2011年10月26日水曜日

病院で「紅葉の季節になりましたから…」

今日の診察は順番も診察時間も
“特急”であった
いつもは“各停”な感じなのに
と思って窓口を見たら先生のお一人が休診で
普段は4人体制が今日は3人体制だったのだった

ということでジェロ先生と雑談する雰囲気もなく
アップダウンながら安定しつつあることと
今のウクレレ教室を退会して
新しい場所に移るか検討中という話をしただけだった

だってジェロ先生超忙しそうで
モンさんはもう安定しているから
診療に時間をかけなくても大丈夫だろうって感じだったし…
そこが予約制でカウンセリング主体のクリニックとは
決定的に違うところだけど
ある意味潔くて今の自分には良いのだ

病院はやっぱり疲れる場所だから
早く終るに越したことはないし
ジェロ先生のその対応から
自分は安定しているんだなって逆にわかるしね

かつては体調がわりと安定していても
仕事のことや今後のことで
どう社会へ復帰するかっていう問題が残っていたのだ
でも好きに自分のやりたい事をやって
それが展覧会であったり画集であったりと
かたちになり始めた時点で
ジェロ先生は社会復帰のことを言わなくなった

すでに自分なりに考え判断し行動し
自分なりのやり方で
社会復帰しつつあるんだと思ってくれたようなのだ
それはとてもありがたいことである

帰りに窓口でカルテを受け取る際に
担当の女性の方から

「紅葉のきれいな季節になりましたから、
また絵をたくさん描いて下さいね。」

と言われた
いつも事務的な感じで終る受付の方から
そんな言葉をいただけるなんて予想もしていなかったので
ドギマギしてしまった
でもとてもうれしかったのである

今日の診療はジェロ先生のあっさりモードを
受付の方が補ってくれたって感じで
セットで1回分だな