8月24日〜26日の二泊三日で、
姫路・神戸・有馬温泉を巡る
夏旅へ行ってきたのだ。
初日に向かったのは姫路城。
「白鷺城」と呼ばれる美しい白だ。
お隣の好古園にも立ち寄ったのだが、
こちらは九つの庭園が楽しめる場所。
姫路城の雄大さとは真逆の
こじんまりした世界が続くのだが、
一見自然のままのような緑豊かな庭園が、
実に丁寧に手入れされているのも素晴らしい。
そこから三宮へ移動して、
この日宿泊する「レムプラス神戸三宮」で
一旦荷物をおいてから、
「まやビューライン」へ。
ここは大好きな
ケーブルカーとロープウェーに乗れるのだ。
翌日はまず神戸港へ。
天気はあいにくの曇り空。
朝早く港に出たので、
人気もない、静かな風景を楽しめた。
そして、ここで初めて
神戸ポートタワーが改修工事中なことに気づく。
工事用のシートに覆われていて、
逆に気づかなかったのだ。
続いて、歩いて「神戸旧居留地」を散策。
「商船三井ビルディング」からグルっと回って
クラシックな外装が美しい「大丸神戸」まで歩く。
お昼は「南京町」で食べ歩き。
中央部にある南京町広場に陣取って、
「老祥記」の豚まん、
「鮫麺屋」のふかひれラーメン、
「ミキヤ」のメロン氷を食べた。
それから「エストローヤル」でシュークリームを買って、
三宮駅と元町駅の間の高架下にある
レトロな「ピアザ神戸」を通ってから、
レムプラスに戻って食べた。
ああ、楽しかったし美味しかったなあ。
午後は六甲山に向かう。
残念ながらケーブルが故障のため、
代替バスで上に上り、
「イングリッシュガーデン」から
「六甲ガーデンテラス」へ。
そして山頂の「六甲枝垂れ」へ。
有機物と無機物が融合したような建物が面白い。
内部にある「風室」も静かな癒やし空間だった。
そして、二日目のロープウェーに乗って
「有馬温泉」へ。
この「六甲有馬ロープウェー」がスゴかった。
広大な山々の間を縫うように進み、
最後は温泉に向かって急降下する
とてもダイナミックなもので、
箱根ロープウェーに匹敵するくらいの興奮度。
建物もロビーもお部屋もきれい。
夕食の黒毛和牛ステーキと
広々した露天の「
とても良かったのである。
最終日の三日目。
まず新神戸駅に出てから「北野異人館街」を散策。
坂の上の細い道を抜けてゆくので、
上ったり下りたりが大変だが、
その分、異国の路地裏に迷い込んだようで、
風情があって楽しい。
中に入ったのは「うろこの家」だけだったが、
3000枚のスレートを使ったというまさにうろこな外観も
豪華絢爛な展示品も、中からの眺望も、
なかなか見応えがあった。
そしていよいよ
3日で3つ目となるロープウェーに乗って、
「神戸布引ハーブ園」の展望プラザへ向かう。
初日の好古園とは違った、
イングリッシュ・ガーデンらしい美しさも
また格別であったが、
「森のホール」が《癒しの森》というイベント中で、
しばらく椅子に座ったまま、
音と光を浴びてくつろいでしまった。
思わぬ癒やしの一時を味わって幸せ。
こうして、二泊三日の旅は終了した。
日頃運動不足なわたしは
ちょっとバテバテになったけれど、
目も耳もお腹も満足の
密度の濃い3日間だった。
楽しかったね〜