学校の春は忙しい。
生徒の卒業や入学もあるし、
教職員の異動や、異動しなくても
学年団や分掌や部活顧問の変更などがある。
その慌ただしさや
気持ちや立場の不安定さが
春のこの時期になると知らず知らずに
よみがえるのかもしれない。
最近何回か職場の夢を見たのだ。
もちろんというか、いまだにというか、
職場にいるが、少しでも早く脱出したいとか、
出勤しなきゃいけないのに、どうしても行けないとか、
休職後に職場に復帰したけれど
どうにもいたたまれないでいるとか、
そんな悪夢ばかりである。
過去の心の傷というのは、
そう簡単には消えはしないのだ。
うつ病が良くなるのを
完治と言わずに寛解と言うのが良く分かる。
寛解とは、
症状が落ち着いて安定した状態、のことだ。
大波小波があることを覚悟しつつ
少しでも心とからだを
安定させることが何より大事だから、
こういう悪夢を見ているような時期は
いろいろ無理をしてはいけないんだろうな。
でも今の本の翻訳作業がそろそろ修羅場なのだ。
それはそれで自己肯定感を増す部分だから、
寛解のためにも大事なのだが、
別の意味で負担にならないように
休み休みがんばろうと思う。