病休に入る前くらいから晴れた日が嫌になっていた。
それまでは逆に、ギラギラのうだるような夏の陽射しをうけながら、
Tシャツやタンクトップでいるのが大好きだったのに。
でも今は晴れた日は、
「さぁ、いい天気だ!アクティブに行こうぜ!」
って、動くことを当然のように急かされてるようで
今は居心地が悪い。
思うように動けない自己嫌悪を刺激される。
子供のころ母親が
「土曜の夜に雨が静かに降っていて、
お布団の中で、あぁ、明日はみんなお休みだし、
雨でお洗濯干さなくてもいいから寝坊できるって
雨音を聞きながら思ってるのが幸せだね〜」
って言っていた。
雨にはそんな安心感を抱く。
そうか、当時母もひどく疲れていたのかもしれないな。
それでも最近晴れの日もいいなと思えるようになってきたかな。
それはきっと、季節が秋になって、
陽射しが柔らかくなったからかもしれない。
こうしている間にも、季節が変わっていくんだなぁ。
あっ、また少し自己嫌悪。