2012年11月15日木曜日

紅葉の高尾山に行って来たのだ

昨日はnyakoと高尾山へ行って来た
紅葉を愛でるのとケーブルカーに乗るのと
運動不足解消と森林浴が目的である

「高尾山口」駅に着くと
さすがに気温は下がり紅葉が進んでいるのがわかる
いきなり駅前のイチョウの木の
鮮やかな黄色に目が奪われる


Design Festaの疲れがまだ残っているのか
わたしは少し自律神経失調気味で
この寒さにカラダが対応し切れていない感じはあったけど
歩けばカラダも動き出すだろうとケーブルカーに向う


ケーブルカーの駅前の紅葉がまた見事であった
が…ケーブルカーに並ぶ人の数もまた見事であった…
30分から40分待ちと駅員さんの声が響く

そのくらいの待ち時間なら
ケーブルカーの終点まで歩いて登れるぞとも思ったのだが
でもこのケーブルカーが凄かったのだった
待っても乗る価値があった…絶対あった…ワタシ的には


乗っている時間は6分ほどで
ケーブルカーだからほぼ直線という単調なコースである
ところが…終点近くのラストの勾配がハンパじゃなかったのだ


写真でおわかりいただけるであろうか
ジェットコースターのスタート地点に向って
逆走しているかのように
線路の先が急勾配で迫り上がっているのを…

その角度は31度18分
スタート時点では車両内が若干山側に傾いていたのだが
なんとこの急勾配地点では谷側に傾くのである
だからどこかに掴まっていないといけないのだ
いきなりガツンとやられたぜ高尾山
って言うかケーブルカー!

登り切ったところでちょっとお腹が空いたなぁと言ったら
すかさず目ざとくnyakoが「天狗ドッグ」を発見してくれた
これがまたビッグ&ジューシーなソーセージで超満足 
いつものように大騒ぎしながら食べる
nyakoもいつものように嬉しそうに見ていてくれる

ケーブルカーに天狗ドッグ…
もう連続攻撃にわたしはメロメロである
高尾山好きかも…まだ一歩も“登山”してないのに…


というわけでかなりテンションも上がり
いざ歩け歩け開始である…と思ったが
その前に近くの展望台から絶景を楽しむ
遠くには都心のビル群が浮かび
その端にはなんとスカイツリーが見えた…なんかラッキー!


橋好きなわたしは
頂上へ続くいくつかの登山コースの中から
吊り橋を渡るコースを選ぶ
メインのコースはほぼ舗装されているから登り易いんだけど
山登り感を味わうには散策コースの方が良い


とは言っても基本的には登り易いのが高尾山である
中高年の登山客がやたら多いのもうなずける
30分程度歩いたらもう頂上に着いてしまった


そして頂上もまた超混雑していたのだった… 
ここはお年寄りの原宿「巣鴨」か…みたいな
さらには遠足らしき若者&保育園児の集団まで入り乱れ
およそ山頂とは思えない光景にびっくりだ


ここでお昼ご飯
nyakoがおにぎりを用意してくれて
さらに山頂のお店でおでんも調達してきてくれた
おにぎりは好物のキノコがいっぱい
歩いても思ったほどカラダが温まらなかったから
おでんも超ウレシイ
そしてあれこれと甲斐甲斐しく動いてくれるnyakoが
またまた超カワイイ


あまりの人混みで長居する雰囲気でもなかったし
山頂を吹き抜ける風は結構冷たかったので
お昼を食べ終わったら
カラダが冷える前に早々と下山することにする

ここでもいくつかのコースから
比較的山道らしい山道を味わえるものを選ぶ
メインコースを外れるとウソのように人が少なくなるから
そういう意味でも山登り気分を味わえて良かった

nyakoは体脂肪の燃焼のためだと言って
大きく手足を動かすのだが
その動きがちょっとぎこちなくて
可笑しくて仕方なかった
たぶんずっと二人で話しながら笑いながら
山道を下っていた気がする 

下りのケーブルカー待ちの列が延々と続いていたのを見て
ケーブルカーは断念して下まで歩くことにしたので
ふもと近くの「琵琶滝」に寄ることもできた


突然空気の湿り気が増し水音が響いて
そこだけが別世界のような
ちょっと神秘的な雰囲気をしばし味わう

そして再び駅にまで戻って来て
楽しい秋の高尾山登山は終ったのであった

良く歩いて良く笑って
良い景色とnyakoのニコニコ笑顔を味わった
楽しい一日であったなぁ