2011年10月7日金曜日

「ビル・ブラッフォード自叙伝ブログ」閉鎖

9月5日という「個展」開始当日の慌ただしさの頂点に届いて
一ヶ月近く見落としたままになっていたメールを昨日発見した
英文だったのでスパムメールだろうと思っていたのと
Gmailのメルアド宛だったのも気づくのが遅くなった原因であった

それはこういうものであった

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Dear Mr Takamo,

I write to you from the UK on behalf of Bill Bruford and his publisher Jawbone Press. Your site at http://brufordautobio.seesaa.net/ is illegally reproducing material from the book 'Bill Bruford: The Autobiography'. The copyright in this work is owned by Bill Bruford and permission has neither been sought nor granted. You are therefore in breach of copyright and the site must be removed immediately or further action will be taken.

Please acknowledge this email.

The Webmaster,

Bill Bruford Productions.
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ビル・ブラッフォードと
出版社ジョーボーン・プレスの代行として
ビル・ブラッフォード・プロダクションのサイト管理者から
「私訳版ビルブラッフォード自叙伝」ブログが
著作権を侵害しているので
すぐに閉鎖するようにという警告メールが届いたのである

「さもなくば、さらなる手段に訴えます」という
最後の文言がちょっとドキドキしちゃうが
まぁ型通りの警告文である

それよりBill Broford関係者の目に留まったことが
なんとなくうれしいかも…みたいな感じ

もとより著作権違反は覚悟の上で
どこかから何かを言われたら
即刻止めようと思っていたブログだったから
メールに気づいた昨日即閉鎖した

ただし…
読んでくれるかどうかわからないけれど
先方には

「大変申し訳なかった。しかし残念ながら日本では翻訳本が出ていない。本の中身が素晴らしいので、それをビル・ブラッフォード・ファン、多くのドラマー、1970年代からのプログレファンに知ってもらいたかった。サイトは閉鎖した。ぜひ日本語版が出版されることを期待している。」

という主旨のメールを返しておいた

もちろん本来ならば日本の出版社から
積極的に邦訳企画を持ちかけるべき話であると思うが
少なくともそういう話は耳にしないので
敢えて書いたのだった

でもこの段階でチェックが入ったっていうことは
もしかして邦訳は進んでいて
近々出版できる段階まできているのかもしれないな

もしそうであれば
出版までの“つなぎ”として
多少なりとも書籍の面白さを伝えられたんじゃないかと
秘かに喜ぶこともできる
明らかに違法なので
おおっぴらに喜ぶことは差し控えたいけどね

果たして出版はされるのか?
されるとしたらそれはどんな訳になっているのか?
楽しみである