2021年4月13日火曜日

「シン・エヴァンゲリオン」を見てきたのだ


全然コアな「エヴァ」ファンではないんだけど、
一応TVシリーズ、旧劇場版、新劇場版「序」「破」「Q」と
一通り見てはいる身として、
やはり、物語の決着を目にしておきたかった。

ということで、急に思い立って、
昨日映画館に観に行ってきたのだ。

ここまでの物語をじっくり考察してきた、どころではなく、
すでに話のほとんどを忘れているくらいだけれども、
それでも「シン・エヴァ」は圧倒的であった。

映像も、音・声も、テンポも、音楽も、
最後の何とも言えない悲しみの向こうの開放感に向かって
怒涛のごとく突き進むのである。

物語を良く把握していないワタシにとって、
物語の展開の妙に重きが置かれ
大どんでん返し的なクライマックスがあったとしたら、
その衝撃を味わうことはできずに、
完全に置いていかれたであろうが、
そういう種類のカタルシスとは違う、
理屈では説明できないような
壮大な、荘厳な、開放感が最後に待っていたのだ。

そして、刹那的に涙が出てくるのだ。
何だかスゴイものを見た気がする。