2011年4月28日木曜日

「死ぬまで薬を飲み続けていもいいんですよ」

昨日の検診で久しぶりにジェロ先生と
なかなか中身のある話が出来た
基本的に体調はそれほどひどくはならなくなった
それはメイラックスのお陰(と思い込んでいる)ことが大きい
だからこそ聞いておきたいことが合ったのだ
  
「この3週間も、花粉症の鼻炎薬を止めたあたりで、ちょっと不調の波が来ましたけれど、全体としては落ち着いていたと思います。不調になっても一日あれば復活できましたし、安定剤(メイラックス)があると、安心ですし。

ただ心配なのは、それだけ今の自分の回復が安定剤に依存しているんじゃないかと思うんです。つまり次にこの安定剤を止めようとした時に、禁断症状というか、非常に苦しいいんじゃないかって。」

するとジェロ先生は久しぶりに
諭すような感じで話し始めた

「ここに通われている方は皆さん同じようにおっしゃるんですね、薬を飲まなくなった時が、本当に病気が治った時ですよねって。

でも人が健康であるっていうのは、必ずしもそういうことではないと思うんですね。人それぞれ弱い部分とかを持っている。年齢やお仕事などで特にある部分を酷使する場合もあります。

だからその弱い部分や予防が必要な部分を、薬でうまく補っているって考えてみてはいかがでしょう。薬を飲まなくなることを目標とするんじゃなくて、体調が良く元気でいられることが本来の目標のはずなんですから。

幸いこのメイラックスというお薬は、用法を守っていただければとても安全な薬ですから、極端な話、予防も含めてこの先死ぬまで飲み続けてもいい、ぐらいに思ってらしてもいいと思います。

むしろ薬を飲んでいるからまだ治っていないんだと自信がもてなかったり、薬に打ち勝たなければいけないって自分にプレッシャーをかけたりする事の方が、ずっと良くないと思いますよ。うまく薬ともつき合ってい、くぐらいでいいと思います。」

実に納得の説明であった
つまりメガネみたいなものだ
弱ったところを補ってもらっているのだ
必要ない時ははずしてもいい
でも死ぬまでお世話になるモノではある
それと同じくらいに考えて
むしろ安定している自分を認めてあげて
その先に進む気持ちを大事にしてあげることが
自分のココロにもカラダにもいいっていうことなんだな

頓服用メイラックスもまた処方していただいた
今度は1/2錠に割って
1回の服薬量を細かく調節できるようにしていただいた

よし考え方をあらため
メイラックス断薬に向けてではなく
メイラックス有効活用をしつつ
体調をコントロールしながら
次の3週間を乗り切ってみたいと思うのである
  
とっても気持ちが楽になったのだった
ありがとうジェロ先生