仕事したり、ネット見たりしながらだから、
全部をきちんと見たわけでもないし、
坂本冬美を見逃したりしたから、
最初はそれほど
見る気満々だったわけじゃなかったのだが、
やっぱり紅白歌合戦は楽しかった。
個人的にはジャニーズと48系には
ほとんど興味がないのだが、
そのあたりも含めて、
知らないミュージシャンを知る機会になる。
milet、YOASOBIとかね。
YOASOBIの会場として使われた
角川武蔵野ミュージアムの
「本棚劇場」の存在も知ることができたし。
好き嫌いは別として、
歌唱力のあるミュージシャンが
基本生歌勝負で
これほど次々に出てくるのは
やっぱり圧巻である。
そして、NHKだから朝ドラ寄せな演出は
まあ鼻につくけど仕方ないかと
毎回思っていたのだが、
そんなことが吹っ飛ぶほど、
今回は
二階堂ふみが素晴らしかった。
安定した司会&仕切りも素晴らしかったが、
朝ドラ「エール」ので鍛えた歌唱力で
見事に歌い切った「A Whole New World」。
実力派ベテラン歌手の歌は確かに素晴らしいが、
それはある意味予想の範囲内の素晴らしさだ。
でも二階堂ふみの歌は予想を超えて、
初々しくも堂々としていて
ある意味、衝撃であった。
もしかして、
あれが今回のクライマックスか?
そんな気すらした
2020年の紅白であった。