2015年2月2日月曜日

1月のKindleブック売り上げ、過去最高を更新!

「望林堂Kindle完訳文庫」は
昨年12月の売り上げが過去最高の91冊であった。

しかし年末のみならず、年始も売れてくれたので、
2015年1月の売り上げも好調で、
94冊を記録して最高記録を更新したのである!
素晴らしい! パチパチパチ!

「あしながおじさん」が少し落ち込んだ分を、
「吸血鬼カーミラ」が取り戻してくれた感じ。
相変わらず堅実な「ハイジ」と
安定感が出てきた「青い鳥」、
さらに今回「ケンジントン公園のピーター・パン」が
意外に検討してくれたのが大きい。

さて、二月は“売れない月”である。
でも後には年度末/年度始めの三月&四月が控えているし、
予定通りいけば二月中に「ジャングル・ブック」を
店頭に並ばせることができそうである。
「ジャングル・ブック」はきっと
大きな援軍になってくれるだろう。

そのあとには「セカンド・ジャングル・ブック」や
「プログレ100選」も検討中だから、
春になってもなかなか忙しいのである。

本当に、目の前のことを
地道に一歩一歩だなぁ。

体調不良からちょっと復活

とにかく世の中の悲惨な事件のショックが
グサグサと心に刺さりまくって
体調すら乱れてしまうのが
倒れてから7年経った今のワタシである。
あれこれイメージが湧き出てきて
抑えられなくなってしまうのだ。

それでも少しずつ自分を立て直さなければならない。
カラダとココロを休めつつ
前にも言ったように、毎日の自分の生活を
一歩一歩前に進めていくのである。

今日は少し復活した。
まだフラフラするけれど
昨日のような頭痛や吐き気は無い。

今日は変則で実家へ行く日である。
通常は火曜日なのだが、今週は月曜日なのだ。
実家へ行くのはストレスだけど
外を歩くのは気晴らしになるだろう。

天気も良いことだし、
のんびり出かけてくるとしよう。

2015年2月1日日曜日

怖い夢 三つ

●一つ目
電車に揺られている。
まわりにいるのは顔の知らない“同僚たち”で、
とにかくわたしは逃げ出したいと思っている。
抜け出して、ほっとできたら、休暇の電話を入れよう。

でも誰かに面と向かって休みますとか帰りますとか

言うことはできない。
外見上はどうみても元気なのだから。
それにワタシだって、
どうしてここにいられないのか、いたくないのか
自分でも説明できないのだから。

(バスに乗り換えるから、そのタイミングだな)


そう思うと、もうそこはバスターミナルである。

でもデパートの中だ。
ターミナルにデパートが隣接しているのではなく、
デパートの陳列物の間を
神業のようにバスが通り抜けていく。
今も衣料品売り場の、ハンガーとハンガーの間を
バスが通り抜けていき
奥の試着室の方へと消えていった。

そんなごちゃごちゃした衣類にまぎれて

ワタシはどうにか脱出し、トイレに逃げ込む。
でもトイレの壁はビニールが吊ってあるだけだから
ちょっと脇からのぞかれると発見されてしまうのだ。

(これからどうしよう……)


そわそわしながら、そう思っているワタシ。


●二つ目

「バサッ」
テーブルから辞書を落としたような音で目がさめる。
ベッドから下を見ると辞書らしい分厚い本が落ちている。

(あれが落ちたのか……。どこから……?)


もう一度ベッドに横になる。真上に透けた天井が見える。

そこに天井を透かして辞書が見える。

(あっちの辞書が落ちたのか、あの天井へ。でもどこから……?)


●三つ目

畳の部屋に布団を敷いて横になっている。
うつ伏せになって、顔を左に向けてうとうとしている。

突然布団の下から、赤ん坊の右手が現れる。

まるで畳という海から、
ワタシの布団に上がってこようとしているみたいだ。
震えるほど驚く。

「ありえない……。こんなことありえない……。」


右手はワタシの左手の指をつかむ。

すると左手も現れる。
左手もわたしの左手の指をつかむ。
赤ん坊の指は柔らかく優しく、ワタシは少し安心する。
そしてあたまが現れる。

でもそれは赤ん坊の形をしているけれど

墨で塗りつぶしたように真っ黒だ。
これは赤ん坊ではない…。
わたしは叫び声を上げる。

…………そこで目が覚めた。


わたしはうつぶせで寝ていて、

叫び声をあげようともがいていた。

これだけ体調も回復し、仕事もできるようになったが、

今でも精神的には不安定な毎日を
ワタシは送っているのである。
今日の夢はそのささやかな例に過ぎない。

でもとにかく一歩一歩前に進むのである。


2015年1月31日土曜日

「ジャングル・ブック」第二話は大活劇!

「ジャングル・ブック」第一話は復讐劇第一部であった。
そして時が遡る第二話は大活劇である。
目はドライアイでつらいけれど、訳す手が止まらない。

サルの大群にさらわれたモーグリを助けに、

クマのバルー、黒ヒョウのバギーラ、
そして助っ人のニシキヘビ、カーの三匹が、
王宮の廃墟跡というサルの敵地に、
命がけで乗り込むのだ。

夜、雲が月を隠すタイミングを狙って

先に着いたバギーラが単身敵の中に飛び込む。
しかし多勢に無勢、バギーラがピンチにおちいる。
その時穴ぐらに突き落とされたモーグリが
精一杯に声で加勢する
そこに足の遅いバルーがかけつける。

それでも劣勢は変わらず、バギーラが絶望の叫び声をあげる。

そこに、別の方から回り込んでいたカーが一気に飛び込む。

まさに手に汗握る大バトルである。


結局モーグリの物語は、

ある意味一匹狼たちが愛情と友情に結ばれて
互いを助け合う物語である。
そして、そこには仁義を守れば加勢してもらえるという、
任侠的世界が繰り広げられるのだ。

“ジャングルの掟”とは、まさに仁義そのものであり、
サルの群れは、仁義にもとる/仁義を知らない一家なのだ。
そこをうまく児童文学的なオブラートで包んでいるのである。
上手いなぁ。

ということで、楽しみながらも一応着々と進んでいる

翻訳第11弾であった。

2015年1月29日木曜日

かつて「ジャングル・ブック」には完訳版があった!

Amazonで検索してもストレートには出てこなかった。
ほかで情報収集していたら見つかったのだ。
「ジャングル・ブック」唯一の完訳本が。

“完訳版”をうたった本もある。

でもこれは詐欺みたいなものである。
だって「モウグリの出てくる短篇を集めて完訳したもの」なのだ。
それは完訳とは言わないのである。

ということで現在手に入る完訳本はこれしかないのだ。

1974年発行の「学研世界名作シリーズ」
「ジャングル・ブック」&「ジャングル・ブック<続>」
という二冊だ。もちろん廃刊である。
中古でも数千円の値が付いている、
今となっては貴重本だ。



知ってみて驚いたのだが、

このシリーズは当時のワタシのお気に入りで、
「あしながおじさん」や「赤毛のアン」は
このシリーズで読んだのである。
縁を感じるなぁ。

ということでKindle販売一ヶ月分近い出費をして、

この二冊をゲットすることにした。
  
より良い邦訳作品にするためにはいたしかたない。
誰もが入手できる41年ぶりの完訳本として
恥ずかしくないものを出すぞ。

こういうことが、大きなやりがいになるのだよな。