2012年4月3日火曜日

2012春 南房総の旅(前半)

少しでも春を感じたいと思い
今年の春の旅行は南房総を選んだのであった
でも日程がうまく取れず
結局都内でも桜が開花するかという
3月末になっちゃったのだが
花だけでなく色々と変化に富んだ
とても面白い一泊二日の小旅行となった

まず行きの3/31は嵐となった
台風並の雨風で京葉線・総武線・内房線が
軒並み影響を受けたのだ
運転見合わせや徐行が続き
君津駅では1時間半以上停車した車内で過ごした

横殴りの雨風に加え架線にビニールが引っかかったんだそうな…
結局8:45待ち合わせで電車に乗り
館山に付いたのがなんと夕方の5時である

でもこの嵐が過ぎる瞬間の風景が超ドラマチックだったのだ
走り去る重苦しい雲の向こうから青空が広がる大パノラマを
車窓から眺めることが出来たのだ

モノクロームな光と影のコントラストが美しい!

なんと言うかSF映画かパニック映画で
ミニチュアを使った天変地異の一場面のようである
予定した行動は何もできなかった初日だったけど
もうこの景色だけで満足!っていうくらいスゴい景色だったなぁ

館山駅からはバスに乗って
到着したのは「安房自然村」という山間の温泉地である
敷地なんと10万坪という山の中だが
目の前が漁村で海にも近い
敷地内の山から海を見渡せるのだ
そして目印は茅葺きの古民家「名主の館」である
お宿はここに隣接している
古民家は宴会場(食事処)になっている

このお宿がまた違った意味でスゴかった
まるで民宿か合宿所って感じなのだ
トイレ・洗面所は共同である
幸い泊まった部屋は隣に部屋のない場所だったが
部屋と部屋が並んでいるところは音丸聞こえの
板一枚で仕切られた作りである

なんと四畳半に満たない一部屋のスペース!

テレビはブラウン管でお茶セットもなく押し入れもない
そして窓はサッシにカーテンだから朝は眩しいのだ

でもお風呂は良かったのである
施設的には脱衣所がちょっとなぁ〜という感じだったが
まぁ時代劇に出てくる古い温泉だと思えば
風情があったとも言えるな

そして肝心の温泉はなかなか良かったのだ
珍しくわたしは夜だけでなく朝も入りに行ったくらいである

この場所には部屋から建物の中を通っても行けるのだが
外から回り込むこともできる
するとこんな怪しい回廊を抜けて辿り着くのだ
これもなかなか良かった

炭坑か防空壕後のような雰囲気は夜だと怪しさが増すのである

ということで初日はただ宿に辿り着いただけだったが
それにしてはけっこう貴重な光景に出会ったのだった

こうして初日は終った
ありがたいことに二日目は朝から晴天だった
朝食を終えて部屋で少しダラダラしていたら
な・な・なんと部屋の窓のすぐ外で
宿の人が焚き火(火燃し)を始めたのだ!
にゃ〜こと二人してもうビックリである
そして煙が部屋にも入って来たのだ…あり得ない…
まるでいぶり出されるかのように
宿を後にしたのであった

そしてハード&ドラマチックな二日目が始まったのだ…