2010年1月24日日曜日

景観CGソフト「Vue」の世界

かつてはBryce(ブライス)で遊び
今はVue(ヴュー)で描いている景観CGの世界
これがなかなか面白い

一見簡単にできそうに思える
必要なオブジェクトを並べ
それぞれのオブジェクトに
用意された多くの質感から適当なものを選び
カメラ位置を決めて
レンダリング
これでCG景観のできあがりだ

PIXTA申請中CG

「山」生成ボタンを押せば山がランダムな形に作られる
「桜の木」を選べば枝振りもランダムに桜の木が現れる

しかしこだわればこだわるほど
簡単には終われなくなっていく

バックの空の様子を変えてみる
光源(太陽)の位置を少しずらしてみる
すると絵は劇的に変化する
そのたびにリアル度が大きく変わる

構図はどうしようか
カメラ位置を下げてアオリで行こうか
逆に上から広角の俯瞰で行こうか

同じオブジェクトの配置でも
こちらの手の加え方次第で
見た目の質感や重量感や立体感が変化し
最後は微調整を繰り返しながら
自分がグッと来る絵に近づけていく

ソフトに任せっきりでもダメだし
自分の力だけでも作れない

大げさかもしれないが
こうして進めていく作業は
わたしの漠然としたイメージと
ソフトが自動生成しながら作り出すイメージの
コラボレーションみたいな感じなのだ

こういう絵が欲しいと思っていると
思っても見なかった絵を提示してくれることもある
ならばさらにこんな感じにしたいと手を加える
まさにコラボレーション
時には何のイメージも持たずに始める
インプロヴィゼーション
そりゃ言い過ぎか…

最後には
最初の時点では思いも寄らなかった
不思議でリアルな光景が現れる
景観ソフトの面白さはそんなところにあるんだな

最後の決めては
その世界に自分が入り込んでみたいかどうか
その情景をその場で眺めていたくなるかどうか
その世界を散策してみたくなるかどうか

そんな絵が描けると
心はその世界の中で遊んでいるのである