自閉くん用に“開発”し
自分でもお気に入りになってしまった
横並びダブルフェイス・ウォッチであるが
昨日のインフルエンザ予防接種時にも活躍したのである
病院というのはとにかく待ち時間が長いものだ
昨日は予約制ではなかったが
午後という比較的空いている時間帯で
受付2番という好位置につけながら
結局トータルで2時間かかってしまった
注射はほんの一瞬で終るのに…
受付順なので早い番を取りたくて
受付時間前に到着
そこから受付開始を待って
受付後に診察開始を待って
開始後は順番が来るのを待って
診察が終わったら別室に移動して待って
やっと予防接種が終わり
最後に会計の順番待ちである
その間自閉くんは
何もしないでじっと待ち続けているのだ
何もしないでじっと待ち続けているのだ
普通の子ならDSを持って行くとか
本やマンガを持って行くとか
時間をつぶす手段を考えることもできる
でも彼はDVDやインターネットなら時間をつぶせるが
そもそも医者では携帯も禁止なくらいだから
例えiPadを持っていても(持ってないけど)無理な話である
ところがやっぱり視覚刺激は大きいのだ
ダブルフェイス・ウォッチで
「お部屋(診察室)に入るのはこの時間(かな?)」
とか示しておくと
それをチェックしながら待つことができる
ある程度の予定が視覚的に提示され
それを確認することで落ち着くんだろうと思う
「お部屋入るの9時30分(右)だよ〜(たぶん)」みたいな感じ
偉いのは予定時間が変更になっても
怒ったりパニックになったりしないこと
設定時間になっても動きがなくて
さらに針を動かして新しい目標時を設定すると
さらに針を動かして新しい目標時を設定すると
それはそれで予定が修正されたものとして
彼的には落ち着くらしい
このダブルフェイス・ウォッチは
バス写真の終了時間自己チェック用だったのだが
バス写真の終了時間自己チェック用だったのだが
実はあらゆるところで利用可能なのかもしれない
特に「待つ」ことに有効なのは意外な発見だったなぁ
ただ腕にはつけようとしないのだ
たぶん腕につけるのはバス写真を撮る時に
わたしから離れて自由に動き回る時って
彼の中では決まっているのかもしれない
そういうこだわりもなかなかオモシロいのである
そういうこだわりもなかなかオモシロいのである