昨日はアシスタントの林田アナウンサーが
最後の出演となる回だったこともあり、
感慨深く見ていたのだ。
ところが、訪問先が天草・島原。
つまり潜伏キリシタンで有名な場所。
そして、その歴史を語る前振りとして、
潜伏キリシタンを題材にした
マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」の中の、
残虐拷問シーンが一瞬だけ映ったのだ。
歴史としてそういうことはあっただろうと、とか、
でもこれは作り物(映画)じゃないか、とか、
あれは見事な演技じゃないかとか、
客観的に、突き放して、見ようとは思うのだが、
もうダメであった。
残虐シーンが頭から離れない。
気持ちが不安定になる。
からだの調子が狂い始める。
いつものように楽しそうにしているタモリも、
最後の旅で感極まっている林田ちゃんも、
もう、穏やかな気持ちで見ていられない。
ダウンしてからこっち、
こういう残虐シーンはめっきりダメになったなぁ。
気持ちは落ち込むし、体調も乱れる。
「沈黙」の残虐シーンが半端ないことは知っていたから
トレイラーなども見るのは避けていたんだけど、
昨日は不意をつかれてしまった…。
今日もまだ回復し切れていない感じだなぁ。
もちろん「沈黙」の作品としての良し悪しとは
関係ないのである。