2022年9月13日火曜日

歯医者で昭和的老害おじさんを目の当たりにしたのだ!

昨日の歯医者での話。
60歳代後半ぐらいだと思うのだが、
(つまりワタシより上だと思うのだが)
絵に描いたような、
昭和的老害のおじさん(おじいさん)に
いきなり遭遇したのだ。

わたしが待合室で診察待ちをしてる時に
あとから入ってきたのだが、
いきなり受付の女性に

「さっき電話で話した□□ちゃん?」
 あ、違うのね、わたし○○だから。
 あなたは? △△ちゃんね」


と言ったのだ。
初対面で「ちゃん」づけである。

そして、

「□□ちゃんに言っておいて。
 電話をつないだままお客さんを待たせちゃダメ。
 ああいう時はいったん切るんだよ。
 ほかの人がかけてくるかもしれないからね。
 来ていきなりそんなこと言われたら、嫌かもしれないけど」


と言ったのだ。
そりゃ嫌である。
見事に昭和なノリだ。
同席しているだけでも、
その馴れ馴れしさにムシズが走るくらいだった。

おそらく会社の管理職経験者。
中小企業の現役の社長さんとかかもしれない。

「社会経験豊かな人間として、
 少しぐらい嫌がられても
 若い子たちを社員教育してやる感」


がすごかったな。
でもここはあなたとは何の関係もない歯医者。
受付の人はあなたの部下でも、
若い新入社員でもないのだ。

すると今度は、

「厳しいことを言うだけなじゃない、
 実は意外な一面を持っているいい人アピール」


を始めて、
趣味で作った何かを、受付の人に見せていた。
そういう場じゃないだろ、ここは。

気の毒にと思いながら見ていたが、
きちんとやさしく対応していた受付の人の方が
よっぽど立派な大人であった。

会社の中の地位や立場を
会社の外でも引きずらずにはいられない、
そんな哀しくも迷惑な人なんだろうな。

ああはなりなくないものである。