショックは大きかった。

その穴を埋めるように
神楽坂アートスクエアや
名古屋クリエーターズ・マーケットに出展したのだ。
あれはあれで面白かったのである。
名古屋は絶不調で超苦しかったけど。

その後3年6回連続出展で
今年秋のNo.44を無事終えたのである。
ある意味〝締め切り〟があったから、
その分作品が増えていったのは良かったんだけど、
正直、売上が伸び悩んでいたので、
新しい展開が必要かなと思ってもいたのだ。

ということで来春は少しのんびりかな。
とか言いながら、全然別のことを初めて、
またまた大忙しになっているかもしれないけど。

2016年12月25日日曜日

「クリスマス・キャロル」第一稿完成!

「クリスマス・キャロル」第一稿が
クリスマス・イヴ当日の昨夜、
ようやく完成した。

しかし、
9月に「ピーター・パンとウェンディ」を出した時点で、
12月に「クリスマス・キャロル」を出そうと決めたのに、
結局、肝心のクリスマスに間に合わなくなるとは……。
  
クリスマスを見込んで出すなら
11月後半くらいにはAmazon店頭に並べたかったから、
12月に入ってからは
むしろあまりバタバタする気にもならなかったが、
それでも残念である。

短めの小説だからと、ちょっと甘く見ていたなぁ。
ディケンズの文章がなかなか手ごわかったので、
予想外に時間がかかってしまった。
  
さらに、
衝動的にCGシリーズのリニューアル版や
「鬱っぷち!」を出そうと思い立ったりしたし、
もともと秋はウクレレ・ホイケやデザフェスがで
忙しい時期だったこともあって、
「クリスマス・キャロル」に中々集中できなかった。

あとは、Kindle Unlimitedの影響か、
9月以降の売上があまり芳しくないことも
意欲を削ぐ要因になったかなぁ。

それでも今年も
良く頑張って本を出したのであった。

・「ジキル博士とハイド氏」(2月)
「宇宙戦争」(6月)
「ピーター・パンとウェンディ」(9月)
「メリーヴェイルのハロウィーン」(10月)
「鬱っぷち!」(11月)
 
まだまだ「クリスマス・キャロル」の作業は続き、
そのままお正月に突入しそうな気配だが、
気を抜かずに頑張るぞ!
 
〝現在のクリスマスの幽霊〟

 

2016年12月23日金曜日

アクアパーク品川から東京ミッドタウンへ

お互い体が空いたので、
二日早いクリスマス・イヴを
な〜こと一緒に楽しんだ。
  
な〜こご希望のアクアパーク品川から
ワタシが行きたかった
ミッドタウンのイルミネーションへの
ブラブラ散歩だ。

シンガポール・シーフード・リパブリック品川店

まずは腹ごなし。
コロニアル様式の店構えがエキゾチックな
品川駅の目の前にあるシンガポール料理店で、
〝シンガポールチリクラブ〟がメインの
コース料理ランチを二人で食べた。
久しぶりにカニと大格闘だ。
  

アクアパーク品川
続いて水族館見物。
品川プリンスホテル内の施設ながらコンパクトにまとまり、
水槽のガラスがタッチパネルになっていて遊べたり、
ガラス張りの水中トンネル(アクアチューブ)があったり、
クラゲだけのコーナーが作られていたりと、
色々工夫されていて、予想外に充実した水族館だった。
イルカショーも楽しかった!
ゆっくりイルカショーを見るなんて、何年ぶりだろう。


  
恵比寿ガーデンプレイス
品川から場所が近いのと、
六本木へ行く乗り換え駅だったこともあり、
これまた久しぶりに恵比寿ガーデンプレイスに立ち寄る。
世界最大の〝バカラシャンデリア〟だそうだ。
大迫力!


  
六本木ヒルズ・イルミネーション
シンボル・ツリーの〝66プラザイルミネーション〟。
刻々と光が変わる。



ここの通りのイルミネーションが美しかったので、

眺めに立ち寄ってみた。
〝けやき坂Galaxyイルミネーション〟と言うそうだ。
〝snow & blue〟と〝candle & amber〟が交代で通りを彩る。
アンバー色(琥珀色)を導入したのが今年の特徴だそうだ。

  
ミッドタウン・クリスマス
六本木ヒルズから歩いてすぐのところにある
東京ミッドタウンのイルミネーションが
今日最後の訪問場所だ。
建物奥に広がると〝スターライトガーデン〟と
通りからそこへ続く道沿いの
〝ツリーイルミネーション〟を堪能する。
同時に、案内・誘導係の人数の多さに驚く。



以前来た時もあった

ガレリア入り口にある〝サンタツリー〟。



旅行に限らず、二人だととにかく良く歩くのだが、

今回も良く歩いた。
最後はヘトヘトになってしまったが、
いろいろ楽しめた一日だった。
  
ああ、楽しかった。
本当にな〜このおかげだ。
これで寒い冬も乗り切れそうだなぁ。
  
  

2016年12月21日水曜日

17年ぶりにBrand X復活!


2016年、Brand Xが復活していた!
イギリスらしい、プログレ・ジャズ・ロックが、
またライヴで聴けるようになるとは!

バークレー風味なテクニカルな演奏とは一線を画す、
この妖しいインスト・サウンドは
今の時代とても貴重である。
  
reunion memberは以下の通り。
  
 John Goodsall(ギター、シンセサイザー)
 Percy Jones(ベース)
 Kenwood Dennard(ドラムス、パーカッション)
 Chris Clark(キーボード)
 Scott Weinberger(パーカッション)

映像はReunion Tourから名曲「Nuclear Burn」!
デビュー・アルバム「Unorthodox Behaviour」(1976)の
冒頭曲です。
  
何と、テンポはオリジナル・アルバムより速いくらいで、
気合の入ったreunionであることがわかる。
  
John、Percy、Kenwoodの三人が顔を合わせていたのは、
1977〜1978年のこと。
アルバムで言うと名作ライヴ「Livestock」(1977)で
三人の超絶アンサンブルが2曲聴ける。

2017年1月には、
その「Livestock」の40周年記念ツアーをするらしい。
それに合わせて、「Livestock」完全版みたいな
Live集を出してくれないかなぁ。
Phil Collinsのドラムもたくさん入れて。
  
  

2016年12月19日月曜日

パソコン絶不調の原因は「adlock plus」らしい!

Macがずっと不調であった。
日本語入力が不安定で、
変換にものすごく時間がかかる上に、
結局変換されずにスペースだけ残ったりして、
どうにもストレスが大きかったのだ。

Google日本語入力をインストールして

そちらを使うことでどうにかやりくりしてきた。
速度は早いので快適なのだが、
縦書きの場合、変換候補ウインドウが文章に
書いている文章が隠れてしまうのが困ったが、
それでもインプットメソッドとしては
ずっと安定していたのだ。

ところが最近、

あらゆる作業で、反応が悪くなっていたのだ。
複数のソフトを開いていると、
その切り替えに時間がかかる。
ネットを見ていても、タブの切り替えから何から、
すべて待たされるようになったのだ。

これには困った。

ちょっとした作業に、えらく時間がかかり、
その大半がイライラした待ち時間なのだから。

特にこのネットのストレスが大きかったので、

それなら試しに別のブラウザを使ってみようかと考えた。
一応Safariは使っているが、フォントの見栄えが良くない。
と言うことは、昔使っていたFirefoxだな。

ということでFirefoxに切り替えて見たら、

なんと、そのほかの作業速度も
もたつきがなくなったのである!
全体のパフォーマンスが劇的に改善されたのだ。 
え! つまりイライラの原因は
Google Chromeだったのか!
  
インプット・メソッドも 
Google日本語ではなく
Appleのオリジナルが普通に使えるようになったのだ。
あら〜!
でも反応がキビキビしているから
Google日本語を使い続けるけどね。

とにかく良かったのである。

勢いでiPhoneのブラウザもFirefoxにしちゃったよぉ。
こんなことってあるんだなぁ。
  
【追記】
ところが……

Google Chromeを疑って申し訳なかったかも。
Firefoxはノーマルな状態で使っていた。
それでChromeと比較するのはフェアではないと思い、
Chromeのアドオンソフトを切ったのだ。
  
すると、やっぱり実に快適に動き出したのだ。
すまない、Google Chrome。
adlock plusという広告ブロッカーが
怪しいと睨んだ。



  
ということでブラウザは
FirefoxでもGoogle Chromeでも
どちらでもOKとなった。
  
アドオンソフトとは、気づかなかったなぁ。


  

2016年12月18日日曜日

iTunesでCDが読み込めなくなった!

OSはmacOS Sierra バージョン10.12.1なのだが、
久しぶりにiTunesでCDを読み込ませたら
最初の曲の読み込み時にエラーになった。

設定を少し変えたりしながら何度も試してみたが
結局エラーになってしまう。

これはもしかして外部ドライブとの相性の問題か?
などとあれこれ考えたのだが、
もしかするとiTunesの最新バージョンが
出ているんじゃないかと思ったのだ。
  
メニューの「環境設定」の「詳細」で
「新しいソフトウェア・アップデートを自動的に確認」に
チェックが入っているので安心していたのだが、
メニューの「アップデートを確認...」を選んでみたら、
最新版が公開されていると出たのだ!
  
でもそのあとApp Storeが開くのだが
特にアップデータはないと表示される。
つまりそこで放り出されるのである。
  
仕方ないので
AppleのiTunesページに行って、
そこから最新版をダウンロードしみた。

  
そしてインストールしてみたら、
問題なくCDを読み込んでくれるようになったのだ。

ということで、
「新しいソフトウェア・アップデートを自動的に確認」に
チェックが入っていたとしても
iTunesが自動的に最新データになっているとは限らないぞ、
不具合が生じたら、iTunesページでチェックが確実だぞ、
というお話でした。

「明日入院しよう」と思った夢

学校にいる。
どこかの部屋に隠れるようにして、
できるだけ人に合わずに
一日をやり過ごそうとしている。

すると部屋の電話がなる。


「あの書類はどうしたんだ?」

  
と同僚の誰かから言われる。
その書類は職員室の机の上にあるに違いないが、
ワタシはそこへは行けないのだ。

「せっかく会議に間に合うように準備したのに、

 何で持ってこないんだ?」

と叱られる。

返す言葉がなくてワタシは黙り込む。

そして思う。


すぐに校舎から出て、家に帰ろう。

そして仕事を辞めよう。
非難されるのも同情されるのも嫌だから、
明日にでも入院しよう。

な〜こが隣りにいて、

ワタシのところに人が来ると
ワタシををかばって
一生懸命何か説明してくれている。
  
ひそかに学校を脱出しようとする。
下履きに履き替えようとすると
あるのは真新しいサンダルだ。
でも片方が半分かけているのだ。

それを履いて、繁みを抜け、山の方へ向かって歩く。

この道なら誰にも見られない。
でも、あれ? 今はそんなに嫌じゃないぞ。
まだ仕事続けられるかも?

そんな夢。


夢の中でも、思い切れないワタシ。

グズだなあ、情けないなあ、可愛そうだなあ……。

「やってられるか!」

  
って言ってみたいよ。

しかし、あらためて思うのは、
特定の誰かが嫌いだったわけではなく、
学校という職場そのものが、
もう嫌だったんだなぁということである。

2016年12月17日土曜日

いきなりの鼻炎にダウン

花粉症のシーズンではないのに
花粉症のようなくしゃみと鼻水に襲われることが
ここ一、二年増えているのだ。
花粉症との違いは、目が痒くはないことだけで、
クシャミ連発、鼻水決壊なのである。

それも同じ環境にいるのに
症状が出る時と出ない時がある。
花粉症と同じで、出てしまうと薬が効きづらい。
でもいつ出るかわからないから
事前に飲んでおくことができない。
ある意味花粉症よりもたちが悪いのだ。

今日も朝いきなりひどい状況になった。
昼前に鼻炎薬を飲んだが治まらず、
午後に鼻風邪用総合薬を飲んだが効く気配がなく、
結局マスクをして寝込んでしまったのだった。

それでも足が温まらずに
なかなか寝つくこともできなかったので、
もしかすると
自律神経が失調気味の時に、
体の抵抗力が鈍って
このアレルギー性鼻炎症状が出るのかもしれない。
  
ああ、頭がボーっとするぜ。

「Earnest」ALHAMBRA


Marge Litch(
マージュリッチ)時代から

ボーカルの世良純子の歌が好きで
特に「真実の指輪」は良く聞いたものだ。
  
ALHAMBRA(アルハンブラ)になって
音が今風にアップデートされ、
リーダーがYUHKIになったことで
メタル度とキーボード比率が増した。

そしてプログ・メタルのテクニカルなアンサンブルと

1980年代風プログレ・ハード的なメロディアスさが
見事に融合されたサウンドに、
世良純子のクラシカルなハイトーンボイスが乗ると、
もう唯一無二なALHAMBRAサウンドなのだ。

声楽を学んだと思われる世良純子の

クラシカルな発声とオペラティックな歌い方には
圧倒的な迫力と、汚れない初々しさがある。

でも、敢えて言うならその魅力は、

危うさであろう。
実際、多少ピッチが不安定になることもあるが、
直接的にはそこを指摘したいのではなく、
トータルな印象を言っているのである。

クラシカルな唱法を基本としながら
朗々と歌うというよりは、
どこか絞り出す感じに近く、
それが、もがき苦しみながらも、
希望を捨てずに前を向いて、
必死になって声を限りに歌っているような、
切なさと危うさを醸し出しているのだ。

唐突な例えだが

Robert Frippのギターみたいな感じである。
テクニックを越えた世界が広がるのだ。
〝凄み〟みたいなものだ。
  
だから、クラシカルな唱法という点では
もっと上手い人はたくさんいるのだろうが、
世良純子の歌にはとても惹きつけられるし、
バンドサウンドにもとても合っているのである。

アルバム「The Earnest Trilogy」も買ってしまったぜ。


2016年12月15日木曜日

偏頭痛急襲!「頭痛ーる」を見てみたら…

一昨日火曜日の昼間から昨日の朝にかけて
いつもの「二日酔いシンドローム」とは違う
偏頭痛に苦しんだ。

ピキーン、ピキーンとくるやつで、
何と火曜の夜中には
その痛みで目が覚めてしまったほどだった。
ダメ元で痛み止めを飲み、冷えピタを貼って
ようやく再び眠ることができたが、
昨日は朝起きてもグダグダで、一日中辛かった。
  
もしやと思って、
スマホに入れてある「頭痛ーる」というアプリを見てみた。
気圧の変化が頭痛と関係するある場合があるので、
予想気圧の変化をもとに、頭痛に備えましょうというもので、
時々体調と照らし合わせて見ているのである。

すると、13日(火)から14日(水)にかけて
「警報」が出るくらい見事に
気圧が急降下していたのだった。
あまりに一致していてびっくりであった。


  
気圧の大きな変化にも影響されるくらいに
低空飛行中だということだろうが、
でも、いつもと違う頭痛は気圧のせいだと思えると、
それはそれで気が楽になるのである。


2016年12月14日水曜日

「SHAMEFUL」電気グルーヴ


2012年に発表されたPVで、

シングルとして発売されたあとに
アルバム「人間と動物」にalbum versionが収録された
「Shameful」という曲。
カメラワークをシンクロさせながら
体育館の実写映像を背景に
CGの机や人形を合成したものだ。
  
やっぱり元教員のワタシとしては
この見慣れた体育館が、
大規模倒壊ゲームの現場になるというところに
不思議な感覚や刺激を覚えるのである。

授業や部活や行事で使う体育館には
とにかく色々な思い出や、
様々な思いが宿っているものだ。
体育の授業の汗臭さとか、
行事指導の苛立たしさとか、
イスだし・片付けの面倒臭さとか、
入学式・卒業式の緊張感や晴れやかさとか。

放送係として放送室にこもって、
タイミングをはかりながら音楽を流したなぁ、とか
入学式で担任としてクラス全員の呼名をしたなぁ、とか
卒業式で校長の証書授与の介添役をするために、
舞台袖で順番待ちしていたなぁとか、
その卒業証書を体育館に持ってゆくのを忘れて、
式が始まってから焦って探し回り、
ギリギリ証書授与に間に合ったことがあったなぁ、とか。
あの時はワタシがトレイに乗せた証書を持って、
式の真っ只中に
体育館端を小走りに舞台に向かったんだったなぁ、とか。

それに、そもそも体育館という薄暗い場所自体が、
何か特別な空間なのだろう。
日本の場合、舞台がついていて講堂の役目も果たすから、
スポーツで汗を流す場というのにとどまらず、
どこか厳かな、神妙な感じがつきまとうのも、
体育館に一種異様なイメージをもたらしていると思う。

だからこのPVの破壊には
あまり爽快感がなくて、
どこかドロドロした不気味さがあるのかもしれないなぁ。

2016年12月12日月曜日

クレジットカードを解約してみた

なんやかんやとクレジットカードが増えた。
仕事を辞めたので年収は無いに等しいが、
今までの利用実績が物を言って作れているんだろうな。

もともと銀行で作っていたものに加え、
紳士服店や音楽教室や
PASMOオートチャージ用にも
提携カードを作らされた。

カードをたくさん持っていると
1社あたりの利用限度額が小さくなるとか
年会費がかかるとか
管理が大変とかデメリットが気になって、
やっと重い腰を上げて、2つばかり解約したのだ。
解約は実に簡単で、
カード裏面の番号に電話すれば良いのだが、
その後の手順が違っていたので、
ここにご紹介したい。

まずは数十年前に作った
紳士服店提携の三菱UFJニコスカード。
  
電話すると音声ガイドが流れ、
該当番号をプッシュすると担当部署につながる。
すごーく待たされたけど、
ここで止めたら
次にいつやる気になるかわからないので、
とにかく忍の一字で待つ。

やっとオペレーターに繋がり、
カード番号、生年月日、住所を聞かれて、
その場で解約完了となった。

次にPASMOオートチャージ用に作って
結局使わなくなったVISAカード。

電話すると音声ガイドが流れ、
そのままカード番号をプッシュし、
暗証番号をプッシュして、
最後に解約理由を5つから選んで終了。
オペレーターにもつながらず、
名前の確認すら無いまま、
解約完了である。

そして、
会社によって手続き方法が違うんなぁ、
いずれにしても実にあっけなかったけど、
と思いながら
2枚のカードにハサミを入れたのであった。

これで懸案事項が一つ片付いたぞ。
  

「トイレつまり」の盲点

トイレの流れが悪くなった。
トイレで水を流すと、
タンクから流れ出た水が渦を巻きながら落ちて行き
いったん便器の中の水が空になってから
少し水が溜まって終わる。

でも便器の水が空にならないまま、
少し水が溜まって終わるのである。

何か詰まったなと思った。
つまり、便器の排水の問題だと考えたのだ。

そこでラバーカップでバコバコやったり
つまったものを溶かそうとお湯を注いでみたり
バケツで勢い良く水を流してみたりしたのだが、
まったく効果なし。
最後には便器の奥に手を突っ込んでみたが、
触れる範囲では異物らしいものはない。
  
いよいよ業者を呼ぶしかないかと思ったのだ。

その時、ふと気づいた。
タンクからはちゃんと水が流れ、
流れ終わるとちゃんと溜まり、
溜まるとちゃんと水が止まる。
  
ただし、タンクから便器に流れ落ちる
水の勢いが弱い気がする。
ネット動画でも確認・比較したところ、
やっぱり水流に力強さがない。

ということは、便器より下ではなく上?
便器の排水ではなく、タンクの排水の問題か?
  
そこでタンクの中、特に排水部分を確認してみた。
フロート弁の下の排水口に何か詰まっていないか、
手探りで確かめてみると……
何と、何かのキャップが入っていたのである。
まず間違いなく自閉くんのイタズラだ。


盲点であった。
時間的な余裕があれば、
ワイヤーとかパイプクリーナーとか買ってきて、
一生懸命、便器より下と格闘していたかもしれない。

しかし、
台所の排水溝掃除に引き続き、
トイレのトラブルも自力解消である。
トイレだけでも少なく見積もって6000円の仕事はしたな。
  
ワタシって天才かしら?(自画自賛劇場!)
  
  

2016年12月11日日曜日

「持論を述べた」という言い方が嫌いだ

以前に〝のびしろ〟に感じる違和感を書いた。
当時のちょっとした流行語だったように思うが、
確か朝日新聞でも堂々と
プラスイメージであるかのように使われたので
オイオイと思ったのだった。

同じように最近
ちょっとした流行語みたいな感じで
何となく違和感を感じるのが、
「持論を述べた」という言い回しだ。
 「持論を展開した」と言ったりもする。

世の中の出来事について
その道の専門家ではなく
芸能界の〝ご意見番〟的な人が
やくみつる、ビートたけし、松本人志とか)
意見や感想を述べたのを紹介する時、
この「持論を述べた」という言い回しが良く使われる。

特にお笑い系タレントの場合、
本気で言っているのかシャレで言っているのか
ちょっと分かりづらかったりすることもあるから、
「〜と言った/語った」と普通に言い切るには、
メディア的にちょっと躊躇するのかもしれない。

でも、「持論を述べた」という言い回しには
「言っているのはあくまで本人ですからね
 別にこの意見を支持するわけではありませんよ」的な
メディア側の過度なエクスキューズが見える気がして、
どうも好きになれないのだ。
   
さらに、そこはかとなく
「事情を良く知らいない素人が
 勝手な理屈をこねていますよ」的な
ちょっと小バカにしたような感じすら漂う。

いずれにしても、
当人よりもメディア側が高いところにいて
見下ろしているようないやらしさがあるのだ。

〝ご意見番〟を気の毒に思う気持ちは微塵もないが、
メディアの〝偉そうな感じ〟が鼻につくなぁ。

12月は(特に)不調な月

先日ダウンしたと思ったら、
今日も朝から〝二日酔いシンドローム〟で絶不調。
もちろん酒なんてずっと一滴も飲んでいないのだが、
頭痛と、首痛と、吐き気と、逆上せで、
起きていても寝ていてもツライのである。

外は良いお天気なのになぁ。

う〜、いっその事、
首から上を新品にすげ替えたいくらいだ。

精神科に通うのも薬を飲むのも
2012年の春に自分から止めたのであるが、
今もし安定剤とか睡眠薬が手元にあったら、
飲んじゃってるかもしれないなぁ。

あんまり苦しいと、
薬に依存する恐ろしさよりも、
目の前の安定を優先してしまうっていう気持ちが
良く分かるのである。
  
アルコールとか薬物を断つ苦しさや難しさを
ワタシもちょっとだけ想像できるのだ。
この苦しさが楽になるんだったら、
別にその結果早死しても良いじゃん。
生きているうちは楽でいられるんだし。
そう思いたくなるのもわかる。

ただワタシの場合は
な〜こがいるから
早死なんてしたくないだけである。

なんて深刻なことを書いていても、
まるで二日酔いのように、
すうっと回復することも多いんだけどね。
今日もそうなることを願おう。