北海道、道南を巡ってきたのだ。
いつも通りの
ニコニコ笑顔の、歩け歩けな旅だったが、
お天気にも恵まれて、良い景色を満喫し、
美味しいものものもたくさん食べ、
温泉にもつかって、
充実した四日間を過ごすことができた。
●一日目(函館)
「五稜郭タワー」の展望台が独特な形状で
足元まで視界が広っていて、
その見晴らしの良さに感動。
美しい景色を十分に味わえた。
続いて再び市街電車で、「立待岬」へ。
最寄り駅からの上り坂がなかなか辛かったけれど、
見晴らしが素晴らしい。
再び市街電車で戻ってきて、「元町」エリア散策。
カトリック元町教会、
函館正ヨハネ教会、
函館ハリストス正教会と
歩いているだけで楽しい。
海まで見下ろせる、有名な「八幡坂」。
目で見た感じが写真では再現できないなぁ。
そのまま歩いてレンガ倉庫が並ぶ「ベイエリア」へ。
ここにもラッピ(ラッキーピエロ)が!
ソフトクリームを食べて、夜景で有名な「函館山」へ向かう。
お天気は上々、観客も多数。
山頂だし、ちょっと風もあったから、少し寒かったけれど、
日没を待つこと一時間半。
夕暮れの街から見事な夜景まで堪能することができた。
夕食は「うに むらかみ」にて。
わたしはうには苦手なので海鮮丼でした。
●二日目(洞爺湖〜札幌)
朝食は「きくよ食堂」で海鮮。
夜から連続の海鮮だけど、
北海道へ来たんだから、やっぱり海鮮を堪能しなきゃ。
美味しいんだしね。
この日は貸切タクシーで移動。
最初に「大沼公園」に立ち寄る予定だったのが、
お天気が良いこともあって急遽
「きじひき高原パノラマ展望台」へ。
これが大正解!
雄大で神秘的な景色が広がっていた。
大沼公園も全体が見渡せたので、
立ち寄るのはパスして「洞爺湖」へ。
ロープウェイで洞爺湖展望台へ上り、
洞爺湖と昭和新山を望む。
さらに歩いて有珠火口原展望台へ。
ロープェイを降りたら、
もう一箇所、「サイロ展望台」へも立ち寄った。
こちらは眼前に洞爺湖が広がっていて
山頂からの眺めとはまた違った魅力があった。
お昼は洞爺湖畔の「yucana」で。
タクシーで札幌まで連れて行ってもらって、
札幌市内を歩く。
「時計台」と「テレビ塔」を回って、
夜の「大通公園」へ。
この時期、大通公園は
「さっぽろオータムフェスト2019」の真っ最中で、
信じられないくらいたくさんの食べ物屋さんが出店していた。
その規模の大きさと、
きちんと統制の取れた運営と、
マナー良く楽しむ人々の様子が
とても印象的だった。
ゴミ箱は一つも置かれていなくて、
ゴミはすべて回収という方式で、
見事に美しい会場が保たれているのだ。
わたしはここで夕食のラーメンを食べた。
●三日目(小樽〜定山渓温泉)
ちょっとお腹が疲れたので、
朝食は札幌駅構内の「ありんこ」でおにぎり。
そして電車に揺られて「小樽」へ。
旅行中唯一雨模様の日だったけれど、
逆に、かつての寒く厳しい港の風景が、
どことなく感じられて、
それもまた趣があったように思う。
と言いながら、情緒に浸っている間もなく、
六花亭、北菓楼、ルタオなどに立ち寄って、
スイーツを食べ歩く。
小樽から札幌へ戻って、
送迎バスに乗り込み定山渓温泉へ。
お宿は「ぬくもりの宿 ふる川」。
部屋も、ロビーも、お風呂も、食事も実に贅沢で、
その上趣味を極めたようなコーナーや建物があって、
とても個性的なお宿なのが楽しかった。
お宿のすぐ近くの公園一帯で、
「定山渓ネイチャールミナリエ」なるイベントを開催中で、
食後の散歩がてら行ってみたのだが、
これがなかなか見事なものだったのだ。
特にプロジェクションマッピングが見事で、
小規模ながら、かなり本格的な幻想空間が生まれていたのだ。
かなり得した気分になった。
●四日目(札幌)
定山渓温泉で朝食を済ませ、
朝の近隣散策をする。
うっすらと紅葉している山々が美しい。
お宿をあとにして、三度「札幌」へ。
この日はロープウェイで「もいわ山」へ。
「さっぽろオータムフェスト2019」の時に足を伸ばせば、
ここからの夜景も見られたのだが、
残念ながらあの時はもうワタシがバテバテだったのだ。
昼間の光景がなかなか素晴らしかっただけに、
今思うと残念だったなぁ。
この日の昼食は「赤星」でラーメン。
そこから一気に新千歳空港へダッシュし、
飛行で帰路についた。
実は、行きの飛行機で気圧の変化に苦しみ、
降りる時には、耳が痛くなるほどで、
その後何時間も、耳が遠いのが治らなかったのだ。
そこで帰りは、耳栓を買って備えたのだが、
おかげで耳は痛くならなかった。
でも、耳が遠いのを瞬時に直したのは、
鼻をつまんで初挑戦した〝耳抜き〟の成功によってであった。
ああ、良かった〜。
ということで、充実した四日間、
良く歩き、良く眺め、良く食べ、
良くおしゃべりし、良く笑った、
とても素敵な旅だったね、
な〜こ、ありがとうね〜!