毎号欠かさず購入している「ぼのぼの」であるが
最新刊36号もやっぱり面白い
初期の頃の癒し系な雰囲気も
その後の異様なテンションも無くなったけど
その後の異様なテンションも無くなったけど
それはぼのぼのたちが
いざとなったら大人が何とかしてくれると思えた
無邪気なこどもの世界から
少しずつ大人の世界に居場所を移してきているからだろう
その分しみじみしてしまう話が増えた
もちろん基本的にギャグマンガであり続けているので
“感動の名作”や“衝撃の問題作”みたいな
シリアス文芸路線に絡めとられないところで
ちゃんと踏みとどまったいる
それもまたスゴいことである
でも今号ではシマリスくんが
年老いた両親の介護に苦しむのだ
年老いた両親の介護に苦しむのだ
衰えていく両親と
出口のない介護の重苦しさや無力感を
わずかなやり取りの中で
鮮やかに見せてくれるのだ
もちろんギャグ混じりで
長く続くマンガだから
シマリスくんの両親が元気だった頃の話もある
愛読者はシマリスくんの記憶を共有している
その分悲しみは深くシマリスくんへの共感度は高まるのだ
そして自分の現実ともシンクロする
いやぁ元気をもらったなぁ
シマリスくんの両親が元気だった頃の話もある
愛読者はシマリスくんの記憶を共有している
その分悲しみは深くシマリスくんへの共感度は高まるのだ
そして自分の現実ともシンクロする
いやぁ元気をもらったなぁ