「ウクレレ3本お持ちなんですよね?
ぜひ1本をLow-G仕様にしてみて下さい。広がりますよ〜。」
とメールをもらった。新しいウクレレを購入され、
それにLow-G弦を張ってみたら良かったそうなのだ。
ウクレレって不思議なチューニングで、
正面左からソ、ド、ミ、ラなんだけど、
1番左のソはド、ミの下のソじゃなくて、上のソ。
だからギターみたいに弦の並びが
低い音から高い音に並んでいない。
それがウクレレ特有の軽くて柔らかな音につながる。
でも、これだと右から3番目の弦のドの音が一番低い音となる。
音域は実質右3弦分で丁度2オクターブ。
これはコードを鳴らして
歌の伴奏に使っている分にはいいんだけど、
メロディー弾く時には音域が狭い。
そこで、1番左のソを、
ド、ミより低いソに弦を張り替えることで、
少しでも低い方の音域を増やすという方法がある。
ソ、ド、ミ、ラは同じなんだけど、
ギターのように低い方から高い方へ順に並ぶことになる。
この低いソ(Gの音)を出すための専用の弦がLow-G弦だ。
ということで、今日突如思い立って、
いつもウクレレ講座では使ってない、
ApplauseウクレレのLow-G化に着手したのであ〜る。
実は、Low-G弦は買ってはあったのだ、ふふふ。
種類はフロロカーボンという、
釣り糸などで使われている素材を使ったWorth弦。
弦の色も他の3本と同じクリアカラーだから、
張り替えてみても見た目全然わからない。違和感なし。
さて音が落ち着くまで1週間くらい。
どんな鳴り方をしてくれるようになるか、楽しみ楽しみ。