朝のお仕事だけどうにかこなして再び横になったら
カラダもココロも重く沈んで
昼になった今もまだ元気が出ない
考えられるのは気圧の変化か…
そう言えば昨日実家へ行ったのだが
あまりに身体がダルくて
本当に洗濯物を干すだけで帰ってきてしまったのだ
布団の中で思う
こういう不調はなかなか人には理解してもらえないだろうな
文字にしてしまえば要するにダルいということだから…
「だらしない」とか「大人げない」だとか「サボり」とか
「根性が無い」とか「ダメ人間」だとかと
即イコールにされてしまうだろう
でもこの感覚はどうしようもないのだ
ご迷惑をおかけするのであれば誠に申し訳ないが
それでも放っておいて欲しい…
というか今は何もできないしご期待にもそえないし
話もしたくないし人にそばにいて欲しくない
ただとにかく構わないで一人にしておいて欲しいのである
夢を見た
花柄のビキニを着た女性が座っている
頭にはつばの大きな帽子をかぶっていて顔が影になっている
1960年代のピンナップ写真か
その頃の世相風俗を撮った古い映像みたいな感じだ
でもその女性は実際にそこにいて
こちらを見ながら微笑んでいる…ような気がするのだ
わたしは恐る恐る近づいていく
知っている人ではないようだが…誰なんだろう?
一歩一歩その人に近づきながら
次第に恐怖が増してくる
だってどんどん近づいているのに
顔を覆う黒い影はちっとも晴れないのだから…
1m近くまで来ても彼女の顔は真っ黒なままであった
つまりそれが彼女の顔なのだ
引き返そうと思う…これは危険だとカラダが知らせている
でもその底なしの暗闇から目をそらすことができない
あぁ…引込まれていく…飲み込まれてしまう…
そして目が覚めた
そのままベッドからウクレレ教室お休みの連絡を入れた
よく「電話ぐらいしろ」などと言うが
その電話をすることすら
こういう時の自分には一大事なのである
今日の気力はそれで使い果たしたのであった