これまた
原文では改行が極端に少ない作品なので、
短いわりに手こずったのである。
もちろん改行位置は原文のままだから、
今の感覚からすると
ちょっと読みづらいかもしれないが、
原文の改行位置を変えないとか、
章立てや章タイトルを変えないとかいうのは、
『望林堂完訳文庫』としてのこだわりだからね。
訳書によっては、展開に合わせて
いくつかのパートに分けているものもある。
でも原文は、最初から最後まで
一気に読ませるものなのだ。
だから、そこも原文通りである。
8月中に出版したいなぁ。
シンプルだけれど、
やっぱりインパクトのある作品である。
挿絵も40点近くいれますし、
問題のルーベンスの絵も
フルカラー版を載せる予定だ。