2022年5月5日木曜日

久しぶりの学校の悪夢

自分が担当する授業が詰まっている月曜日。
わたしはすでに学校にいるのだが、
とにかくいたたまれなくて
逃げ出したい一心で、
どこかの特別教室に隠れている。

出勤はしているのだが、
職員室へ行ったかどうかは分からない。
気づくと、どうにも辛い気持ちで
今は無人のこの部屋に
身を潜めていたのだ。

また授業に穴を空けてしまったという
悔恨の情に激しくかられながら、
それでも、
とにかく逃げ出したい、
誰にも見咎められずに、
校舎の外に出たい、と思う。

そういえば、
職場復帰してから、まだ何も聞いていないので、
職員室の席も、休暇届け用紙の置き場も、
何一つ分からないなぁ。

この特別教室の
作業台のような大きな机に、
わたしのバッグと上着が置いてある。

少しでも早くここから逃げ出したいと思う一方で、
今はここしか安心できる場所はない、とも思う。
コソコソしないではいられないのに、
コソコソしている自分も嫌でたまらない。

かつて実際に味わったこの辛い気持ち。
懐かしいと突き放して見られないほどの
あまりに生々しい追い詰められ感。
まさか、またこんな夢を見るとは。