3週間に1度のカイロプラクティック。
今日は珍しく空いていたのでちょっと話ができた。
「調子はどう?」
「右肩の痛みが取れなくて。」
「(触診しつつ)最近お酒飲んでないよね?」
「大分前から止めてます。」
「でも腫れてるなぁ(たぶん肝臓のことか)。」
「カラダの疲れが抜けないですね。
特に首の周りの苦しさが取れないです。」
「う~ん、それはね、心の底に恐怖があるだよね。
(胸の中央を押しながら)ここ痛いでしょ。
今からね、何でもいい、嫌なことを思い浮かべてみて。
浮かんだら『はい』って言って下さいね。」
「(何となく嫌な気分を思い出して)...…はい。」
「ほら、痛くなくなったでしょ、ここ。」
「ホントだ。」
意識下にあった“恐怖”を、
ちょっと吸い取ってもらったかのようだった。
「その気持ちがあると、カラダに力が入らなくなっちゃう。
でも、ここ(首筋)に力が入っちゃうんですよ。
これは自分ではなかなか取れないんだよね。」
「筋トレとかは効果ないですかね?」
「あなたも僕もそうなんだけど、
あ、ごめんね、一緒にしちゃって。
子供の頃からスポーツで汗を流して
ストレス発散してきたタイプじゃないんですよ。
だから突然運動するとカラダがびっくりしてしまうんです。
運動してストレス発散しようというのは
カラダには良くないですよ。
そうじゃなくて、散歩をしてきれいな景色を見るとか、
素敵な絵を見たり、凄いCDに出会ったりすることで
喜びがあって、すぅっとストレスが発散されるタイプですよ。
カラダのことはまかせて、
そうした体験をいっぱいした方がいいよ。」
「今のお話、すごく良くわかります。そうですよね。
実は今ウクレレやっているんですよ。」
「いいじゃない、とっても。奥が深い楽器だよね~。」
5分程度の会話。
でもなんて密度の濃い会話だろう。
3週間に1度、
わたしはカラダとココロに力をもらっている。