2013年2月7日木曜日

運動部が嫌いなわけ

中学時代は陸上部に所属していた
団体種目はどうも苦手で
誰にも迷惑をかけずに
努力の結果が良くも悪くも自分一人に返ってくる
個人種目が好きだった

顧問の先生は穏やかな人だったし
仲間も良いヤツばっかりだったけど
それでも1年生の時に先輩からシメられたことがある
今思えば暴力的なことでもなくカワイイものであったが
その“場”の作り方がヤクザの事務所風で
ショックは相当大きかった
そして自分の中で運動部嫌いは加速した

そもそも運動部に入ることもかなり勇気が要ったのだ
それは運動部は恐いというイメージがあったからだ
特に先輩との絶対服従関係が嫌だった
もちろん先輩や先人を敬うという関係に触れるのは
社会に出た時にもとても大事だとは思う
でもそれも程度問題である

運動部の雰囲気にそういう恐さがなければ
その後も色々な運動部に参加したかもしれないと思う
全くの初心者なのに
屈託なくサッカー部で頑張っている中一くんを見ていると
とても羨ましいのである

かつて新規採用教員の研修で
他教科の教員と一緒になった時のこと

教員採用試験受験の時期は人それぞれであるから
新規に教員になるのは同じ年齢の人ばかりではないのだが
そんな中で体育科の教員の
“先輩”に対する気遣いの凄さにびっくりしたのだ
教員としては同じ立場だし
もう学生ではなく社会人であるはずなのに
絶対服従な感じが色濃く残っていたのである

そんな体育科の教員が
大学時代のまさに君主と奴隷のような関係を
「こんなことまでさせられた」と
楽しそうに話すのを聞くのも嫌だった
それ自慢なのか?
それを“乗り越えた”自分を「スゲェだろ?」と言いたいのか?

先輩になれば威張れるし無理も通るし
その関係は社会人になった後も一生続くというのは
どう考えても理不尽にしか思えなかった
OB会やOG会が強大な権力を持っているっていうのも
そういうことの延長なんだろうと思う 
普通なら金は出しても口出すなだろうに

こうした事柄はすべて軍隊をイメージさせる
上官や先輩への絶対服従と理不尽な日常的暴力
そしてそれが“生死を共にした特別な結びつき”にすり替えられ
上官に殴られたことを懐かしむ戦友たち
冗談じゃない…
それで自殺した人だって大勢いたというのに

だからいまだに運動は好きだけど“運動部”は嫌いだし
個人的には信頼できる教員もいたけれど
“体育科”の持つ雰囲気は好きになれない
“体育教官室” の治外法権的威圧感には怒りすら感じる

あ…もう関係ないんだけどね