2012年4月7日土曜日

自主断薬から2ヶ月

2月アタマに断薬を開始し
早いもので2ヶ月が過ぎたのである
有り難いことに体調は安定している
  
ここ数日は朝起きるのがちょっと辛いが
だからと言って起きられないわけではない
思えば最初の1ヶ月くらいは
体調面でも情緒面でも
ちょっと不安定であった
断薬への自信もまだ持てなかったし
もちろん急に思い立って
断然断薬した反動が大きかったと思うけど
ちょうど子どもの中学受験があったりして
気持ち的にも落ち着かなかったり
生活のリズムも狂いがちだったから
そんな諸々なことが重なったんだと思う

受験も終わり
上の子の学校も始まり
下の子の学校が来週火曜から始まる
穏やかな生活のリズムも
また戻ってくるだろうと思う

断薬して感じたのは
体調面で服薬の効果が実際はもうなかったんだ
ということが実感できたこと
そして驚いたのは
気持ちが急き立てられるような感じがなくなって
随分と落ち着いた感じがすることである

特に去年はこの“急き立てられる感じ”が強くて
色々なことに手を出して
成功したものもあれば挫折したものもあるという
激しく動いた一年だったように思う
でもそういう衝動的なものが断薬後は薄れたのだ

不安定になったり落ち込んだりしないための
ある種の恒常的な興奮状態が
薬によって作り出されていたのかもしれないなぁ

もちろんそれは良い面もあって
急き立てられることで
色々新しい世界が開けたことは確かだ
手作り時計やベースや画集や個展などは
その勢いに乗っかってできたことだと思う

5月にはまだ“急き立てられていた”頃に決めた
デザイン・フェスタが予定されているが
その後はもう少しゆったりじっくりと
前に進んで行きたいと思う

止めてみて初めて
薬の影響がわかった感じだなぁ

ART-Meterでまた絵が売れたのだ(Femme IV - red -)