2017年8月27日日曜日

二泊三日、鹿児島&指宿の旅

今年の夏旅に行ってきた。
鹿児島&指宿へ二泊三日で行ってきたのだ。
2010年の別府温泉&湯布院以来の九州上陸、
〝ワタシ的国内最南端〟への旅である。
      
【一日目 鹿児島&桜島】
飛行機に乗ってすでに興奮しつつ
「鹿児島空港」へ到着し、バスで「鹿児島中央駅」へ。
駅前の大通りを渡る方法がわからず
2人でオロオロしていたら、
自転車に乗りかけた地元の若い女性が
わざわざ声をかけてくれて、
横断歩道の場所を教えてもらったのだった。
もういきなり〝鹿児島の人の第一印象〟100点満点である。
  
初日のお昼は「豚とろ」で「豚とろラーメン」。
味は濃いのだが、クドさが後に残らない感じで、美味しい!
  
  
続いて「桜島」に上陸。
真っ青な空に白い雲。最高の天気。暑い!
フェリーに乗って興奮、桜島が迫ってきて大興奮!
島の全景がくっきり見え、力強い夏の雲が真上に浮かび、
その影が島に射しているという絶景。
  
  
 桜島港へ到着してから歩け歩け開始。
まず「溶岩なぎさ公園・足湯」まで歩く。すでに汗だく。
  

そのまま「溶岩なぎさ遊歩道」をひたすら歩く。
名前通り、海岸沿いに見事に黒くゴツゴツした溶岩が続く。
美しい夏の海を背景に、まるで焼け跡のような荒々しさだ。


  
しかし、こんな真夏の炎天下を歩いている人はいない。
移動は基本的に車なのだ。
  
  
延々と歩いて、目的地の 「烏島展望所」に到着。
小高い場所から対岸の鹿児島の街が見える。


  
その後、さらに歩いて「桜島港」まで戻る。
あまりの暑さに、「A・COOP桜島」で休憩。
そしてフェリーで「鹿児島港」へ。

もう力尽きかけていたので、
タクシーで初日の宿泊場所「城山観光ホテル」に到着。
このホテルが城山の上に建つ大きなホテルで、
部屋から桜島が一望できたのだ。素晴らしい!
桜島も昼間とは違う表情を見せてくれた。

  
夕食は宿では取らず、「天文館」まで出かけた。
「黒豚料理 あぢもり」に飛び込みで入って、しゃぶしゃぶだ。
もう下を向くのがつらいほど、お腹いっぱい食べた。
なんという贅沢!
良く歩き、良く食べた一日であった。
    
   
【二日目 指宿&知林ヶ島】
鹿児島市内から指宿へ電車で移動。
二人ともペーパードライバーなので車は使えないから、
逆に電車を楽しむことにして、「指宿のたまて箱」の乗る。

ツートンカラーの車両、木をふんだんに使った車内など、

観光向け特別仕様感満載である。
  
  
一時間ほどで「指宿駅」に到着。
電動自転車のレンタサイクル「いぶりん」で、
一路「知林ヶ島」へ。
無人島なのだが、干潮時に〝砂の道〟が出現して
歩いて渡れるという、幻想的な島なのだ。
  
〝電動自転車〟初体験なワタシは、すでに興奮状態。
今日も素晴らしい天気。日差しが熱い、痛い!


   
目の前に「知林ヶ島」が見えると、
まだ〝砂州出現予測時間〟前ながら、
すでに細い道「ちりりんロード」が島まで繋がってた。
  
  
夢中になって写真を撮るワタシ。
ちなみに帽子は「アミュプラザ鹿児島」で
急遽買ってもらったもの。
炎天下だったから助かったのだが、
帽子としても超お気に入り。
そして砂の道はどんどん広がってゆく。
  
   
島に到着したところで、
係員の方から「渡島証明書」(100円)をもらい、
簡単な説明をしてもらってから、
急階段を一気に登って「南展望台」にたどり着く。
  
せっかくなので
二人で〝チリンズベル〟を鳴らしてみたところ、
いきなり夕立が降ってきた。
何かが空に届いたのかな?
そして一瞬にして青空が戻る。
  
「南展望台」からの眺めはまさに絶景。
登った甲斐があったなぁ。
   
   
すでにかなり疲労困憊になりながら、
砂州を渡り、自転車に乗り「指宿駅」まで戻る。
途中で、地元の女子高校生二人組が、
「いぶりん」に乗っているワタシたちに
「こんにちは!」と挨拶してくれてびっくり!
〝指宿の人の印象〟も100点満点である。

それからタクシーを使って

二日目のお宿「いぶすき秀水館」へ。
すると、値段以上の豪華なお部屋が待っていたのだ。
何とありがたい! ここでも超興奮である!
  
部屋に感激しつつ、
一息ついただけで「砂楽」で砂蒸し体験。
熱い砂に埋れて汗をかくという、砂の蒸し風呂だ。



お宿に帰って、夕食。

「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に
料理部門で33年間連続1位というお宿である。
美味しかったなぁ。
 
   
【三日目 長崎鼻&たまて箱温泉&仙厳園】
お宿を朝早く後にして、
バスで薩摩半島最南端の「長崎鼻」へ。
〝浦島太郎伝説〟発祥の地と言われ、竜宮神社もある。
岩棚もかなり先まで行ける(実際に二人で行ってみた)。
右手に見える「開聞岳」がとても美しい。
  
  
続いてバスで「たまて箱温泉」へ。
一方は目の前に「竹山」、他方は遠くに「開聞岳」を臨む、
雄大な景色を堪能できる露天風呂だ。
肝心の露天風呂は当然写真撮影不可なのだが、
竹山や湯畑など、
周辺の景色も素晴らしかった。とにかく暑かったけど。
  
   
「指宿駅」まで戻って、
再び「指宿のたまて箱」で「鹿児島中央駅」へ帰る。
いよいよ最後の訪問地、「仙厳園」へ。
島津家藩主の別邸で、広大な敷地に雄大な景色が広がる庭園だ。
   
   
最後に「天文館むじゃき」の「白熊」を食べに行く。
と言っても、ワタシはお腹が空いたので、
「鉄板焼きナポリタン」にした。
「白熊」はミニサイズでも大きかった。
一口もらったら、かき氷のフワフワさが絶妙!


  
二泊三日の旅行もいよいよ終わり。
帰りの飛行機は「空弁」。
「黒さつま鶏弁当」と「ますみつ黒豚弁当」。
弁当は買ってみたものの、
疲労困憊で食欲もない……かと思いきや、
二人して弁当完食である。



というわけで、今年の夏旅が終わった。

  
三日間、〝夏休み〟を絵に描いたような晴天。
青空、入道雲、暑い日差し、セミの声、波音。
  
そんな中、
遊歩道や、砂浜や、急階段や、岩棚や、商店街を
ワタシの万歩計上で
初日22,670歩、二日目17,631歩、三日目20,920歩も
歩き続けて刻み込んだ、
貴重な夏の思い出が出来上がった。

鹿児島ならではの雄大な景色を体験し、

お宿の外でも中でも美味しい料理を堪能し、
ずっとおしゃべりし、笑い合いながら歩き回った三日間。
とっても楽しかった〜!
   
いろいろ計画してくれて、あれこれ気を遣ってくれて、
な〜こ、ありがとう!
命の洗濯ができたぜ!