2008年11月7日金曜日

半額

買い物に出る。
人混みや騒音が嫌だと思うことは、
今までもあったけれど、
カラダが嫌がっている感覚はやっぱり今ならではかな。
  
ピリピリと鳥肌が立ちそうな感じで、いたたまれなくなる。
特にパチンコ屋の前とか、食品売り場みたいなところは、
カラダがひどく緊張する。
職場での追い詰められ感がよみがえる。
  
できるだけ人混みを避けて歩いていたら、
両手に買い物袋を下げて黙々と歩いている人がいた。

首に「半額」の札を下げて。

  
  
   
歩く姿に
ウケ狙いとは思えない“ひたむきさ”みたいなものが感じられて、
一瞬の間に、
   
「売られているのかあなた?」
「半額ってなに?」
「定価っていくら?」
「半額でも買わないでしょ」
「買ってどうする?」
「ただならもらうのか?」
   
とかいろんなことが頭をよぎったような気がする。
   
今日のちょっとクラクラした脱力タイム。