2009年12月6日日曜日

新しい曲「NOHiLi E(ノヒリエ)」

ウクレレ教室での新しい曲「NOHiLi E(ノヒリエ)」が、とても良いのだ。静かなリズム、美しいメロディー、ゆったりと開放感に満ちた世界が広がる感じ。

曲が気に入ると歌詞が気になる。そこでハワイアンサイト「HUAPALA」で見つけた、ハワイ語の英語訳から、歌詞の内容を調べてみた。

Nohili E(ノヒリエ)Muriel Amalu作

霧が立ちこめ、ぼんやりしたような気持ちがやってくる
モキハナの愛を求めて
(この感覚)は今まで知らなかったもの
今始まりつつあるこの愛

   ノヒリ
   吠える浜辺の砂
   心に響く
   陽気な曲

なんと華やいでいるんだろう
パハパハ(海藻)が生い茂るポリハレの浜は
そこでは海の水しぶきは
二つの霧が崖を這い上るかのように飛び跳ねる

いつでも美しい水
それはわたしの肌をぞくぞくさせる
この名高い水
それは青草の茂った山々からやってくるのだ 

A misty, foggy feeling comes to me
For the love of the mokihana
(This feeling) is unfamiliar to me
This love that is happening

    Nohili,
    The barking Sands
    A merry tune
    For the heart

How festive is Polihale
With the lushness of pahapaha (seaweed)
Where the sea spray seems to leap
Like two mists that creep upon the cliffs

Always beautiful
Water that makes my skin tingle
This famous water
That comes from the lush mountains

ハワイの島々で最も古いカウアイ島の美しい情景を唄った曲。

モキハナはハワイを象徴する植物。カウアイ島にノヒリ岬とポリハレビーチがあり、ポリハレビーチは、バーキング・サンズビーチとも呼ばれる。

昔は砂浜から聞こえてくる音を、静寂を破られたことに抗議する亡霊によるものだと考えられていたらしい。

神話では、主人のノヒリが漁から帰ってこないことを心配した3匹の犬が、吠える(bark)声とされているという。

という背景はともかく、歌詞にどことなくエロティックな感じが漂うのもハワイアン風。この曲はメロディーを弾くんじゃなくて歌いたい曲だな〜。