2012年3月24日土曜日

「カーネーション」に号泣

コシノ三姉妹の母小篠綾子の生涯をモデルにした
NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」も
残すところ来週1週間
大詰めである

最終週は主人公小原糸子が
その長く波乱に富んだ生涯に終止符を打つところが山場
その一つ前の今週は
老いと戦いつつデザイナーとして頑張る糸子が
病院で看護士や患者にモデルになってもらって
ファッションショーを開く話である
そしてその山場が今日土曜日のショーであった

末期ガン患者の吉沢加奈子(小林優子)が
ショーに参加することで“奇跡”を見せるというお話は
文字にしてしまうとベタなお涙頂戴話になってしまうが
そこは糸子(夏木マリ)と加奈子の演技力と
脚本(渡辺あや)の素晴らしさとで
一気にドラマチックさを増した

特に昨日の
加奈子がショーに参加することになった場面での
加奈子と糸子のやり取りは
長ゼリフ&長回しの濃密なカット

いやぁセリフがない時から
加奈子…っていうか小林優子という女優さんは
全然知らなかったんだけど
なんか佇まいがとてもいいなぁと思っていたのだ
ところがセリフをしゃべったら
もっとよかった…泣けた
そして今日のショー当日
テレビの前で居住まいをただして見ていたら
もう途中から涙がこみ上げてきて
あれ〜どうしよう〜!と思ってもどうにもならず
最後は嗚咽しながら滂沱の涙…
そんなになるとは思っていなかったので
思わず立ち上がってウロウロするほど
狼狽してしまったわたし…

ドラマを見てここまで泣いたのは超久しぶりである

いやぁマイッタなぁ


お陰で鼻炎薬が一時効かなくなってしまったよ…