2009年7月1日水曜日

ウクレレで「Tears in Heaven」

ギターを習ってた時、やっぱり基本はまだまだギターの技術的な練習が中心だったから、一曲全部というよりは、その一部を練習することが多かった。アメリカのバンドカンサスのヒット曲「Dust in the Wind」のイントロや「北の国から」のテーマミュージックなどをアルペジオの練習に使ったり。サイモン&ガーファンクルとかもね。

でもそんな中で、この曲は一曲弾けるようになりたいなぁと思ったのがこの「ティアーズ・イン・ヘヴン(Tears in Heaven)」であった。エリック・クラプトンの名曲である。泣ける歌だ。詩も、メロディーも、作られたいきさつも。


Would you know my name if I saw you in heaven?
Would it be the same if I saw you in heaven?
I must be strong and carry on
'cause I know I don't belong here in heave

もし天国で君に会ったら、君は僕の名前がわかるかな?
もし天国で君に会ったら、何も変わってはいないかな?
僕は気を強くもって、がんばっていかなければならない
だって実際は天国にいるわけじゃないから


この曲は、クラプトンの当時4歳半だった息子のコナーへ向けた切ない思いを歌ったものだ。コナーは1991年にアパートの53階にある自宅へと、母親と階段を駆け上がっていて、たまたま開いていた踊り場の窓から転落し、亡くなる。

クラプトンは悲嘆のあまり自宅に引きこもった。しかし1992年、この曲を作ることで悲しみを乗り越えて復活する。天国の息子へ語りかけながら、自分をも奮い立たせようとする思いが心に染みる曲だ。

ウクレレを弾き始めて、音域の狭いウクレレでも結構色々な曲が弾けることがわかってきた。さらにYouTubeでウクレレで「Tears in Heaven」を弾いている映像も目にしていて、「Tears in Heaven」が弾けるようになりたいなぁと、ずっと思っていたのだ。

そこでふと思い立って、誰か作ってくれていないかなとネットで探してみたら、ありました、「gawasimanの音楽日記」さんに。いや~もう感激。手書きのものだったので、さっそく「Guitar Pro 5」で譜面の“清書”をして練習をしている。

この曲が弾けることがまずうれしい。弾きこなせるようになれたらもちろん最高だけどね。