2025年6月20日金曜日

久々に、職場に行けない夢

どこかの駅の隣にある
巨大なロッカーが並ぶオープンスペースにいる。
職場の同僚がそこから自分の荷物を取り出そうとしていて、
鍵がなくて困っている。

わたしの鍵を試しに使ってもらったら、
うまい具合にロッカーを開けることができる。
知り合いは「ありがとう」と言うと、
これから仕事に行くからと、電車に乗って行ってしまう。

あ、そうだ、
わたしも同じ職場である学校へ行かなければ、と思うが、
自分の荷物をロッカールームに残したまま
電車に乗ってしまう。

気づいて戻ろうとするが、
急行なのか、電車はどんどん駅を通過していって
なかなか止まってくれないのだ。

ようやく電車が止まったので降りたところ
そこは知らない駅だった。
もう仕事の始業時間には間に合わない、
職場の学校に遅刻の連絡しなければとおもうのだが、
そもそも職場に対して強烈な嫌悪感が湧き上がる。

行きたくない、行けない…
かと言って、連絡するのも嫌なのだ。
悶々とした辛い気持ちになる。

気分を変えようと、取りあえず
あのロッカーのある駅まで戻らなければ、と思う。
降りたホームの向かい側に停まっている
古びた外観の電車に乗ろうか迷っていると、
隣のホームから「こっちだよ、こっち」と
知らない女の人の声がする。
どうやらわたしに向かって言っているらしい。
思い切って、その人の指示に従うことにする。

昔ながらに
電車のレール位置まで降りて線路をまたぎ、
隣のホームに移動して、やって来た電車に乗る。

するとホームの下の方から
ウクレレの音と何人かの歌声が聞こえてくる。
どうやらホームは
海沿いのちょっとした崖の上に作られていて、
下の海岸で小さなイベントが開かれているらしいのだ。
聞こえてきた様子では寂しげなイベントだが、
ああ、あそこにも加われなかったか、と思う。

この電車であのロッカールームに戻れるのだろうか?
いや、まず職場に休みの連絡を入れなければ…
でも電話はしたくない、
理由を聞かれても答えられないし…
そもそも人と話をしたくないし…

いたたまれない思いで電車に揺られている
そんな夢