2011年11月25日金曜日

年賀状作りの時期なのだ

ケータイでセットした目覚ましが鳴る
朝の7時である…とわかる
枕の下で鳴り続けるケータイを取り出して
なんとか音を止める…が…起き上がれない

どこが痛いわけでもないし
気持ちが悪いとかいうわけでもない
ちょっと熱っぽいかなとは思ったが
やっぱりノボセの類で
測ったら平熱なのは間違いない

でもカラダが重くて動く気がしない
いつもはエイッとばかりに掛け布団をはねのけ
ベッドから降りて
目覚ましのために雨戸を開けまくる

でも今日はそれができない
このまま不調だと言って寝ていたい…
と布団の中で悶々としながら
それでも不屈の精神で…起きた
時計を見ると7時10分

10分間の戦いであったか…
しかし起きればなんとか動ける
再び寝ることを目指して
やるべき朝の仕事をこなす

そしてやっと自分の時間になって
心置きなく休めると思って
メールを打ってブログを更新したら
CGが気になり始めて
手直し版を作り始めて…
気がついたらもう昼であった

こうやって疲労は回復されないまま
蓄積していくんだなぁ…いかんなぁ
でもメールもブログもCGも
義務感でやっているんじゃなくて楽しいのだ
これがまたマズいなぁ…いやマズくはないんだが…
ほどほどができないっていうのがマズいんだよなぁ
  
さてそれはともかく
この週末は年賀状を作らねばならぬ
これまた例年わたしの担当なのだ

先日「プリントゴッコ」の販売中止のニュースが流れていた
なんでもあの簡易印刷器の印刷レベルの高さはスゴくて
あれを使って作品を作っている作家も少なくないらしい

「プリントゴッコ」を使っていた当時も
年賀状印刷はわたしの担当だったので覚えているが
確かに年々印刷精度が高くなっていって驚いたものだった
パソコンと違って
実際にインクで“刷る” 感覚も
なかなかいいものであった
  
ことしは「プリントゴッコ」的に
シンプルなものにしてみようかな

そう言えば前回は
“退職報告”を兼ねた年賀状だったなぁ
カミングアウトに抵抗はなかった
  
しかし退職なんて遥か昔のことみたいである
それだけ“違う場所”に今いるってことかもしれない
体調は相変わらずであるけれども
  

2011年11月21日月曜日

「祈り」赤い鳥

  
赤い鳥は1969年に結成、「竹田の子守唄」(第3回ヤマハ・ライトミュージック・コンテスト、フォーク部門1位)や「翼を下さい」(今は合唱曲としても有名)などのヒットを飛ばしたことで有名なバンドだ。

後に「紙風船」と「ハイファイセット」に分裂するほどに、メンバー 全員がボーカルを取れる力量と音楽性を持っていたが、逆に言えばフォーク指向の後藤・平山と都会的ポップス指向の山元夫妻・大川という異質な要素が、常にぶつかり合って分裂の危機にあったと言われる。

赤い鳥のサウンドは、そんな中で生まれた、フォークソングの枠に収まり切らない独特で幅の広いものだった。

そして第8作目(スタジオライヴ含む)となる本作「祈り」(1973)では、前作「美しい星」からメンバーとなっていた大村憲司(ギター)、村上“ポンタ”秀一(ドラムス)が引き続き全面参加し、二人がさらにロック的要素を持ち込んだことで、シングルヒット作のフォーキーなイメージとは異なるが、赤い鳥の持つ魅力が一つの頂点に達したトー タルアルバムとなった。

 後藤悦治郎(ボーカル、ギター)
 平山泰代(ボーカル、ピアノ)
 山本潤子(ボーカル、ギター)※旧姓:新居潤子
 山本俊彦(ボーカル、ギター)
 大川茂(ボーカル、ベース)
 大村憲司(リード・ギター)
 村上“ポンタ”秀一(ドラムス)

大村&村上は「美しい星」では他のメンバーと一緒にジャケットに写っていたが、このアルバムでは発売の2ヶ月前に脱退していたため、ジャケット写真には写っていない。

しかしボーカル曲の11曲中、大村が8曲を作曲するなど、アルバムへの貢献度と影響力はとても大きい。全体的にエレキギターが多用され、それが見事に赤い鳥サウンドに溶け込んでいるのも特徴だ。村上のドラムスもタイトで正確なリズムで、全体のサウンドを引き締める。  

不思議なインストゥルメンタル「無の世界〜誕生」でアルバムは幕を開け、続く「めざめ」で山本潤子がその美しいボーカルを聴かせる。まるでピンク・フロイドの「狂気」の「生命の息吹き」のようだ。

その後、曲は様々なタイプのものが続く。神秘的なもの、コミカルなもの、ハードなもの。そしてスキャット、語りなどを含みながら、どの曲も美しく力強いボー カル(後藤、平山、山元潤子)がストレートなメロディーを歌い、メンバーによる分厚いハーモニーがそこに力強さと迫力と音の複雑さを加える。

「マリブー」(歌:後藤)のロック的ダイナミズム、「虹を歌おう」(歌:山元潤子)の心にしみる伸びやかな声、「星」(歌:平山)に漂う情念、そして大村&村 上二人だけによる即興的インストゥルメンタル「大地の怒り」のアナーキーさ。「石」では最初から最後までコーラスワークで歌い切る。そして最後はなんと大胆にも全員のアカペラによるヘンデル作曲の「メサイア」コーラスで終る。この多彩さ、そして濃さ。

良く聴けば歌声のピッチがちょっと危ない部分などもあるが、これだけ多彩なボーカル&ハーモニーを聴かせ、ポップでありながらそれを邪魔せずにハードな世界も溶け込ませたこのアルバムは、奇跡的なバランスの上に作られた作品だと言える。赤い鳥のスゴさを実感できるアルバムだ。


女性二人の特徴も良く出ていて、声楽を学び情感を込める“努力の人”的な平山と、自然な発声が最高の癒しをもたらしてくれる“才能の人” 的な山元の違いがよくわかる。

前作「美しい星」ではメインボーカルと言ってもいいくらい山元が歌っていたが、その不世出な素晴らしい歌声を承知の上で、本アルバムの白眉は後藤の歌う「マリブー」と平山の歌う「星」であろうと思う。

大村のギター・カッティングがロックな疾走感を生み、そこに赤い鳥コーラスが厚みを増して行く「マリブー」は前半(A面)の山場。さらに冒頭から大村のギターが歌いまくるいるロックバラード「星」の情念あふれる美しさ。終盤で聞かれるブルガリアンボイス風スキャットも耳に残る。

そしてアルバム全体のメインボーカルがリーダーである後藤である(語りを含め5曲でリードボーカルを取っている)点も、本アルバムの特徴だ。「美しい星」が女性的であるとしたら、「祈り」は男性的なアルバム、あるいは全員参加・全力投入的なアルバムなのである。

二人の女性リードボーカリストを擁しながら、敢えて後藤・大村が全体をまとめたことで、非常に奥の深い作品ができあがったのだろう。現在はボックスセットでしか手に入らない(廃盤)のが実に惜しい傑作。

プログレの様式に縛られないで聴くと、そのプログレッシヴさがわかってくる作品だ。

「合格率90%の証明写真」屋さん

近くの写真屋に
小6くんの中学受験用証明写真を撮りに行ってきた
テレビや雑誌で何度も取り上げられている
「合格率90%の証明写真」で有名な
名物おばちゃんのいる写真屋さんである

「ちょっと自転車で出かけてて、今戻って来たとこなのよ〜。もうホントに寒い寒い。」

大騒ぎして撮影室に入ってきたのが
そのおばちゃんであった

まぁよくしゃべる
特に本人に対してしゃべりまくる
でもしゃべりながら的確に微調整している
服装・姿勢・表情を徐々にまとめていく
そして何枚も撮る
子どもは次第にリラックスしながら
撮られることに集中していく
  
メディアに出るくらいだから
やっぱり扱いが上手いし
写真以外の心構えや意気込みなど
いろいろな話も交えて語りかける
でも押し付けがましさもないし
「〜じゃダメ」みたいなマイナスなことは言わない
この方はもと助産婦さんだったのだとか
出産の時にもこうやって
ずっと話しかけて
励まし続けていたんだろうなぁ

そして撮り終わってからわたしに

「お父さんね、人生は縁と運とタイミング。もうこのお子さんの合格する学校は決まってるの。あとは絶対受かるぞ〜っていう意気込みで臨むだけなのよ。」

決まり文句らしいが
直接おばちゃんからそう言われると
こちらの肝もすわる感じがする

いやぁそれはそれとして
わたしもっと話がしたかったなぁと思ったのだ
それがまたあのおばちゃんの魅力なんだろうけど
お話ししたい雰囲気を持った方なのだ

まぁわたしがおばちゃん好きだっていうのも
あるのかもしれないけども
 
ちなみにこの“おばちゃん”とは
年齢とは関係ない
ちょっとおせっかいでおしゃべり好きな
明るい女性というという“タイプ”のことである

2011年11月19日土曜日

特別支援校の「学芸会」に思う

自閉くんは高校一年生
今日は彼が通う特別支援校の「学芸会」だ
彼の出番は10:25〜10:50だから
洗濯干して洗いモノして
昨晩準備したビデオの確認をして出発

実は下の子の授業参観もあるんだけど
時間的にバッティングしているので今回はパス
雨の中2校をギリギリの時間でハシゴする気力もないし

そして特別支援校に到着
間もなく出し物の劇が始まる
内容は宝探しをしに
3つの苦難を乗り越えるというものだけど
そこにマット運動やポンポンダンスや
複数生徒による暗唱が入るという構成

最後に見つけた宝は「いのち」というもので
この高一という仲間の絆(出た〜!)を深め
いのちを大切に毎日を生きて行こう
と締めくくられた

オリジナルな内容なんだろうけど
「仲間」「絆」「命」といった
学校が好きそうな言葉が並ぶ

でも思ったのだ
彼らはそれがどんな意味なのかも
あまりわかっていないだろう
でも目の前の役割に一生懸命取り組んでいるのだ
それでいいじゃないかと
その一途さが心に響くのである

そしてもう一つまったく別のことも思った
障害の種類や程度によっては
「命」はとても大きな意味を持つ

例えばダウン症の場合
近年その寿命が延びてきてはいるが
平均的な寿命に比べればまだまだ短い
つまり親より先に天寿を全うすることは
十分あり得ることなのだ
「命を大切にしよう!」っていう
学校の活動で使いやすい当たり障りのない言葉
取りあえず正しいけれど
そこで思考停止してしまう言葉が
ここでは実は重い言葉だったりするのである

わが自閉くんだって
知的に障害はあっても
身体的に命に関わるような課題を抱えているわけではないけれど
平均寿命は短いと言われる
それは本人に周りの状況がわからないことが多いから
事故に遭う確率が高いからだとか

そんなことを思うとやっぱり
これからどう生きてどう死んでいくのかを考えた時
下の子とはまた違った思いを抱くのである

う〜ん…最終的には
それぞれの自立した生活を
遠くから見守るってことが目標なのは
上の子も下の子も変わりないんだけどねぇ

2011年11月17日木曜日

楽天の「行動ターゲティングサービス」が嫌だ

以前ここでも
「楽天」で見た商品が
他のまったく関係ないサイトを見ているときも
広告として追いかけてくるという話をしたことがある

それが「行動ターゲティングサービス」と呼ばれる
「来訪者の興味・関心にあわせて広告を配信する広告手法」
だということを今日知ったのだ

特にウインドウの中に商品写真が並ぶものは
「楽天モーションウィジェット」と呼ばれ
簡単にブログに貼付けることができる

そうするともうブログ管理者は何もせずとも
訪問者の楽天での閲覧記録に基づいた商品がピックアップされ
ブログに訪問者が訪れるたびに
勝手に広告として表示されることになるのだ

わたしはそれを知って
管理画面で速攻で設定を「無効」にした
これでもう「広告」に追いかけられることもないだろう


だいたいこの追いかけてまで買え買え言われているような
商品ウインドウ自体が非常にわずらわしかったし
無礼だとすら思っていた

理屈では関心があったものを表示すれば
購入してくれる確立が上がるということなのだろうが
わたしの場合は超マイナス効果であった
すでに購入したものや見てみたら面白くなかったものなどが
しつこく表示されたりするのに腹が立ったし
お気に入りのものであっても
追いかけてまで売ろうとするかのような感じがして
その商品やお店に対するイメージまで悪くなってしまうのだ
商品やお店にはなんの落ち度もないのに…

それに自由に買物がしたいのに
常に見張られていて行動をチェックされ
勝手にデータベース化されているような
イヤ〜な感じがしていたのである

宣言してもいい
よっぽど何かの必要に迫られている場合でなければ
ブログを訪問した際に
この「楽天モーションウィジェット」が出てきたら
わたしは二度とそのブログには行かないであろう

ブログにお使いになる方はそのあたりの
「生活を暴かれるようなイヤな感じ」がする
わたしのような人間がいることを
知っておいてもらいたいと思う

使用しているブラウザのCookieの設定が「オン」になっていれば
自動的に設定が「有効」になってしまい

「当広告の無効化をご希望される方は、お手数ですが以下の手順に従い無効化してください。」「行動ターゲティング」ページより)

と設定解除をユーザー側でやらなければならないのも
またその解除画面を見つけづらいのも
不親切というか無礼であろうと思う
なんか「楽天」嫌いになっちゃうかも
  

2011年11月12日土曜日

「デザイン・フェスタ」偵察完了

今日と明日の二日間開催されている
「デザイン・フェスタ vol.34」に行って来た
思えば幕張の展示場は何度も行っているが
東京ビッグサイトに行くのは初めてかな

余裕のある空間なのに予想以上に人であふれていた

「デザイン・フェスタ」は
西ホール全館を使った巨大イベントであったが
それ以外にも催し物があったので
駅からの人の流れもかなり多かったのが印象的だった

展示会に出向くのも久しぶりだなぁ

さぁいよいよ「デザイン・フェスタ」偵察開始である
面白いモノを見つけるというよりも
自分が出展する上でのヒントやノウハウを得るのが目的だ

いきなり聴こえてきたのが椎名林檎の曲だった…パフォーマンスのBGMだった

午後2時を回ったあたりだったが
混雑ぶりはすさまじい
奥のエレベーターに密集具合を見ていただきたい
手前はショーステージである

よほど端の場所でなければブース内に照明はいらない明るさだ

広大な会場はテーマごとにいくつかのエリアに分かれている
「イラスト・絵画・グラフィック」エリアを目指すが
何とも言えない熱気にあふれていてクラクラする…

立地やお隣さんの雰囲気などでブースの雰囲気は変わるのだ

角地だとこういうオープンな雰囲気が作れる
例えばこのお店の場合なら
壁面パネルはL字型で23,940円
奥の長テーブル1,8mで3,360円
手前の小テーブル0.9mで2,100円
カードラックは自前だろうから
〆て29,400円の追加なりって感じだろうか
やっぱモノ入りねぇ〜

Mサイズ(約2畳分)の使用料が36,750円だから
このお店だと6万を超えてしまうわけだ
でも作品展示には壁面は絶対必要だな

白い壁面にモノクロームな細密画が映えていた
 
壁面パネルで三方を囲ってしまうと
周りから切り離された自分だけの空間が作れる
でもこのコの字型は33,810円もするのだ
 
ただし遠くから中の様子が見づらいから
目立ちにくいというデメリットもある
プラスでもありマイナスでもあり…
空間作りの点では悩ましいところだ

幻想画的なものへの関心は高そうであった(うふふ)

壁面への作品展示の仕方も一考を要する
こうしてポスター的に直張りする方がインパクトはあるし
展示点数も増やすことができる

物販物を立てて展示したりビニル袋に入れたりと参考になることが多かった

こちらはかなり賑わっていたブース
アニメの背景画のようなタッチの幻想世界を描いている
ちょっと深海誠風な作風かな
ポストカードが飛ぶように売れていた
1枚あたりの値段がA4サイズ400円・ポストカード150円だった

さてさて値段をどうするかも難問である
それはシリアルナンバーを入れることで「一点物の作品」と見るか
大量複製された「印刷物」と見るかという
捉え方や売り方の違いでもある

このブースでは「印刷物」として売っている感じである
A4サイズ400円はマイッタなぁ

 4Fから見下ろした1F入口周辺

一応「デザイン・フェスタ」の雰囲気はわかった
イメージを作っていくヒントや材料は手に入れられたと思う

まず基本のセッティングだけど
クルマが使えないので備品類は持ち込めないから
背面パネル14,070円&長テーブル3,360円&イス630円を追加して
ブース使用料込みで〆て54,810円…あたりかな
L字パネルならトータル64,580円ナリだ

さらにポストカードやA4サイズ印刷を
かなりの数用意するようだし
ビニル袋やカード立てなどの小物も必要だから
出費はまだかさむことになるだろう

まぁあまりどれくらい儲けるだのどれだけ回収するだのと
お金の面にこだわりたくはない
基本的に「宣伝活動」だと思ってもよい
あるいは「楽しめればいいのだ」って割り切ってもよい

ただ経費にあまりに無頓着っていうのもナンだしね
実際ある程度賑わってくれないと楽しさも味わえないし

作品の価格に関しては
ART-MeterやPIXTAへのアクセス増加や
直販への希望者増加を目指すのなら
「印刷物」価格は止めた方がいいだろうな

「デザイン・フェスタ」特別価格ということで
1枚あたりポストカード200円・A4サイズで2,000円
額入りは壁面展示だけにして
A3サイズが8,000円・A1サイズが2万円
画集は1,500円
というあたりでどうであろうか…

入場で1,000円(前売り800円)払って
足を運んできてくれているんだし
年齢層は若者中心って感じだから
「個展」のような売り方は無理だろう

おぉ…なんかイメージできてきたじゃないですか

でもまだまだ時間はあるから
空間デザインも含めてこれからも考えていこう
なによりブースの場所が決まらないと
最終的なイメージも固められないしね

あまり調子は良くなかったこともあって
帰ってきたらグッタリ
でもあの人混みを楽しめそうな感覚や
人を集めてやるぜっていう意欲が湧いてきたのは
われながら嬉しいことであった

本日の偵察無事完了〜
「デザイン・フェスタ」は
フリマと学園祭の合体イベントであったというのが
本日の印象である

2011年11月3日木曜日

寒暖差アレルギー

ここのところずぅ〜っと
鼻がつまったような感じだったのだ
苦しいほどじゃないけど
しゃべるとちょっと鼻声になっている

そして時々鼻水が出る
それはちょうど春の花粉症の時のように… 
だからブタクサなんかの
秋の花粉症かと思っていた
でも目が痒くなったりはしないのだ
そこはスギ花粉症の症状とは違っていた

そうしたら昨日のニュースで
“寒暖差アレルギー”という症状の人が
今多くなっていると報道されていて
「もしかして、これじゃん?」って思ったのだ

正式には“血管運動性鼻炎”と言い
寒暖の差による刺激で急激に血管が収縮することで
毛細血管が詰まり鼻の粘膜が腫れ
鼻水やくしゃみが出る鼻炎症状になるというものだそうな
  
鼻粘膜のセンサーとそれに対応する自律神経回路が
過敏に反応することで症状が出るらしい

そもそもが自律神経失調気味なところに
こんな9月中旬〜11月下旬を行ったり来たりするような
“ジグザグ天気”(そうニュースで言っていた)ならば
寒暖差アレルギーになっても全然おかしくない
非常に納得してしまったのだった

アレルギー反応も自律神経失調も
基本は疲れ過ぎない・寝不足をしない・ストレスをためないが
何よりの予防策なわけだから
まずは良く寝ることかなぁ

対処療法的にはマスクやアロマオイルが有効らしい
マスクは実行しやすいので
今日から外出時は“マスクマン”になろうかな

2011年11月2日水曜日

デザイン・フェスタvol.35に出展するぞ!

「デザイン・フェスタ
(INTERNATIONAL ART EVENT DESIGN・FESTA)」 
というイベントがある

1994年以来この11月で34回を数える歴史あるもので
オリジナル作品であれば審査なしで参加でき
作品発表・販売を行なうことができる

これはこの11月に行なわれるvol.34の紹介画面だ

わたし的なイメージとしては
同人誌即売会にコミケやコミティア(COMITIA)があるが
そのアート表現版といった感じかな
ジャンルが多岐に渡り
ライブパフォーマンスやグルメコーナーまであるのも特徴で
より“文化祭・学園祭”のノリに近いんじゃないだろうか

vol.35は2012年5月12(土)〜13(日)に
東京ビッグサイトで開催されるのだが
わたしこれに参加することにしたのである
11月1日から参加申込開始だったので
さっそくWeb申込をし入金も済ませた
37,800円なり〜

ブースは1.8m×1.8mという畳2畳分のMサイズ
仕切りテープが貼ってあるだけという場所なので
作品展示用パネルやイス・テーブルも
後から別途お願いすることになるだろうから
もう少し出費は増えそうである

壁面には額入絵画を展示し
テーブルには「画集」とポストカードを並べる予定だ
9月の「個展」のミニ・ヴァージョンって感じでしょうか

やっぱり先に何かしら目標があると
それに向けてがんばるっていう気持ちになれる
  
実は腕時計教室で
たまたま講師の人に絵を見てもらった時
「デザイン・フェスタ」への参加を勧められていたのだ
それはうれしい情報提供であるとともに
自信を与えてくれた一言でもあった

「デザイン・フェスタ」という場で
わたしの作品がどう見られるのかっていうのも楽しみだけど
またイベントがやって来るっていうのも
かなり楽しみである
  
やっぱイベント好きなんだな…わたしって

そしてまた思うのだ
サークルとかグループに属していないから
自分が動き出さないと何も始まらない
 
でも動き出すにはエネルギーが必要で
こうやって登録できたこと自体が
画期的なことなのである
そのエネルギーもなかったからなぁ

これも温泉効果かもしれないな…とか

箱根紅葉見頃直前温泉旅行

一泊でも日常を離れて温泉で疲れを癒すとなると
比較的近場だけど別世界に浸れる箱根は
貴重な場所である

宿にはもう日が落ちてから着いた
でも温泉街の夜の風景を眺めることができた
翌日も夕食まで現地にいたので
今回の旅では
山の深い闇と力強い星の光と
家の光のぬくもりを感じることができたのが特徴かな

お宿のお部屋は
ちゃんと“玄関”があって和室・洋室・風呂・トイレと
入口が分かれているという
なかなか落ち着く作りだった
遅く着いたので
お部屋もお風呂も味わい切れなかったのが残念

翌日はケーブルカーからロープウェーへ
やっぱりここの全行程30分近い時間
所々ジェットコースターのような急勾配の山の上を
延々揺られていくという規模はスゴい
ゴンドラも一分置きに次々とやってくるんだから
  
  
そして中間地点の大涌谷で途中下車
火山ガスの白煙が昇り硫黄の臭いが鼻をつく
でもススキがきれいだったのだ


そして富士山が目の前に広がる
冠雪はみられなかったけど
やっぱりこの雄大さと均整のとれた姿は
ある種異様な美しさである


芦ノ湖では遊覧船(海賊船)に乗って観光スポットを一周
湖上から眺めると湖面の青との対比のせいなのか
山々の色づき加減がちょっと増したような感じがする
今週末くらいが見頃だろうなぁ
でも人出もこんなものじゃ済まないだろう


前日の晩が和洋折衷懐石料理で朝はバイキング大盛り
もうお腹はずっと満腹状態
でも美味しいカレーのある湖畔のカフェを
あらかじめ見つけてもらっていたので
エビカレーをたいらげる
意外に量も多くなく某有名店の味にも大満足


日が傾き始めるとまた
空の美しさがどんどん変化していく


圧巻は帰りに再び乗ったロープウェイからの眺めであった
ちょうど日没時を狙ったのが大正解


幻想的な夕日の強烈なオレンジ
霞がかった墨絵のような富士山と
その周辺の薄桃色の空
それらを空中から堪能である

夕食は強羅で
古くからの洋館を改装した
趣きのあるお店に入る


おしゃべりをしながらゆっくり食事
ボリューム満点が売りみたいなお店じゃなくて
和懐石の見た目の美しさと味で勝負っていう料理が
動き回って疲れたカラダにちょうどいい感じだった

それでも家に戻ったのは10時半
なんと近いことか
体調の不安はどこかへ吹っ飛んで
楽しく過ごせた一泊の小旅行であった

やっぱりにゃ〜こと行く旅は楽しい
そしてとても気持ちが解放されるのである
今回もそれを実感したのだった