2009年8月23日日曜日

「職場完全撤収」ついに開始

ご迷惑をかけっぱなしなまま
それでも気持ちのリセットをしたいと
わがままを言わせてもらってお願いしていた
職場の私物の完全撤収

こちらから行くことが無理なので

いろいろお世話や
お気遣いをしていただいていた
同じ部活の顧問の方に

頼んでいたのだけれど
今日
その作業をしていただける連絡をいただいた
やさしいやさしいメールで
ココロがひどく痛む

自己嫌悪の痛みではない
恐らくもうお会いすることも
一緒に働くこともないだろうと思う
寂しさと辛さの痛みだ

でもこれで
きっとまた一つ
気持ちの整理が付くことになるだろう

どこかで
全然別のかたちで
また会えるといいなぁ

 

2009年8月22日土曜日

「摩訶不思議生物型録」阿部代里子

  
縁は異なもの味なもの、それもにゃ〜こがあってのもの。

昨日わずかな時間をにゃ〜こと買い物に出かけ、「カオナシ」の根付けを手に入れてニハニハしていたら、オリジナルプリント風のTシャツが置いてあった「NMT(No More Tears)」というお店の前を通りかかった。

普段ならきっと素通しただろうと思うのだけど、レッド・ツェッペリンがプリントされたTシャツが気になりちょっと足を止めたところ、それに目ざとく気づいたにゃ〜こが「ロックTシャツ、中にもあるって書いてあるよ」と声をかけてくれたのが縁の始まり。

Tシャツもそれなりに面白いものがあったのだが、その奥の棚の本の一角になぜか数体の部気味なオブジェが並んでいて、その横に本書が置かれていた。Tシャツとはまったく関係ない一角。

並べられていたオブジェは「人形作家」という肩書きをやめ「奇怪生物生み出し人」として石粉粘土(せきふねんど)によるオリジナル造形作品を生み出している、阿部代里子さんという方の作品であった。すべて一点ものの作品であった

その一点もののオブジェを集めた作品集が本書「摩訶不思議生物型録」(阿部代里子、木耳社、2006年)である。オブジェたちの横にひっそりと置かれていたのだ。

そこにいるのはこの世の陰や影に生きている妖怪である。しかしいわゆる水木しげる的な、歴史・伝統・民話・語り伝えなどによる長い歴史の中の妖怪ではなく、阿部氏が

「その存在は、大昔から存在していて、それはまだみんなに知られていないだけ。じっと目を凝らし、自然の息吹きに耳を傾け、ラジオの周波数を合わせるように神経を中秋させればいつか必ず出会えるかもしれない」

と言う、まったく独自の妖怪たちである。

デザイン事務所で働いていたのだが体調を崩して退社し、デザインの仕事をあきらめかけた時期もあったとか。でももともと興味のあった空想生物を作り出して人形作家、そして「奇怪生物生み出し人」になったという経歴にも魅かれるなぁ。

作品はちょっと不気味でどことなく愛嬌があり、生き物の暖かさと金属的な質感、そして微細な模様が特徴。オブジェにはかなりの重みがあり、それが見た目の異形さにさらに存在感を与えている感じがした。
  
   
「もっと置いてあったんですけど、今はこれだけになっちゃったんですよ」と5〜6体の不気味なオブジェを指して店員さんがうれしそうに説明してくれた。(よくぞ見つけてくれました!)っていう感じの喜びが伝わってきた。

オリジナルTシャツ屋の奥の棚で出会った不思議オブジェと、思わず購入したその紹介本。不思議な出会いである。

かつては薄暗い電球の下には、光がともることによって逆に多くの陰や影が現れ、そうした濃淡のある世界で人は暮らしていたことを思い出した。

わたしにも見えるかもしれないなぁ。石粉粘土(せきふねんど)かぁ。面白そうだなぁ。

  

2009年8月19日水曜日

横浜廃墟の旅 09夏<オモシロ写真編>

 
「廃墟の旅09夏」オモシロスナップ集でございます。
山の手のお宅は美しく大きな作りが特徴
でもそれだけでなく
こまごましたオモシログッズが置かれているのも
なかなか楽しゅうございました

まずはドア横で出迎えてくれるネコの執事さん
すっと背筋の伸びた立ち姿がステキですね

こちらはストリートミュージシャンのフクロウくん
サックスフォンとアコーデオンの二人組ユニットです
上のネコの執事さんの手元にいるフクロウくんとは
別ユニットでございます

門の中から外をうかがっているのは
色違い、体形違いのうさぎくんです
トトロではありません

ネコくん必死です
でも目の前でのんきにかまえているのは
ネズミくんでしょうか犬くんでしょうか

商店街で見つけた古き良きタバコ屋さん
軒先を思いっきり伸ばして
歩道の屋根にまでなっています
桟の入った木の柱も味がありますね

商店街で見つけた水だし煎茶の宣伝
「ちょと出しすぎ」がインパクト大です
「ちょっと」じゃなくて「ちょと」
「出すぎ」でも凄いのに「出しすぎ」です
実は誰かへの苦情でしょうか
にゃ〜こ大ウケの逸品です

最後はとっておきの1枚
え?ただネコが壁よじ上ってる写真じゃないかって?
ノンノンノン
実はこのネコくん、寝ています お昼寝中です
にゃ〜こも顔負けのダリャダリャ加減です
お宅側からでないと顔が撮れなかったのが
返す返すも残念でございました

 

横浜廃墟の旅 09夏<ドルフィン&廃墟編>

 
元町の駅を出て「港の見える丘公園」へと山の中の階段を上った二人は早くも息切れ。わたしなんて1年前までは4階建ての校舎を、日に何往復も上ったり下りたりと走り回っていたのだから、相当体力落ちてることにショック。

でも大好きな横浜の散策路を彼女と歩けるのがうれしくて、最初からハイテンション。シルバーマリンタワーにはショックだったけど、山道
から「港の見える丘公園」を見上げたのは始めてだったので、きれいなシルエットに、またまたテンションアップ。良い天気。陽射しは強いが風が心地よい。つないだ手がうれしい。
そこから外人墓地を眺めながら、ハイカラ洋館と高級住宅が建ち並ぶ山の手の道を、炎天下の陽射しを避けながらテクテク歩く。景色を楽しみながら、目指すは廃墟。

やがて山の手から
坂を下り、街並は昭和風情の地元商店街へと変わる。時間の流れが止まったような感じ。ひなびた商店街だけれどそれなりに活気があるのがいい。

この商店街で通りがかった自転車に乗ったおっちゃんに「この郵便局ってさ、前はあっちにあったやつ?」って突然聞かれたのだ。知らないって。わたしは「道聞かれマン」か。あたしゃアンタ以上にここではストレンジャーなんだよ。

さて、道は再び上り坂になり、目指していた「根岸公園」に到着。この段階で二人してすでにかなりの距離を歩いている。それもサンダルで。ちょっとバテ気味。遠くに廃墟の頭が見える。あの廃墟は木々の上に首だけ出している姿が不気味だ。日常の中の非日常だからだな。
その廃墟に行く前に腹ごしらえをしようということになり、懐かしのユーミンの荒井由美時代の名曲「海を見ていた午後」に出てくる「山手のドルフィンは〜静かなレストラン〜♪」のドルフィンで食事。オムレツ最高でした。
この日もライター&カメラマンという女性2人組が取材に来ていて、「ソーダ水の中を〜貨物船がとおる〜♪」のソーダ水を頼んで写真を撮ったりしていた。

ホントに坂の途中の何もないところにあるレストランだし、背の高い建物が増えて、だぶん以前ほど海も見えなくなっているんだろうけど、未だに人気のスポットなんだなぁと実感。
食事も楽しめて、お腹もいっぱいになり、いよいよ廃墟へ向う。廃墟に行くにはこの広い広い根岸公園を反対側まで突っ切らなければならない。サンダルで。でも真ん中あたりまで来ると、そこは周囲を広大な緑に包まれた別世界のような空間。もう少し涼しくなったらゴロンと転がって時を過ごしたい場所だな。
そしてついに廃墟が視界に入る。驚いたことに廃墟は、夏の陽射しを受けたツタの緑に包まれて、今だけ息を吹き返したように活き活きとした姿でわたしたちを迎えてくれた。

廃墟というよりも歴史的巨大モニュメントって感じ。そこに異界への口は開いていなかった。

またまた新しい顔を見せてくれた廃墟、魅力倍増である。これから秋になり冬になり、ツタの生気が消えていくに従って廃墟は廃墟としての妖しい魅力をまた見せてくれるだろう。
二人して「すごいねぇ〜」と言いながら周囲をぐるっと回ってたら、近くにあったちょっとした公園が目に入った。遊具が並んでいる。誰もいない。「大人になったらなかなか滑り台とか滑れないから行ってみようよ」と彼女が言うので、一緒に行ってみる。

すでにわたしも興奮状態。紐にぶらさがって結び目におしりのせてシャ〜って滑る遊具に飛びつく。気持ちいい〜。後からにゃ〜こも滑る。続いて子供用の段差がある滑り台をがくんがくんと滑って大笑い。

さらにコロコロ回る金属棒が並んだ長〜い滑り台に挑戦。白のスラックスのにゃ〜こから「ズボン汚れるかもだから先にすべってみて」と言われてGパンのわたしは喜んで滑ると、ガタガタする振動でなぜか笑っちゃう。笑っちゃう自分がまた可笑しい。下に着いて「ズボン大丈夫だよ〜」と言おうと振り向くと、もうにゃ〜こがウヒウヒ笑いながら滑り降りてきてた。またまた二人で大笑い。

廃墟に見守られて幸せになれた一日だった。

 

2009年8月18日火曜日

横浜廃墟の旅 09夏<予告>

一泊旅行の翌日にもかかわらず
今日は一日
横浜の山手から廃墟を巡る
日帰り散歩旅行に
にゃ〜こと二人で行ってきた

いきなりマリンタワーが
シルバーになっていて度肝を抜かれた

夏の陽射しが戻りながら
湿度が高くならなかったため
かなりの距離を
二人でニコニコしながら歩いた

いろいろおしゃべりしながら
面白い写真も撮れた

わたしはまた道を聞かれたし

今回の旅のオモシロ写真は
明日ご報告できると思う

今日はもうクタクタだぁ
   

これはショック!マリンタワーは赤だろやっぱり