「ほら男爵の冒険」(ビュルガー編)が、
Kindleストアにて販売開始となった。
やった!パチパチパチ!
特に確認のやり取りもなく、速攻で審査が通った。
ありがたいことだなぁ。
1853年のフランス版で採用された
ギュスターブ・ドレのモノクロ挿絵150点に加え、
膨大な脚注も用意した。
(脚注番号が倒れてしまうのは、EPUB3の限界)
(脚注番号が倒れてしまうのは、EPUB3の限界)
自画自賛劇場だが、かなりの力作である。
本分の分量はそれほど多くはないのだが、
会話がほとんどないのと、
昔の書き方としては普通なのだが、
段落をあまり分けようとしないので、
文字の密度が実に濃く、
予想以上に苦戦した作品であった。
でも複雑な心理描写や
丁寧な自然描写などもないから、
男爵の話の奇想天外な軽やかさに助けられて、
どうにか最後までたどりついた感じだ。
今年もがんばったが、
このペースが来年も維持できれば、
来年は念願の第一目標だったシリーズ30冊に
何とか到達できるかな。