2020年12月16日水曜日

下呂温泉〜名古屋の旅

今年は夏に旅行ができなかったので、
この時期に二泊三日で
下呂温泉に行ってきたのだ。
もちろん感染予防をしっかりしてね。

まずは駅前の「任太郎」で和菓子を購入。
最近和菓子も美味しく感じるようになったなぁ。



いで湯大橋(下呂大橋)を通って温泉街へ。



少し散策してから初日のお宿「湯之島館」に到着。
登録有形文化財となっている
木造三階建ての本館をメインに
広大な高台に建てられた老舗旅館だ。


なぜか、もう冬だというのに、
庭や周囲の紅葉がきれいなのだ。
今年の紅葉は明らかに変である、きれいだったけど…。



お部屋も落ち着いた和室で、
内風呂も温泉な上に
露天風な雰囲気の良いものだった。



今回のお楽しみの一つは
数ある足湯を味わうこと。
そして二日間で、
旅館内の「山の足湯」と合掌村の「合掌の足湯」、
温泉街に点在する足湯のうち
「ビーナスの足湯」「鷺の足湯」
「田の神の足湯」「雅の足湯」の4つ、
計6つの足湯に入ることができたのだった。



夕食はお部屋で。
飛騨牛はしゃぶしゃぶで。
美味しゅうございました!



二日目の朝食は大宴会場で。
朝からしっかりいただきました。



旅館を後にして、徒歩で「下呂合掌村」へ。
ここは、白川郷などから移築した
合掌造りの民家で集落を再現した博物館とのこと。
周囲の風景に溶け込んで
良い雰囲気だった。



でもなぜか「森のすべり台」という
前兆175mのローラースライダーがあり、
大いに満喫したのであった、大人なのに…。



二日目の昼は「ブラン・デュ・エトワール」で
「飛騨牛のハンバーグ」と「飛騨牛トマト丼」。



二日目の夜は「寅屋」に泊まる。
新しくてきれいな和モダンのお宿で、
風呂と食事は温泉街でご自由に、という
プランが素泊まりしかないのが特徴だ。



そこで夕食は山びこ」に行き、
けいちゃん定食を頼んだ。
B級グルメ感がうれしい!



土曜の夜は「花火物語」と題された花火大会。
すでに橋の上には、
立ち位置を示したシールが貼ってある。
打ち上げ場所に向けて
斜めに張られているのが良いなぁ。



その花火を見たのは、
湯之島館近くにある「温泉寺」の隣の山道。
もちろんまわりに見物客など一人もいない。
すぐ隣は墓地ですし。
でも、自分たちで見つけた秘密の場所で、
花火を見下ろすように楽しめたのは
とっても良かったなぁ。



三日目は名古屋に移動して、ひたすら市内散歩。
まずは名古屋城へ。
お昼は「近シャチ横丁」の「スギモト牛鍋店」で牛めし。



名古屋城は2013年秋の
クリエーターズ・マーケットの時以来だから、
7年ぶりである。
あの時は大不調に陥ったが、
今回は元気なのがうれしい。



名古屋城を後にすると、
7年前とは様子が一変して、
たくさんのお店が立ち並んでいる久屋大通公園を
ひたすら南に向かって歩き、
たどりついたのが「大須商店街」である。

ここがもう、見事にヤンキーな場所であった。
行き交う人たちも、店の雰囲気も、
名古屋駅周辺とは全然違って、
ゴチャゴチャ、ギラギラしている。
活気があって、どこか懐かしい昭和感もあって、
そして漂う強烈なヤンキー臭。
面白い場所だったなぁ、ヤンキーは嫌いだけど。


こうして二泊三日の旅は終わった。

下呂温泉が予想外に若者で賑わっていたのが
とても印象的だった。

そして高級旅館の料理や大浴場・露天風呂から
地元の料理屋&地元の銭湯「幸乃湯」まで、
本当にいろいろ味わえたなぁ。

名古屋も歩け歩けで2万歩を超えたが、
それもまた楽しかった。

な〜ことの旅は
いつも必ず楽しいのである。