2022年12月31日土曜日

力を出し切った2022年であった

8月のYour Stage発表で
十分満足な演奏ができず、
11月のホイケが再挑戦の場と位置づけて
とにかく春から秋まで
ずっと頭にあったのだ。

その11月の発表は
一応満足できる出来であったが、
ちょくぜんに咳き込んで、
咳が止まらなくなった。
今思えば、緊張の極地にあって、
一種の痙攣みたいな感じだったのだと思う。

これが、ウクレレで
一番自分を追い込んだ時だ。
去年も、3年前も、
同じステージでソロを弾いたのだが、
これほどの緊張状態にはならなかった。

次は翻訳で、つい先日、
「怪談 Kwaidan」と格闘した時のことだ。
体調とは関係なしに、
とにかく年内刊行を目指して、
集中作業を数時間連続して続けて、
ついに終わった途端に、からだを壊した。
だいたい作業終了時はいつもかなり消耗するのだが、
ここまで不調になったことはなかった。

力を振り絞って、出し切ったこと二回。
今の自分が力を注いでいるウクレレと翻訳で、
やり切った感があるというのは、
体調的に危なかったとは言え、
充実していたということだ。
ありがたいなあ。

つまり、
本気で楽しめたということだからね。
来年も本気で楽しみたいものだ。