2011年4月1日金曜日

学校の夢


開校して2年目に入ったなぁと思っている
授業は実習室のような場所で
わたしはメインの先生に付くサブのような存在だ
でも授業で何をやるのか
自分が何をすればいいのかは
わかっていない
でも焦るわけでもなく気楽な気持ちで
生徒と雑談をしながら授業の始まりを待っている

いやもしかするとわたしは
生徒の一人だったのかもしれない

教室の壁を見ると
クラスの時間割が貼ってある
そこに「2時間目:ボランティア」とある

「あっ、そうか今日はボランティアがある火曜日か!」

わたしはボランティア担当として
授業を立案・計画・準備しなければならない
でも1年生の「ボランティア」の年間授業案は作ったけど
2年目の生徒のための「ボランティア」は作ってないぞ
それに2年目にはもう「ボランティア」はないはずだけど…
どうなっているのかわからずちょっと気持ちが焦る

この授業に出ていていいのかな
今からで何か準備しないといけないんじゃないかな
それとも誰かがすでに2年目の「ボランティア」の
計画やら準備やらを済ませておいてくれたのかな

そして授業が始まる
わたしはいきなり自転車こぎ発電機に乗って
自力発電のデモンストレーションをやらされる

という夢
退職校で病休になったのは開校2年目
職業訓練的な実習も多かった
その前任校で「ボランティア」の担当をし
毎週火曜日に1年生の科目として「ボランティア」の授業があった
年間指導計画も外部との交渉も当日の準備も
ほぼ全部わたしが行なった

うまい具合に2校の雰囲気が混ざった夢だ
夢の中のわたしはちょっと焦っているけど
追い詰められ感はさほどない

でも最後の自転車発電はなんだろう?
そんなこと体験したことなんかないのに
震災がどこかで影響して出てきたイメージなんだろうか

そしてまたなんで久しぶりに
学校の夢なんか見たんだろう
  
と思ったら
今日は4月1日新年度開始の日
そうきっとそれが心のどこかに残っていて
学校の夢を見させたに違いない
平和な夢だったけど