出場希望を出せるギリギリの時期だった。
ジェイク・シマブクロの
「While My Guitar Gently Weeps」は
ずっと一つの大きな目標ではあったものの、
実際に練習を始めたのは昨年の2月頃から。
練習とは言っても
何か発表の機会があって練習していたのではなく、
気が向いた時に個人的にトライしていたに過ぎなかった。
でも、譜面ソフトで自分用の譜面を作っていたから、
いつかは弾きたい、という思いは続いていたのだけど。
それが、ヨーカドー・チームが
今年のホイケに出場することが決まった時点で、
2年前のようにソロをするチャンスが舞い込んだのだ。
とは言え、個人的にほそぼそと取り組んでいただけの曲。
期間はおよそ2ヶ月。
その間に、人前で披露するレベルまで
クオリティーを上げることができるのか?
どうする?
今回はパスして来年チャレンジするか?
それとも
集中して短期間で今年がんばってみるか?
がんばったとしても
はたして満足できるレベルまでいけるのか?
迷いに迷ったが、
自分を追い込むことにしたのである。
2年前に到達した場所まで戻ることを目指して。
そして2ヶ月間黙々と練習を続けた末に
大きなプレッシャーと緊張を乗り越えて、
とにかくステージで弾くことができたのだった。
上手になりたいとか、人前で披露したいとかいう
前向きな意欲は
2年前まで戻った気がする。
100%満足ゆく出来ではなかったけれど
やって良かったなぁ。